とげぬき地蔵尊 高岩寺は、東京都豊島区巣鴨にあり、JR山手線、地下鉄三田線の巣鴨駅から徒歩約5分で行けます。

 とげぬき地蔵尊の名で親しまれるこのお寺、正式には曹洞宗萬頂山高岩寺といいます。

 1596年に江戸湯島に開かれ、巣鴨には1891年に移転してきたそうです。

 ご本尊はとげぬき地蔵として霊験あらたかな延命地蔵菩薩です。

 1715年、大名屋敷で針を誤飲した女性に、この地蔵尊像を写し取った紙札を飲ませたところ、針が紙札の地蔵尊を貫いて出てきたのが「とげぬき」のはじまりだそうです。

 

 地蔵通りに面して立つ髙岩寺の山門には、「萬頂山・高岩寺」「とげぬき地蔵尊」の紅白ちょうちんがあります。

 山門正面には、大香炉があり、その先に髙岩寺の中心的な建物である本堂・地蔵殿があります。

 2019年1月28日に、仕事で、地蔵通り商店街の某薬局を訪問した際に、せっかく来たのだからと思いおまいりし、御朱印を頂いてきました。

 大香炉の左側には、水を掛けて洗ったところが良くなるとされる洗い観音があります。

 こちらも、あまり並んでいなかったので、頭が良くなりますようにと、頭から水をかけて、手を合わせてきました。

 

 高岩寺の門前町である巣鴨地蔵通り商店街は、約800メートルにわたって広がる商店街です。

 白山通りから商店街に入るところに、「すがもんのおしり」があります。

 「すがもん」は巣鴨の癒し系キャラで、そのおしりが祀られて?います。

 この商店街は、女性の高齢者が多く訪れることから、おばあちゃんの原宿と呼ばれています。

 確かに、寺院の門前での出店のほか、甘味処、食事処、和菓子屋、高齢者向けの洋品店、衣料品店など高齢者を意識した店舗が多いと感じました。

 平日の午前中でしたので、人通りは多くはありませんでしたが、気のせいか、高齢の女性が多く歩いているような気もしました。

 テレビでも見たことがある「日本一の赤パンツ」の赤い看板が目印の「赤パンツ」と赤肌着や赤グッズの専門店もありました。

 帰りに、和菓子店で、塩大福をお土産に買って帰りました。

 

 当日はおまいりしませんでしたが、白山通りから商店街に入るところに、江戸六地蔵尊の眞性寺があったり、商店街の先には、猿田彦大神を合祀している巣鴨庚申堂があったり、白山通りの反対側には、東海道四谷怪談のお岩さんの墓がある妙行寺、善養寺や本妙寺などの寺社もあります。

 

 巣鴨地蔵通り商店街から、高岩寺の横の道を入ったところに、カレーうどんで有名な古奈屋 巣鴨本店があります。

 タイミングが合わず、食べれませんでしたが、古奈屋監修の日清食品チルドから発売されている「巣鴨 古奈屋 カレーうどん」は、何度か食べたことがあります。

 クリーミーなカレーのうどんで、とても美味しく好きです。

 機会があったら、お店でも食べてみたいと思います。

 

 お店に行かなくても監修のものを食べて幸せ

 

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