昨日はパスポートを申請しに行ってきた!
田舎町なので近場は出張所みたいなとこ。
今やオンラインでも申請できるようになったのよ。
田舎こそこれだよね!
と思い、さっそくこれでいこうとしたんですが、
もう、高齢者向きじゃないね。
難しすぎるし、いちいちきまりごとがめんどくさい、いちいち「却下されることがあります」的なこと書いてあっておどされる。
もうね、急ぐ人程、手書きの申請の方が多分速い。オンラインやめやめ。
それで写真は、スピード写真でちゃらっと終わる予定が(オンライン申請だとスマホで自撮りも可能です。)なんやら、これはーちょっとーとかいろいろ言われて。
眼鏡の曇りが気になるだのなんだの、
なんか言われるかも、とか
え?誰に?
つまり外国の出入国でなんか言われるだろうと。
え、別にいいです、自分なのは間違いないし、と
(早く帰りたくて)これでいいとそのままやってもらった。
要するに、眼鏡がふいてなかったので汚くて曇ってるんだな。
ぼんやりしてるのわかる?
黒目がしっかり見えてないからダメらしい。
これでもダメなんだと、普通は。
ま、これでいいです、止められたらそのとき。
それにしてもスピード写真、美肌がなんちゃらとか目線はここへとか親切なのはいいけど、大事なことちゃんと指示してくれよと思った。
『眼鏡はふいてきれいにしてください』とか。
さて
話、続きです。
父親はついに会社をたたみ、それぞれに散った家族メンバー。
夫は個人代理店の仕事(出来高次第のいわば自営業と同じ)のあと、アタクシの強い希望で関東のここへ移住。
弟は手堅く福祉の仕事。
父親は年金生活になってその後福祉施設へ。
そんで2年くらいたって
父親は死去。
コロナ中だったので、都合よかった。
極々、簡素に弔って、
家を片付けて、私物の整理。
ところで、父親の会社の残ってた借金のうち、
一番額が大きかったのが「無担保で保証協会が保証人になったもの」なんだけど(○千万?)
父、会社の敷地を売ってしまったから不動産は自分の家だけ。
さらにそれも借地で建ててるから古家のみで価値がないときて、保証協会もしかたなく、月1万でいいから返して、ということで父は返してたらしい。1万て。
親戚に借りてたやつは、
父死んでから「保証人になってるよね?返して」と夫に言ってきたけど、もちろん「これ父が勝手に書いたんで」と言ったらショック受けて、仕方なくあきらめてそれきり。
(か、かわいそう)
資産?葬儀代くらい貯めとくよと本人言ってた銀行口座はまさかのゼロ。
もはやむしろ気づかないマイナス資産すらありそうで、保証協会も今後なんか言ってくるだろうと、夫も弟も相続放棄した。
夫の父は兄弟が8人くらいいて、ひとりひとりに、「今後なんの借金が出るかわからないので、相続放棄してください」と連絡したんだけど、
感謝されるどころか、手続きめんどくさい、そっちでやってくれだの費用はそっちが持つべきとか(相続放棄ってタダではできないんですよ)
みんなに文句言われて、最後まで父親の後始末に振り回されたので夫は怒りシントウ。
本籍だけでも置いていた北海道の住所(父が住んでた借地の住所)も怒りのあまりとっととこちらの関東の方へ移してしまった。
そしたらあれこれ手続きや片付けしてるときに、
借地の所有者が
「更地にして返してください」
と言ってきたわけ。
夫も弟も、
なんでそこまでしないといかん?
と思い、
「父亡くなりましたので、借地契約は終わります。
このまま返します。」
と突き放した。
地主「それは困る、契約では更地で返すことになってる」
と
賃貸契約書を持ってきて見せた。
夫が契約に保証人で署名してる!
本人記憶なし。
確かに夫の筆跡。
当時かなりたくさんの保証人の署名させられたので、多分その時だと。
夫と弟は
「地主さんには悪いけど、ウチら相続放棄したんでもうこの家はうちらはタッチしません。」と宣言して去ったわけ。
地主さんとはその後しばらくもめた。
けど
遠方になり、そのうち請求の手紙も途絶えて、
それで
こないだ来た訴状……
なかなか終わらんこの話