裁判所から「離婚調停申立書」が送られてきた
夫から「離婚の話を進めたい」とラインがきて、しばらく日が経っていた。
ひさしぶりに、夫からラインが来た
「明日の卒業式、一緒に行こうか
」
娘の中学校の卒業式だった🌸
「いいよ」と返信した。
私と夫は、「娘の卒業式」に出席し、式のあと「夫と娘の二人の写真」を撮ってあげた
🌸
その日夫は、「離婚のこと」を何も言ってこなかった。
そして、娘の高校受験が無事に終わり、娘の入学式も夫と一緒に出席した🌸
夫は、その日も「離婚のこと」は何も言ってこなかった。
夫は、別居していても、卒業式と入学式にはせめて「夫婦並んで出席する姿」を娘に見せてあげよう思ったのだろう🌸
私は、「夫の娘を思う気持ち」を感じて少し穏やかな気持ちになっていた
そして、しばらくしてまた夫からラインが来た
「家庭裁判所に調停の申し立てをした。２週間くらいで裁判所から書類がそっちに届く。」
マジですか…
動揺して適当な「OKスタンプ」を返信してしまった
夫は、本当に「離婚調停」を申し立ててきた
夫は、どうしても離婚がしたいのだ
そして「離婚を早く進めたい」のだろう
夫は本気だった…
子供たちにどうやって離婚のことを伝えよう…
私は、「子供たちにどこまで本当のことを伝える」のが良いのか悩んだ
これまで子供たちには、きちんと別居のことを話してこなかった。
別居して1年が過ぎたけど、子供たちの方から聞いてくることもなかった。
子供たちは、多感な時期なので色々想像して考えていると思う…
私と子供たちとは、普段から沢山おしゃべりをして「オープンな親子関係」だと思っている
もう、そろそろ子供たちと「離婚」のこともオープンに話して、子供たちの気持ちも聞いておきたいと思った。
夫が家を出た時は「お父さんの仕事の都合」と話していた
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私と子供たちが引っ越すときは、「お母さんがセラピストの学校に通いたいから」と伝えていた
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「夫の女性問題」は、いずれ子供が成長すれば気づく日が来るだろうと思った。
だけど、それを今この時期に、子供たちが知ったらどれだけショックだろうか…
しかし、「お母さんからも噓をつかれた」と子供たちに思わせたくない…
私は、子供たちにどう伝えるかとても悩んだ
子供たちには、
「お母さんは、何があっても私たちを裏切らない」
「絶対的な安心」を与えていたかった
だから今度は、「子供たちが受け入れられそうな範囲」で本当のことを伝えないといけないと思った。
そんなことを毎日考えているうちに、どんどん日が経って子供たちに言えないままでいた
ある日、娘が「大きな封筒」を持って帰ってきた。
「お母さん、家庭裁判所から封筒届いてるよ」
「ああ、そう、ありがとう」
ついに子供たちに、「離婚のことを話す」時がきてしまった
つづく‥
最後まで読んで頂きありがとうございました
今日も皆さんに幸あれ～