20日の練習です。


私の担当時間では、先週のおさらいとしてキャッチボールの基本としてボールの投げ方、足の運び方、捕球の仕方を説明しました。

腕の使い方と肘の下がらない練習として初めてステーショナリーを、体重移動の感覚を掴んでもらうため「カメハメハ投法」を、いずれも今回は子供たちに新しい練習メニューを覚えてほしかったので「練習方法の練習」という位置づけで各10球だけ投げさせました。


やはり正しい投げ方ができていない子はステーショナリーやカメハメハ投法をさせると、その悪い形が如実に表れますね。そこから個別に的確な矯正指導法がチョイスできるわけです。

それから「野球は自分の頭より高い球を投げてはいけない」ということを意識させてから塁間ボール回し、そして手投げノックで横ステップでの捕球後、本塁から2塁までのワンバウンドでの送球練習をしました。

まだまだ高い球を投げてしまうことがけっこう多いですが、これから確実にこの練習の効果出てくると思います。


今現在のロジャースJrの良いところは勿論なんですが、今回はようやく個人個人の細かなアラも私の目に見えてきました(笑)。


とりあえず私にとっての今の課題は


・打球まで如何に早く追いつくか~第一歩目、ダッシュ、クロスからの足運び

・安定感のある確実な捕球~グラブの出し方、フタの仕方

・捕ってから投げるまでのスピード~ワンステップ、体重移動


がメインになります。





いやあ野球って本当にいいもんですね





捕手、遊撃手、そして主将。


日ごろの練習においては勿論のこと、試合での反省でも私が妥協や甘えを許さず叱咤するポジションが3つあります。捕手、遊撃手、そして守備位置ではないですが主将です。よく言われるように試合の形をつくるのはまず投手でしょうが、それよりも私が重要視するのがこの3つです。


 (守備の要・ショート井端選手右)   (シアトル・マリナーズ 城島捕手)


特に試合中において捕手の役割は監督でありコーチであるべきですからピンチのときの戦法戦略において常に的確な状況判断で守備陣を動かし、あらゆる局面で司令塔の役割を果たさなければなりません。その捕手の考えを察知して全ナインに伝播するのが主将であり守りの要である遊撃手の役割だと私は考えます。

それはチームの為に選手が自分自身に与えられた役割ですから、これを怠った場合は厳しく叱ります。

主将や遊撃手の選手自身にそういう意識、且つ、活きの良さや軽快な表に見える動きがなければ守備陣が澱んでしまい、チーム全体の守りがどうしてもうまく機能しません。



     

(日本代表で主将の存在感を見せた宮本選手)



主将・遊撃手、そして特に捕手がジーっと黙っていたんでは試合どころか練習にもならないわけですから、該当する選手諸君にその辺りをしっかりと自覚してもらい、なぜ自分が主将なのか、なぜ捕手なのか、なぜショートを守っ ているのか・・・それをもう一度良く理解できるように指導したいと思います。


指導陣はくじ引きでそのポジションを決めたわけではないんですから。







いやあ野球って本当にいいもんですね







雨が心配されましたが畑田小の凄い水はけのよさで問題なく練習ができました。



















いやあ野球って本当にいいもんですね









ピッチャーが5人目の内野手なら、6人目の内野手は誰でしょう?


学童野球の場合、私はライトだと思います。


今回はそのライトについて考えます。

ライトといえば昔は「ライパチくん」(ライトで8番打者)などと呼ばれチームの中でも一番ヘタな子が守らされるケースが多かったのですが、最近の野球ではその汚名を返上し、外野手の中でも最も重要なポジションとされるようになりました。プロの世界でもイチローをはじめ巨人の高橋選手、大リーガーとなった福留選手、日ハム稲葉選手などチームの中核を担う守備力の卓越した選手にライトを任せるようになりました。私もライトのポジションは物凄く重要だと認識しています。


試合前、相手チームの戦力分析をする際に指導者の方はどこのポジションを参考にされるでしょうか。バッテリーは勿論チェックしなければなりませんが、私の場合はライト選手にも注目します。ライトの地位が向上したといっても、学童ではまだまだ思うようなプレーができていない選手に守らせるチームも少なくありません。内野ゴロの1塁送球カバーや牽制カバーの動きを見ればそのチームの戦力は大体わかりますし選手層の厚さも想像できます。



