新井薬師梅照院は、東京都中野区新井にあり、JR中央線の中野駅から徒歩約13分、西武新宿線の新井薬師前駅から徒歩約6分で行けます。
1995年頃に近くに住んでいたので、何度か行ったことがありましたが、2022年2月9日に、再度訪れてみました。
真言宗豊山派の寺院で、特に眼病治癒のご利益に関して有名な新井薬師として知られています。
東京都八王子市の高尾山薬王院、神奈川県伊勢崎市の日向薬師、神奈川県相模原市の峰の薬師とともに武相四大薬師に数えられています。
ちなみに、東京都足立区にある西新井大師も、同じ真言宗豊山派の寺院です。
山門を入ると、左右に霊堂と不動堂があり、それぞれの手前に、修行大師像と聖観音像、水子地蔵とお願地蔵があります。
正面を進むと大香炉があり、その先に本堂がありますので、本堂でおまいりし、札所で、御朱印を頂きました。
本堂の右手には、ご葬儀のできる大悲殿があり、本堂の裏手には、聖徳太子像があります。
緑の多い広い寺院のイメージがありましたが、隣の新井薬師公園を同じ敷地内と勘違いしていたからでした。
新井薬師梅照院の近くから、中野駅方面に向かって薬師あいロード商店街があります。
新井に住んでいた頃は、新井薬師駅が最寄り駅でしたが、会社には、中野駅を利用していました。
朝は、中野通りに出て、バスを使うことが多かったのですが、帰りは、この商店街を歩いて帰ることもありました。
30年近く前のことですし、行きつけのお店があったわけでもないので、新井薬師駅から新井薬師商店街を経由して歩いてみましたが、懐かしさはあまりありませんでした。
むしろ、商店街の先にある中野ブロードウェイの方が、昔からのお店も残っており、懐かしく感じられました。
新井薬師梅照院での思い出は、会社帰りに立ち寄った際に、高齢の女性が近づいてきて「財布を落としてしまい帰れないので、100円貸してほしい」と言われました。
「毎日そうして、みんなに声かけてるんでしょ」「貸してって言うけど、返す気無いですよね」「そもそも100円じゃ帰れないですよね」と、突っ込みどころ満載でしたが、とりあえず、100円あげてしまいました。
こうした場合、どうすることが、正解なんでしょうね。
寺院の敷地内なので、お賽銭だと思えば、あきらめられる金額ですが、前記のようなモヤモヤ感を思うと、納得できない思いもあります。
こうした人の善意に付け込む人は、海外にもいますよね。
以前、香港に旅行に行った際にも、教師だと名乗る男性が英語で声をかけてきて「恵まれない子供たちのために寄付をして欲しい。
多くの日本人観光客からも賛同を得て寄付してもいらっている」と、日本人らしき人たちが彼の手帳に住所氏名を書いたものを見せられました。
怪しそうな人ではなかったのですが、怖かったので、とりあえず100香港ドルを渡そうとすると、「それでは足りない」と言われ、300香港ドル渡してしまいました。
当時のレートは覚えていませんが結構な金額ですよね。走って逃げればよかったです。笑い話にして記憶しています。
イヤな思い出は笑い話に変えて幸せ
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