甲府城は、山梨県甲府市にあった城で、JR中央本線、JR東海身延線の甲府駅から徒歩約5分の所にありました。

 私は山梨県出身ですが、甲府城というより舞鶴城という別名の方に馴染みがありました。

 山梨と言えば、武田信玄を思い浮かべます。

 戦国期から甲府が政治的中心地となり、武田氏居館を中心とする武田城下町が造成されましたが、武田氏滅亡後に甲斐を領した徳川氏や豊臣系大名が甲斐を支配し、甲府城を築城して新たに甲府城下町が整備されました。

 天守台はありますが、天守が建てられていたかは不明とのことです。

 

 現在は、城跡の一部が舞鶴城公園、甲府市歴史公園として開放されています。

 舞鶴城公園は、行ったことがあるのですが、40年以上前のことなので、最近どのようになっているのかは見ていません。

 公園内の自由広場にサーカスが来て、見に行った思い出などがあります。

 公園内には、青少年科学センターがあり、小中学生が遊んで学べるものが沢山あって、テレビ電話など色々と楽しめました。

 また、戦闘機などが展示されていました。

 現在の案内を見ると、当時もあったのは、謝恩塔くらいですかね。

 甲府市歴史公園は、2007年にできたので、駅から見かけたことはあるのですが、入ったことはありません。

 甲府城の山手御門を当日の工法で復元した歴史公園です。

 山手御門は、発掘調査により発見された石垣を土台にし、1700年ごろの絵図をもとに、柳沢吉保が城主だった時代の姿に復元したそうです。

 山手渡櫓門の中は展示室になっていて、発掘調査で出土した瓦や陶磁器、山手渡櫓門のミニチュア模型、江戸時代の歴史資料などを展示しているとのことです。

 

 甲府の名所と言えば、ミレーの美術館として広く親しまれている山梨県立美術館があります。

 最初の収蔵品であるジャン=フランソワ・ミレーの『種をまく人』を中心に、ミレーやバルビゾン派の作家、ヨーロッパの主要な風景画家、山梨にゆかりのある作家や日本の近現代作家の作品収集に力を注いでいます。

 甲府駅南口には、甲府のシンボル武田信玄の像がどっしりと構えています。

 武田信玄を祭神とする武田神社や、甲斐善光寺も有名です。

 甲斐善光寺は、本堂床下では長野善光寺と同じくお戒壇めぐりができます。

 甲州夢小路という甲府駅のすぐ近くにできた新しい名所もあります。

 明治・大正・昭和と、3つの時代を感じさせる町並には、江戸時代に使われていた時の鐘を再現、古民家や水路、池、石畳の路地なども設えられ、和モダンな町並みを作り出しています。

 甲府駅からは離れますが、昇仙峡も有名です。

 甲府の名産と言えば、山梨県民のソウルフードのほうとうです。

 平打ちの太麺をたっぷりの野菜と一緒に煮込んだ温かい味噌仕立ての鍋料理です。

 地元産のぶどうを使用した甲州ワインもあります。おみやげの大定番といえば信玄餅ですね。

 海なし県の知恵が生んだ名産品のあわびの煮貝も有名です。

 ご当地グルメで有名になった甲府鳥もつ煮もあります。

 

 やっぱり出身地の名産品をいただいて幸せ

 

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