厄除けのお大師さまとして親しまれる川崎大師 平間寺は、神奈川県川崎市川崎区大師町にあり、京急大師線の川崎大師駅から徒歩約8分で行けます。

 大本山川崎大師平間寺は、京都東山七条の智積院を総本山とし、成田山新勝寺、髙尾山薬王院とともに、真言宗智山派の関東三大本山の寺院のひとつです。

 御本尊は、弘法大師空海上人・お大師さまのご尊像です。

 60歳の本厄、61歳の後厄も過ぎてしまいましたが、2023年の10月18日に、改めて行ってみました。

 そして、せき止飴を、帰りにおみやげとして買いました。

 

 川崎大師駅を降り、川崎大師表参道を進み、以前来た時に入ったおそば屋さんを曲がって直ぐのお土産物屋さんを曲がると、飴や葛餅やせんべいを売るおみやげ物屋さんが立ち並びます。

 平日なので静かでしたが、飴の試食を勧めるおばちゃんたちの声掛けや、トントンと飴を切る音が聞こえるイメージでしたので、それらが無く落ち着いて歩けました。

 大山門を入って、お水やで手を洗って口をすすいで、大本堂をおまいりして、大本堂の御朱印を頂きました。

 境内も空いていて、おまいりも御朱印も、すぐにできました。

 その後、経蔵でおまいりして、中書院、不動堂、大本坊、祈りと平和の像と八角五重塔、遍路大師、横綱北の湖銅像、つるの池、釈尊像、薬師殿などを見てまわりました。

 

 すぐ近くに、大師公園があるので、こちらにも行ってみました。

 大師公園は、川崎大師に隣接する公園で、広々とした芝生広場や大型複合遊具があり、家族で楽しめる公園で、野球場、テニスコート、プールなどもあります。

 行った日にも、親子連れや、幼稚園の園児たちが保育士の方と遊んでいました。

 また、大師公園の一角にある中国庭園「瀋秀園」は中国の瀋陽市と川崎市の姉妹都市提携5周年を記念して造られた中国式自然山水庭園で、四季の植物や中国建築を、回遊しながら楽しむことが出来ました。

 残念ながら、季節がら、特にお花はありませんでした。

 瀋秀園の入り口には、左右対の獅子像があります。右側が雄獅子で、左側が雌獅子だそうです。

 入り口を入ると、中国の太湖という湖から切り出された、穴の多い複雑な形の奇石があり、獅子像と共に、瀋陽市から寄贈されたとのことです。

 中には、滝を正面から鑑賞できる知春亭、ハスの花を鑑賞できる藕香榭、一番高い所にある攬翠亭などの建物があります。どれも、色合いや形が、中国を思わせるものでした。

 

 コロナ禍前までは、中国からの訪日観光客が、どこでも、非常に多かったのですが、海外からの観光客が戻りつつあるなかで、中国からの訪日観光客は、まだまだ少ないようですね。

 理由は、歴史的な問題や、政治的な問題など、様々な原因があるかと思いますが、他の国で、中国からの観光客が増えている国もあるそうです。

 そうした国は、受け入れのための様々な工夫・努力をされているように思います。

 単なる形ばかりの姉妹都市提携ではなく、もっと日本を好きになって欲しかったり、日本に来て欲しいと思うのなら、相手側に変わって欲しいと思うのではなく、自分が変わる必要があると思います。

 

 相手ではなく自分が変わって幸せ

 

私のもう一つのブログ「2024年6月25日の生活記録」