今日は完全休脚日なので、ちょっと違う観点のブログとします。
お時間のある方は読んでください🤗
「炎のランナー」をご存知でしょうか?この映画は、オリンピックを目指す2人のランナーを描いたイギリスの映画で、実話を基にしています。
が、自分が語りたいのは、映画というより、テーマ音楽の方で、
つまり、
「ヴァンゲリスというミュージシャンをご存知だろうか?」
が主題です。
ヴァンゲリス作曲の「炎のランナー」というタイトルの音楽は、テレビとかでも、走るシーンなどで使われることが多いので、誰もが聞いたことがあるのではないかと思う。
原題「チャリオッツ・オブ・ファイヤー」1981年の邦題「炎のランナー」のテーマ音楽。チャリオッツは戦闘馬車とか戦車のことらしいです。ジョジョのスタンド、チャリオッツとは関係なし(笑)
今から40年近く前の映画なので、自分が高校卒業してすぐくらいの時期。かなり昔〜😅である。
確か、自動車の高級タイヤブランド?である「R●GNO」のCM曲として使用されたと記憶している。ショーンコネリーが渋い感じで、出てました。
自分は、このCMで、この曲の存在を知り、カッチョエ〜と思い、映画のサウンドトラックアルバム(もちろんまだレコード盤の)を買い、映画も見に行った記憶もある。
姉におねだりして買ってもらったTechnics(今は亡きテクニクス)のコンポでヘッドフォンを被って、大音量で何度も何度も聴いた。
素晴らしい曲である。
ホーン的な音が鳴り、ムチがしなるような特徴的なシンセサイザーによる電子音のイントロで始まる・・・・・
ヴョンヴョンヴョンヴョンヴョンヴョンヴョンヴョン
ヴョンヴョンヴョンヴョンヴョンヴョンヴョンヴョン
ポーンパーン~
ポーンパーン~
ンンドュデダダダダダダダダッダダダダダダダダッ
カタカナで表記するのは何と難しく空しい作業であろうか😅
この曲は、
自分が高校時代にテクノブーム(古!)で、
YMOってスゲエな!!
ライディーンスゲエな!
マルチプライズ面白い!
と、テクノミュージックにかなりハマりつつあった自分に、
タイミング良く、
ど真ん中で入ってきたのだった。
もちろん、映画も素晴らしかった。
が、内容はもう40年近く前だし、あまり覚えていない。確かアカデミー賞とかも受けた映画なので、内容も素晴らしいと思う。映画を見た感じも良かった。
特に印象的でまだ今でも覚えているのは、選手達が集団で浜辺を走るシーン。
20人程度のランナー集団が真っ白なユニフォームで、それぞれのランスタイル、フォ-ムで、表情で砂浜を走っている。
そのBGMで流れる、「チャリオッツ・オブ・ファイヤー」である。
感動した!!!
その当時、いわゆるプログレッシブ・ロックの勢いが凄くて、ピンクフロイドやキングクリムゾン、イエスなど、職場の2つ上の先輩の影響で聴くことが多かった。
かなり、難解で訳の分からない音楽が、とても面白くて、ハマっていた。
そういう中で、特に自分が嵌っていたのが、いわゆる、コンピューター・シンセサイザーミュージックである。これは後々、ハウス・ミュージックへと変遷、流れていくのだが、そこはまた、別の機会に。
当時、自分は、
タンジェリンドリーム、
クラフトワーク(後にテクノ神「テクノゴッド」と呼ばれる、サカナクションの山口さんも影響受けたと公言している、バッハの旋律のあの3人人形は、もろに、クラフトワークのジャケ写へのオマージュだと自分は思う)、
ジャンミッシェルジャール、
といった難解?なコンピュータミュージックを、それが時代の最先端だと自分なりに思い込みつつひたすら聴いていたが
ヴァンゲリスもまた、その対象だった。
シンセサイザーを多用した壮大な感じの作風。
もちろん、基本インストゥルメンタルである。
ヴァンゲリスはギリシア人でパパタナシューというセカンドネームだったように記憶している。
その名前のデビュー?アルバム(しつこいがもちろんレコード盤。鳥の羽ばたくシルエットのジャケ写だったと思う)も買ったのを覚えている。
ただ、印象深かった曲は、
「チャリオッツ・オブ・ファイヤー」だけだったのである。
ところが、数年後、
またまた映画絡みで、ヴァンゲリスの凄い仕事に触れて、さらに驚くこととなり、
それ以降の、
自分の映画観や音楽観へとても大きな影響がある、
ある伝説的な映画を観ることになるのであった(またの機会に続きます😅)