2)教育・文化の主要な役割 | bisui.nihon 美粋書房

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『日本文化原論 真なる調和への道 神からのブラボォー』
(著 横山俊一)販売中

物理性よりも創造力を重んじる社会秩序の形成を志向するのならば、創造力の表現について一定の確たる様式が示され、それに焦点を集めて創造力の善し悪しを測る事によって利益の増進が導かれる。この基本となるプラットフォームを形成することが、教育や文化による現象の反省と学びの成果を指し確かな様式を提起し経済や政治、教育活動で用いられ利益が実現する。枝葉の部分で失点を作り本流に視点が及ばないと利益には至らず損をする羽目になる。この点が抑えられて創造力を向上させる型枠や作法が固まるほどに確かな判断を導く。程度によるもののスキャンダルなどというニュースが取り上げられ、領域や生産に期待する効果を重んじる判断に及ばせないと、損をするのは利害関係者になり質実が跳ね返る。報道機関の一過的利益を優先される態度から面白おかしく枝葉を強調して本論と外れた評価に及ぶと正よりも負を作り損失が発生する。長く見れば報道機関自体への利益にも跳ね返り、空間の繁栄において利益が一致する中長期の観点が起こされて正常な精神性を備えた表現が作られる。創造力の基本形は「○○をやります。××になります。それには△△が必要です」となりこの論旨の明快な表現がまずもって必要とされる。解りやすく明快に表現を集約して意味内容が伝わり善し悪しの判断へ至る。そして、詳細へ分化させ個別項目を取り上げて集約表現との整合を果たしながら具体化の施策が描かれる。

 

技術の投入

結果の予測

必要資源

○○を

やります

××に

なります

△△が

必要です

集約表現

 

 

 

分化表現

 

 

 

この当初計画について、実施と検証をもって、真相真価を測定し以後の関係に反映される。当初計画の善し悪しや実現性を集約表現から分化した表現に起こして内容を吟味しながら精査が進んで、判断を出来る所までに及ばせるよう、表現者は表現の明瞭性を果たす能力が期待される。この創造性に真摯に対峙する空間秩序においてより良い利益を作り上げる秩序が高められる。ごく当たり前のような事が、どこか認識が弱い領域が出現し利益を妨げるような現象が修正されない事には、一向に生産性は向上せず無駄な投資や生産力の弱い生産者が蔓延り健全性を阻害される。創造性一般の常識や水準を高める為に、教育や文化領域からの創造性に役割が備わり、適当な様式を提供すると共に、悪性の特定と削減の効果に及ばせ生の増進軌道を促進する事が課せられ、効用とコストの算定に至る。寡占的構造が生まれるほどに、真面な創造性に熱が投じられず、枝葉に執着して根や幹への視点が下がり不利益を出現させる。堂々とした感性や基礎基盤の強靭性が強まるほどに程度の悪い生産者は淘汰され良性が前面に出現し、多くの利益を作り上げる環境が進む。どんな生産を主要な任務にするのか。どんな効用が期待できるのか、必要な資源はどの程度か。この基軸論理が出現しない表現は明瞭性の高い付加価値が浮かばず、不毛な生産者と見做される。虫食い的な態度や生産の軸足が定まらず、哲学の弱い破壊者の性質について、明瞭に善し悪しを判断できるような状態が進むほどに関係者の利益を高める。文化政策は、このような意味の基礎基盤の良性を作る為の各種様式の形成や、根源的な原理原則や体系を解りやすく表し適正化へ及ばせる効用を意図した生産性にあり、中長期的な視点から、局所的効用や大局的効用へ及ぶ包括的な利益を作る体系と纏められます。虫けらのような盗み症や小手先の手法で不健全な作法をもって利益を得る態度を減少させ、良好なエネルギーの生産には良好に返還され好循環が促進される。これを阻害する構造や性質の改良と、良性の出現は不可分の相関にあり両面を含んで効用が算定される。良性の出現は悪性の削減を指し、悪性の削減は同時に良性の出現に及ぶ。こんなような価値や秩序が強まって、各所の常識が揃い、健全性の高まりへと及ばせる技術力の向上に目的が定まる。教育や文化の主要な役割が鮮明化される。各種専門性の尽力と成果が適正に回るように基礎基盤の良性がこれに資するものと思います。各種領域に少なからずクズな性質が出現する。これを主流にすることなく、良性が出現しやすいように基礎基盤の健全性が強調されてクズと良性の峻別が進み適正な循環が促進される。インフラ基盤が悪性だと、どうしようもない愚図で固定化され、大きな利益の増進軌道を停滞させる。良質な共通尺度の向上によって改善が進む。