小沢城址緑地(小沢城址ふれあいの森)は、神奈川県川崎市多摩区にあり、京王よみうりランド駅または稲田堤駅から徒歩約12~13分で行けますが、私は、2024年5月18日に、小田急線読売ランド前駅から歩いて、迷いながら約30分ほどで行きました。

 以前にも行ったことがあったのですが、その時は、迷わなかったのですがね。

 小沢城址緑地は。小沢城跡を含めた緑地で、小沢城址特別緑地保全地区に指定されています。

 アップダウンのある遊歩道が整備されているので、山歩きが楽しめます。

 距離は結構あり、竹林などもあり森林欲がとても気持ち良いのですが、散策している人が前回も今回もほとんどいなかったので、ちょっと寂しい感じもしました。

 

 小沢城は、鎌倉幕府の北の守りとして天然の要害を利用して築造された山城で、鎌倉時代初頭は、源頼朝の重臣として活躍した稲毛三郎重成の子、小沢小太郎の居城だったそうです。

 鎌倉~戦国時代にわたり、分倍河原の戦いや小沢原の戦いなど、いくたびかの合戦の舞台となりました。

 今日でも空堀・土塁・物見台・館・井戸の跡と思われる遺構が残っている(川崎市ホームページ「小沢城跡・多摩自然遊歩道を歩く」より)とのことですが、ちょっと分かり難く、正直、小澤城址と彫られた石碑が一番、城跡だと感じられました。

 

 世田谷城址公園は、東京都世田谷区にあり、世田谷線宮の坂駅から徒歩約5分で行けますが、私は、2024年5月18日に、小田急線豪徳寺駅から徒歩約15分で行きました。

 もっとも、招き猫で有名な豪徳寺のすぐ近くなので、豪徳寺で手を合わせてから、行きました。

 以前より気になっていたので、小沢城址に行ったついでに立ち寄ってみました。

 

 世田谷城址公園は、1940年に開園した世田谷区内唯一の「歴史公園」で「東京都指定文化財」にもなっています。

 公園内には、昔のおもかげを残す土塁や丘、谷があり、樹木に覆われた自然豊かな公園で、世田谷百景にも選ばれています。

 さぎ草の伝説の主人公「常盤姫」もここに住んでいました。

 なお、世田谷城は、初代吉良氏が南北朝の頃、関東管領・足利基氏から、戦の手柄により、武蔵国世田谷領をもらいうけて築城したのが始まりであると言われています。

 以後、吉良氏八代、二百数十年の間、居城として栄え、吉良御所、世田谷御所と呼ばれました。

 1590年に豊臣秀吉が小田原の北条氏を滅ぼしたとき、北条氏と親戚関係にあった吉良氏も運命を共にしたため、廃城となりました。(以上、世田谷区ホームページより)

 

 小沢城址、世田谷城址共に、建物があるわけではないので、緑の中でこの地にお城があったのだなと感じていました。

 せっかくなので、小沢城址緑地の近くには、寺社も多くあったので、寿福寺と玉林寺の門前で、手を合わせてきました。

 また、世田谷城址公園の近くでは、豪徳寺、勝国寺、松陰神社で、手を合わせてきました。

 

 建物のない城跡でも歴史を想像して幸せ

 

私のもう一つのブログ「2024年5月31日の生活記録」