法雲寺は、神奈川県川崎市麻生区高石にあり、小田急線百合ヶ丘駅より徒歩約10分で行けます。

 2024年6月7日に、住宅街の中にあるので迷いながらも、自宅から歩いて約30分程で行きました。

 法雲寺は、「麻生区内に現存する平安時代の仏像は、法雲寺の阿弥陀如来坐像と東光院の兜跋毘沙門天立像の二つだけである。曹洞宗で、室町時代に創建とされている。法雲寺の阿弥陀如来坐像は寄木造の技法で、定朝様式を最もよく示しているといわれ、1985年に川崎市重要歴史記念物に指定されている。」とのことです。(川崎・麻生観光協会ホームページより)

 本堂で手を合わせましたが、本堂の前に狛犬がおりました、神仏習合の名残のようです。

 木造阿弥陀如来坐像は、普段はご開帳していませんので、拝観することはできませんでした。

 七観音霊場があり、七体の石造観音像がいらっしゃいましたので、こちらでも手を合わせてきました。

 山門を入ったすぐ左手には、延命地蔵尊もいらっしゃいました。

 

 潮音寺は、麻生区高石にあり、百合ヶ丘駅より徒歩約9分で行けます。

 同日、法雲寺のあとで、5分程度で行ける距離なのですが、ちょっと道に迷ったので、歩いて10分程度で行きました。

 潮音寺は、「臨済宗建長寺派、1652~1655年、地頭加賀美金右衛門正吉が、三男十左衛門朝音の死を悼んで、当地に移し再建した。本尊は聖観世音菩薩。胎内に行基の作といわれる聖観音像が入っている。1988年に武州稲毛七福神めぐりの一寺となり、福禄寿が祀られている。」とのことです。(川崎・麻生観光協会ホームページより)

 本堂で手を合わせましたが、

境内には、きれいな6体のお地蔵さまがいらっしゃいましたので、こちらでも手を合わせてきました。後ろには、壊れた古いお地蔵さまが見えました。昔の廃仏毀釈運動で壊されたものだと思われ、ちょっと痛々しかったです。

 手入れされた庭園があり、池には大きな鯉も泳いでいました。

 

 香林寺は、麻生区細山にあり、百合ヶ丘駅より徒歩約15分で行けます。

 同日、潮音寺のあとで、5分程度で行ける距離なのですが、あまり道に迷わなかったので、歩いて7分程度で行きました。

 香林寺は、「臨済宗建長寺派。本尊は十一面観世音菩薩。1987年に建立された五重塔は、日本唯一の禅宗様式で、インドで造立された釈迦初転法輪像が安置され、外陣には地元の苧を使い造立された脱活乾漆造の四天王像が納められている。毎年3月春分の日には五重塔まつりが行われる。この日は守護札散華、先祖供養、家内安全、学業成就祈願、御開帳面があり、おまつり市場は有名で、大勢の人で賑わう。「ふるさと麻生八景」にも選ばれている。」とのことです。(川崎・麻生観光協会ホームページより)

 まず、五重塔に先に到着しましたので、手を合わせてから本堂に回り、手を合わせてきました。

 後ろから入ってしまったので、改めて、本堂正面の入り口から、階段をのぼって山門を通って、入り直しました。

 私も麻生区の住民ですが、お寺巡りで、新たな住宅街を散歩できてよかったと思います。

 

 同じ区内でありながら初めての住宅街を散歩できて幸せ

 

私のもう一つのブログ「2024年7月28日の生活記録」