10か月の間の話。ラスボス?その4 | Il est temps!

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唐揚げみたいなカラッと人生!

はたまたあんかけみたいなドロドロ人生?

昨日はパスポートを申請しに行ってきた!

田舎町なので近場は出張所みたいなとこ。

今やオンラインでも申請できるようになったのよ。

田舎こそこれだよね!目がハート

と思い、さっそくこれでいこうとしたんですが、

もう、高齢者向きじゃないね。ネガティブ

難しすぎるし、いちいちきまりごとがめんどくさい、いちいち「却下されることがあります」的なこと書いてあっておどされる。

もうね、急ぐ人程、手書きの申請の方が多分速い。オンラインやめやめ。

それで写真は、スピード写真でちゃらっと終わる予定が(オンライン申請だとスマホで自撮りも可能です。)なんやら、これはーちょっとー驚きとかいろいろ言われて。

眼鏡の曇りが気になるだのなんだの、

なんか言われるかも、とか

え?誰に?

つまり外国の出入国でなんか言われるだろうと。

え、別にいいです、自分なのは間違いないし、と

(早く帰りたくて)これでいいとそのままやってもらった。



爆笑

要するに、眼鏡がふいてなかったので汚くて曇ってるんだな。

ぼんやりしてるのわかる?

黒目がしっかり見えてないからダメらしい。

これでもダメなんだと、普通は。

ま、これでいいです、止められたらそのとき。

それにしてもスピード写真、美肌がなんちゃらとか目線はここへとか親切なのはいいけど、大事なことちゃんと指示してくれよと思った。

『眼鏡はふいてきれいにしてください』とか。




さて

話、続きです。



父親はついに会社をたたみ、それぞれに散った家族メンバー。

夫は個人代理店の仕事(出来高次第のいわば自営業と同じ)のあと、アタクシの強い希望で関東のここへ移住。

弟は手堅く福祉の仕事。

父親は年金生活になってその後福祉施設へ。


そんで2年くらいたって

父親は死去。

コロナ中だったので、都合よかった。

極々、簡素に弔って、

家を片付けて、私物の整理。


ところで、父親の会社の残ってた借金のうち、

一番額が大きかったのが「無担保で保証協会が保証人になったもの」なんだけど(○千万?)

父、会社の敷地を売ってしまったから不動産は自分の家だけ。

さらにそれも借地で建ててるから古家のみで価値がないときて、保証協会もしかたなく、月1万でいいから返して、ということで父は返してたらしい。驚き1万て。

親戚に借りてたやつは、

父死んでから「保証人になってるよね?返して」と夫に言ってきたけど、もちろん「これ父が勝手に書いたんで」と言ったらショック受けて、仕方なくあきらめてそれきり。

(か、かわいそうネガティブ

資産?葬儀代くらい貯めとくよと本人言ってた銀行口座はまさかのゼロ。オエー

もはやむしろ気づかないマイナス資産すらありそうで、保証協会も今後なんか言ってくるだろうと、夫も弟も相続放棄した。


夫の父は兄弟が8人くらいいて、ひとりひとりに、「今後なんの借金が出るかわからないので、相続放棄してください」と連絡したんだけど、

感謝されるどころか、手続きめんどくさい、そっちでやってくれだの費用はそっちが持つべきとか(相続放棄ってタダではできないんですよ)

みんなに文句言われて、最後まで父親の後始末に振り回されたので夫は怒りシントウ。むかつき


本籍だけでも置いていた北海道の住所(父が住んでた借地の住所)も怒りのあまりとっととこちらの関東の方へ移してしまった。


そしたらあれこれ手続きや片付けしてるときに、

借地の所有者が

「更地にして返してください」

と言ってきたわけ。

夫も弟も、


なんでそこまでしないといかん?


と思い、

「父亡くなりましたので、借地契約は終わります。

このまま返します。」

と突き放した。

地主「それは困る、契約では更地で返すことになってる」

賃貸契約書を持ってきて見せた。


夫が契約に保証人で署名してる!


本人記憶なし。

確かに夫の筆跡。

当時かなりたくさんの保証人の署名させられたので、多分その時だと。


夫と弟は

「地主さんには悪いけど、ウチら相続放棄したんでもうこの家はうちらはタッチしません。」と宣言して去ったわけ。


地主さんとはその後しばらくもめた。

けど

遠方になり、そのうち請求の手紙も途絶えて、

それで

こないだ来た訴状……


なかなか終わらんこの話泣き笑い