池上本門寺は、東京都大田区池上にあり、東急池上線の池上駅から徒歩約10分で行けます。
日蓮入滅の霊場として日蓮宗の十四霊蹟寺院のひとつとされ、七大本山のひとつにも挙げられています。
2022年5月17日に行きました。
池上駅から本門寺通りを歩いて行くと、総門に着きます。
総門をくぐると、加藤清正の寄進によって造営されたと伝えられて96段の石の階段があり、上りきると、左右に仁王尊像がある仁王門があります。
仁王門をくぐると、正面に日蓮聖人尊像などがある大堂があります。
大堂と経蔵の間をさらに進むと、本殿があります。
本殿の左奥には、日蓮聖人の御灰骨を納める八角堂の日蓮聖人御廟所があります。
大堂でおまいりした後、総合案内所で、ご朱印を頂きました。
総合案内所の裏手には、立派な五重塔があります。
その周辺には墓所があるのですが、多くの著名人が眠っていることでも有名ですね。
プロレス・ファンというわけではありませんが、プロレスラーの力道山のお墓にも手を合わせてきました。
訪れる方が多いのか、「力道山の墓所はあちらです」という看板があり、お墓の前には力道山之像や力道山之碑もありました。
五重塔のすぐ近くには、小説家の幸田露伴の墓もありました。
幸田露伴と言えば「五重塔」という傑作がありますが、この五重塔は、池上本門寺のものではなく、谷中感応寺の五重塔であることは、読めばわかります。
その他、歴史上の著名人の墓所も多く、本殿の左側にある多宝塔の奥には、紀伊徳川家の墓所があります。
また、江戸時代の狩野派を代表する絵師の狩野探幽の墓所などもあります。
有名な池上本門寺ですが、本門寺通りには、参道らしいお店は、思っていたよりあまりありませんでした。
おそば屋さんや久寿餅屋さんもありましが、浅草寺や川崎大師の参道をイメージすると、ちょっと寂しかったです。
寺社に行った際には、参道の色々なお店を見てまわるのも、楽しみの一つとしていますので、残念でした。
でも、折角なので、古くからやっていそうな久寿餅屋さんで、久寿餅を買って帰りました。
東急池上線といえば、五反田駅から蒲田駅まで15の駅を結ぶ線ですが、あまり乗る機会はありませんでした。
以前仕事で一度乗ったことがあるくらいで、池上本門寺に行くために乗ったのが、2度目だったと思います。
「池上線」と聞くと、1976年に発売された西島三重子さんのシングル曲を思い出します。
昭和の名曲として今でも懐メロなどに出てきます。
また、戸越銀座駅近くの戸越銀座商店街もよくテレビなどに出てくる商店街ですね。
商店街沿いには約400件の店舗が軒を連ねているそうです。
現在住んでいるところには、このような商店街が無いので、こうした活気のある商店街は、歩くだけでも楽しそうですね。
もちろん、戸越銀座コロッケなどを食べ歩きできるのも魅力です。
いつか、機会があったら行ってみたい商店街の一つです。
食べ歩き出来るような商店街を散策して幸せ
私のもう一つのブログ「2024年6月27日の生活記録」