鶴岡八幡宮は、神奈川県鎌倉市雪ノ下にあり、JRの鎌倉駅、江ノ電の鎌倉駅から徒歩約10分で行けます。

 何度か行ったことがありますが、比較的最近では、2008年4月28日と2017年5月3日のいずれもゴールデンウィークの最中に行きました。

 鶴岡八幡宮の始まりは、鎌倉幕府を築いた源頼朝公の祖先源頼義が、京都の石清水八幡宮の御分霊を鎌倉の由比ヶ浜辺に還し祀ったことです。

 頼義は石清水八幡宮を篤く信仰しており、源氏の氏神として八幡神を祀りました。

 その後、源頼朝公が現在の地にお還しし、鶴岡八幡宮の基礎を造ったとのことです。

 鎌倉幕府が終焉を迎えると鎌倉の地は活気を失いましたが、江戸時代には徳川家康が鶴岡八幡宮を中心に社寺の復興・保護に力を注いだことを機に、鎌倉の観光地化が進んだそうです。

 鶴岡八幡宮入り口の三ノ鳥居を抜けると左右に池があります。

 長い参道の左右には露店も並んでいます。手水舎の先に舞殿がありますが、ちょうど結婚式をやっていました。

 舞殿の先の大石段を上った先に、本宮がありますので、おまいりして、御朱印を頂きました。

 複数の方でご対応頂いていたのですが、連休中でしたので、御朱印を頂くのに少し並びました。

 ちなみに、上下両宮の建造物は重要文化財だそうです。

 

 駅から鶴岡八幡宮に行くには、参道の若宮大路を行く方法と、参道に並行する小町通りを行く方法があります。

 もちろん、どちらも通ったことがありますが、若宮大路は、参道らしく、道の真ん中には車道より一段高い段葛と呼ばれる歩道があり、道の両脇には、鳩サブレで有名な豊島屋本店や昔からある飲食店やお土産物屋さんがあります。

 一方、小町通りは、観光客向けの飲食店やお土産物屋さんがずらりと並んでいます。

 人通りは、圧倒的に小町通りの方が多く、すごい賑わいでした。

 若宮大路と小町通りを結ぶ路地や、小町通りから外れる路地にも、多くの個性的なお店が沢山あります。

 昼食は、かなり前に行った時には、若宮大路脇の老舗の天ぷら屋さんで、天丼を食べました。

 次に行った時には、メイン通りから外れたお店で、スパゲッティを食べたと記憶しています。

 もっとも最近行った時には、小町通りの入り口付近のお店で、海鮮丼を食べました。

 

 鎌倉のお土産と言えば、やはり豊島屋の鳩サブレですね。

 定年前に勤めていた職場の顧問弁護士の方が、職場にお土産としてお持ちいただいていたので、毎年のように食べていました。

 新しいものも出てきていますが、120年以上もの歴史がある明治生まれのお菓子の飽きの来ない味は、定番感があります。

 各地にも、定番のお土産があります。

 例えば、横浜ですと、崎陽軒のシウマイや、ありあけの横浜ハーバーなどがありますが、鳩サブレほど、突き抜け感がないですね。

 他にも有名なお土産が、沢山ありますし、好みは人それぞれですので。

 いずれにしても、旅のお土産は、帰ってから思い出が蘇ってくるようで、楽しめますね。

 

 どんなお土産でもありがたく幸せ

 

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