「腐ったミカン置けない」追手門学院でのパワハラ | キャリアコンサルタント~気づきから自分発見の旅~

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必要があります。
キャリアコンサルタント活動をしていく中でいろいろな情報を提供していきます。

 大阪府内で大学などを運営する学校法人追手門学院が
2016年に開いた職員研修で、外部の講師が
「腐ったミカンは置いておけない」などの厳しい言葉を各受講者に
かけていたことがわかった。
学院側は、研修中やその後、受講者に退職を勧めており、
翌年度にかけて少なくとも数人が退職したり休職したりした。

「腐ったミカン置けない」追手門学院、外部講師が発言
 

積極的で、意図的な退職勧奨を学校側は実施したんでしょうね。

 

このやり方、この内容はパワハラだし、問題があると思います。

 

その上で、「腐ったミカン」論争。

 

組織の中で、「腐ったミカン」に類する人はある一定の

 

比率で存在するのも事実、もちろん組織ではその人の

 

モチベーションや仕事に対する考え方など、不断に

 

改善、向上を目指す努力がまず必要なことは言うまでも

 

ありませんが、その上でなおかつ態度が変わらない人も

 

ある一定の比率でいます。

 

こんな人をどう組織は対応したらいいのか、もちろん

 

査定だとか、という部分で評価をすることができますが、

 

これも法的に認められる範囲があり、こういう人達には

 

有効に機能しません。

 

一度社員になると解雇することは至難の技というのが

 

日本の今の現状、新興企業ではあからさまな対応をして

 

退職勧奨しますが、大手企業とかでは、上司もある期間が

 

経過すると変わることもあり、決断をしないでそのままで

 

時間だけが過ぎて、組織の大きな問題にもなってきます。

 

こういうやり方がいいとは思いませんが、組織の健全化も

 

大事なこと。

 

このたまにはある一定のパターンがあります。

 

放置しないで、継続的な努力をした上で、その効果がでない

 

ことを客観的にエビデンスを残し、本人に申し渡しを

 

していくことが重要です。ある時に一刀両断にというやり方は

 

よくありません。