先日、久しぶりに母と

千葉県のQST病院へ行きました。

 

 

膵臓癌の再発箇所である腸間膜への

重粒子線治療を5月に終え、

 

早いもので3ヶ月が経ちました。

 

 

 

 

重粒子線治療後は3ヶ月に1回、

診察に行くことになっているので

治療を終えてからは初めての診察です。

 

 

(2022年1月に相談に行った時のブログはこちらです)

 

 

 

今回も先生にたくさん質問をし、

鬼のような形相で

先生の言っていることを頭に詰め込み

メモってきました。笑

 

 

 

 

①数ヶ月前、手術をした病院でCTをとった時に

 

肝臓への転移が疑われ、よく調べた結果

転移ではなく、おそらく炎症による影だろう。

となったのですが、

 

 

今回もそのCTをQST病院の先生と一緒に見て

 

念の為、先生はこの影をどう考えるか、聞いてみました。

 

 

 

やはり、疑われる箇所については、

 

「癌ではないと思う。」とのこと。

 

 

風邪をひいたら喉のリンパ節が腫れるように

おそらくこれも炎症で腫れていてそれによる影だと思う。とのこと。

 

ただ、これはこれからも画像上で経過を見ていくしかない。とのことでした。

 

 

 

基本的には画像上で大きくなり、等方向性に外に大きくなるものは癌とみなしますが、

 

 

 

母の転移が疑われる箇所は、涙のような形で

ギザギザもしていないし、柔らかくみえるので

 

これはおそらく腫瘍ではないだろう。

ということでした。

 

 

 

 

 

②5月に全12回の重粒子線治療でやっつけた

再発箇所ですが、

PET上でも、今のところ全く大きさに変化はないけれど、

これからも時間をかけてみていかないと。とのことでした。

 

 

基本的に重粒子線治療が終了した月から半年後に

再びPETをとり、状況を見る流れなのですが、

 

もし半年後に消したと思っていた箇所が光っていれば、

 

重粒子線で取り切れていなかったのではないかという判断をするそうです。

 

 

仮に半年後に同じところが光った場合、

基本的にはもう1度重粒子線を行うことは不可能みたいです。

 

 

仮にもう1回できるなら、

最初からもっと強めな重粒子線治療ができたでしょう、とのことでした。

 

  

身体が耐えられる限界が12回の照射で、

その12回で安全に治療を行わないといけないし、

50%の確率で命を落とすかもしれないというような治療はできないからとのこと。

 

5%の方がその12回の治療で重いトラブルが起きるようなのですが

その確率を50%にするようなリスクを取るのはNGのようです。

 

ただ、その光った箇所が照射したところとずれたりしていたら、

もう1回叩きに行くのもあり得るとのことです。

 

 

また、それはその時に考えることとします。

 

 

 

 

 

③母は胆管炎になり、

5月にステントを入れているのですが、

最近またその場所に違和感が出てきてちょっと痛むと。

 

主治医は、それはステントを入れた痛みではないと思う

と言っていましたが、

 

 

QST病院の先生としては、

 

 

一応異物が入っているから

違和感や突っ張る感じがあってもいいような気もする。

と言っていました。

 

 

ステントは、基本的に

3ヶ月に1回交換するものなので

また今月末に入院して交換するのですが、

 

もし交換して治ったら

ステントによる痛みなんだろうと

判断するそうです。

 

 

 

2020年10月の膵臓癌の手術で

胆管を腸に繋いでいて、

 

本来は、その出口のところに巾着みたいに弁がついていて、逆行しないようになっていて、

十二指腸の中は腸内細菌がいるけど、

肝臓の方は無菌で清潔状態であるはずですが

膵臓癌の手術で今はその弁がないから、

簡単に逆流してしまう。

 

 

だから、逆行性の胆管炎を繰り返すのは

構造上あり得るので、

 

なんとか折り合いをつけて

生活していくしかないとのことでした。

 

 

 

 

 

 

以前のブログで、

アブラキサンは副作用として

髪の毛が抜けるはずなのに、

母の髪の毛は一度全部抜けたものの

最近ふさふさ生えてきて、なんでだろう。。

と書きましたが、

 

 

先生によると

基本的にはアブラキサンをやめたら

髪の毛は生えるけど、

母はアブラキサン真っ只中でも

髪の毛がふさふさ生えてくるのは、

それは個人差があるのと、

結構珍しいタイプだと言われました笑

 

 

 

 

 

⑤私から見ると母はよく食べるし歩くし

とても元気に見えますが、

母は最近、体力がガクッと落ちたと感じているようです。

 

 

それについては、

そもそも2020年10月の大手術で

1回ガクッと体力は落ちているし、

それからも抗がん剤や再発で体力は落ちている。

 

 

抗がん剤の影響だけではなく、

精神的な落ち込みから

身体的な部分に出ているかもしれない

とのことでした。

 

 

(私は抗がん剤とかステントの手術とかの影響かなーと思っている)

 

 

 

 

これからも転移がないとして

寛解という判断ができる5年を過ぎたら、

この体力は戻るのかという質問には、

 

 

正常の細胞は上がって戻ってくる一方、

がん細胞は回復するのが苦手だから、

抗がん剤を繰り返すうちに消失するというのが仕組み。

 

 

やはり、長く抗がん剤を行うと、

骨髄が弱っていったり痺れとかも出てくるけど

それ以外のおおよそのことは、髪の毛と同じように生えるし上がってくるとのことでした。

 

 

 

とにかく、癌さえなければ元気になる。

 

でも、癌がなくならないと抗がん剤はやめられない。

 

だから今は消耗戦。

 

今はその体力低下に折り合いをつけたりして、うまく付き合いながら

癌が消失し、抗がん剤を使わない身体になるしかないとのことでした!

 

 

 

 

 

 

 

まぁそんなこんなで

次回のPETの予約をとり、会計を済ませ、

 

父が運転する車の後ろに座りながら

母と一緒にケンタッキーを食べ

私の私生活の話を、

息してますか?ってくらいに話しながら

帰宅しました。

 

 

 

QST病院の先生、

とっっっっっっても話しやすくて

なんでも聞けて、受け止めてくれる雰囲気がすごく好きです。。

 

母がいまやることといえば、

今月末のステントの入れ替えの手術と

11.12月のPET検査。

 

それまでは母と楽しく過ごそうと思いますにっこり

 

 

 

 

(つぶやき)

 

2歳の息子と1歳の娘が

毎日4:30起き‥‥

 

保育園に行くまでの3時間が長すぎる…

日中眠すぎる‥

ちょっと15分だけ寝ます…

 

 

 

元気で何より!!!!!ですが。。。

 

 

ゲローゲローゲローゲロー

 

 

 

 

 

 

 

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