ロクディム 名古屋単独ライブ「大須ROCK 」@大須演芸場 | 人生はインプロだ!

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昨日、ロクディムのライブへ行って来ました。

 

今回は大須演芸場では初の単独ライブ(去年と一昨年は東海テレビの人気お天気キャスター吉田ジョージさんをゲストに迎えていた)とのことで、純粋にロクディムだけを観たいお客さんが大須演芸場に集結。

 

初めて大須演芸場で公演したときは、即興芝居が初めてというお客さんが8割でしたが、今回はお初のお客さんとリピーターが五分五分ということで、確実に名古屋でのファンが増えているのを実感しました。

 

今回で3回目(昨年の2DAYSを1回と換算)ということもあり、今まで以上に自由にやっていた感がありました。

お客さんのガヤ(声援)も多くて、すっかり名古屋でのホームグラウンドになりつつありますね。

 

ミュージシャンのアルバムは、1枚目2枚目はまずは売れないといけないので、アーティストがあまり自由にはやらせてもらえず、3枚目でようやくそのアーティストらしさが出てくるというのが持論なのですが、今回の名古屋公演は、その3枚目の感覚がありましたね。

舞台の内容は下記の通り。

 

○屋上から始まる友情と恋愛のお話

(ペーパー撒き)

○卒業式で2人のお母さんにお礼を言うお話(ペーパーのセリフが見事にハマって幕)

○竹寺から始まるお話

○友達の家でお泊まり勉強会のお話(フォーマット:飯塚)

○休日出勤のお話

○6枚のペーパーからインスパイアされて始まるオムニバスのお話(息子と実家の母親、チビと東ともう一人、etc.)

 

19時開演でしたが、最初の20分くらいはメンバー紹介だったり、お客さんとのコミュニケーションだったりに使われてますので、実質は1時間半くらいのお芝居となります。そうして考えると相当濃密なエンターテイメントですね。

今回のペーパーも神が降りまくりでした。

 

休日出勤のお話では最初に場面設定と配役を決めてスタートしたのですが、ワタリさんの謎の男役が素晴らしくハマっていて、共演者に声かけしまくってファシリテーションしたかと思うと、前衛舞踏からの胎児へのメタモルフォーゼ。見事な即興表現に衝撃を受けました。

そして、謎の男というキャラクター設定がエンディングに見事に繋がって行ったのには驚きを通り越して鳥肌が立ちましたよ。これがもしTVドラマだったとしても、エンディングクレジットでの役名は「謎の男」にしとかないとネタバレになって興ざめになっていたはず、などと妄想してしまった。

 

最後の物語の冒頭での、ヒロシさんとアツシさんの母と息子のシーンの落ち着いた感じも良かったですね。非常に丁寧に演じられていて、いつまででも観ていたい気分になりました。

 

本編が終わってから、舞台上にバラ撒いたペーパーを宝箱に収めるというのは良いアイデアだと思いました。

演出上、冒頭でペーパーを華々しく撒き散らすため、演じている間意図せずペーパーが足で踏まれてしまったり、使われなかった言葉(というか、9割以上は使われずに残ってしまう)の行く末が気になっていたのですが、最後に丁寧に扱われるのを見れると安心します。

 

次回の名古屋公演は9月15日とのこと。

今回はギリギリ立ち見が出そうなくらいの人入りだったので、次は早めにチケットを手に入れないと観れなくなってしまうかも。