            (ともに大リーガーとなった右翼手 イチローと福留選手)



学童では「ライトゴロ」でアウトが取れることもあり、ライトフィルダーは外野手と同時に「内野手」としての意識を持って守備につくべきだと思います。“ライト前”は何が何でも常にアウトにする、という心構えが必要ですね。

私の考えでは試合中、守備の中でライトがいちばん動き回らなければならず、その運動量もチームNO1でなければ全体の守備力は強くならないと考えています。


サード、ショートへの内野ゴロの1塁バックアップ

セカンドゴロカバーの後の全力ダッシュの1塁バックアップ

キャッチャー処理バントの1塁送球バックアップ

ランナー1塁での牽制球バックアップ

フォースプレーでのセカンドバックアップ

状況によっては1塁のベースカバー

1塁走者盗塁での内野への伝達・・・・・・


とにかくいそがしいんです(笑)。


出塁率の高い学童野球ではショート、セカンドとフットワークはなんらかわりません。これらは常に“次”を予測して迅速に動かなければそれらのプレーは間に合いませんからライトフィルダーに俊敏なフットワーク・機動力は不可欠ですね。

それにライトフライは左・右打者に関係なく、その打球はファールゾーン側に切れていくことが多いのでその点も他の外野手より神経を使いますから、ライトはけっこうたいへんなんですこれが(笑)。



最近の強いチームはこのライトが実にしっかりしています。






いやあ、野球って実に素晴らしいですね。








アーム投げ・・・

野球関係者にとってはよく聞く言葉で指導者にとって悩みの種です(笑)。

低学年の場合は基本ができていませんから「女投げ」と同義語と言ってもいいでしょう。


これを直すにはどうすればいいでのしょうか。

私のこれまでの指導法を紹介します。間違っていたりもっと良い方法があれば教えて下さい。

野球では打つときも投げるときも、身体の部分部分に内転というか内旋運動が必要です。





要するに、腕、足、股関節などを「内へ捻る」ということです。アーム投げとはその「捻り」がなく、ただ直線的に後ろから前へ腕を振ってしまうことですが初めて野球をする子供は大概がこのアーム投げですね。


スローイングのときの腕の動きは、内旋→やや外旋→内旋となると思いますが、下の写真で向かって左から順番に2枚目のボールを握り替えた瞬間から内旋が始まり、4枚目で外旋、最後の写真がまた内旋でフィニッシュしているのが解ると思います。

ですから投げ終わった最後、手の指は小指が空を向いて親指は地面を向くわけですね。


   ①捕球  ②内旋の始まり  ③内旋  ④ここからトップで外旋⑤内旋


この内旋・外旋の捻りが上手くいかないと
       まったく力のない送球になりコントロールも定まりません。


解りにくいでしょうか(笑)?

では解りやすく別の写真を使ってみます。
内旋とは下の3枚の写真の動きです。連続写真だと考えて下さい。


ボールを握りなおした瞬間
(上連続写真の②)


グラブからボールを出して割れをつくりはじめます。
同時に内旋をはじめます。
(上連続写真の③)


トップではここまでの内旋になります。
(上連続写真の③から④)

写真のように手に持ったコップの水を溢すようなイメージで行うと上手くいくと思います。
外旋はこの逆になるわけです。

シャドーの反復を充分やってから、子供たち皆の前で順番に1球ずつ投げさせて一人ずつチェックします。

※バドミントンシャドーは内旋ができていなければラケットが頭に当たってしまいますからこの練習には最適だと思います。

フィニッシュの小指が上で親指が下になる形はそれまでの腕の捻りがスムーズにできると自然にその形になりますから意識する必要はありません。子供にここを強調しすぎて意識過剰になるとかえって上手くいかなくなるので注意です。

因みに、グラブの方の腕も送球方向に突き出した瞬間は3枚目の内旋状態になっていなければなりません。




いやあ、野球って素晴らしいですね!