御岳山(みたけさん)は、東京都青梅市にある標高929mの山です。

 武蔵御岳山とも呼ばれ、古くから山岳信仰の対象となっており、山上には武蔵御嶽神社が建立されています。

 樹齢1000年ともいわれる神代ケヤキの周辺には、多くの山荘や宿坊があります。

 私は、JR青梅線の御嶽駅からバスで終点のケーブル下駅まで行き、ケーブルカーで滝本駅から御岳山駅まで行き、そこから国の天然記念物の神代ケヤキを見て、武蔵御嶽神社や長尾平展望台などに行って帰ってきました。

 残念ながら、有名なロックガーデンまでは行きませんでした。

 ケーブルカー御岳山駅を降りると、目の前が御岳平と呼ばれる眺めの良い広場となっており、おみやげ物屋とお食事処があります。

 御岳山駅から10分ほどの場所に、御岳ビジターセンターがあります。

 ビジターセンターは、地域の自然について紹介するための東京都の施設です。

 ビジターセンターから15分ほどで、御岳山山頂の武蔵御嶽神社に到着します。

 眺めも良いです。武蔵御嶽神社から5分ほどで長尾平に到着します。

 ここも眺めが良く広いので、休憩やお弁当を食べるのにはもってこいの場所です。

 その他にも、落差50mの大小8つの滝の集まりである七代の滝や、大小さまざまな奇岩があり苔むした岩間を流れる清流が美しいロックガーデンや、落差10mの滝で、武蔵御嶽神社の滝行に使われる綾広の滝など、豊かな自然に触れることができます。

 ちなみに、御岳山と言うと、標高3067mの木曽の御嶽山(おんたけさん)を思い浮かべますが、日本には同名の山(御嶽山・御岳山)が多数あり、その最高峰が木曽御嶽山だそうです。

 

 武蔵御嶽神社は、736年に僧の行基がこの地にお堂を建て、蔵王権現の像を祀ったことに由来します。

 境内には、本殿、幣殿・拝殿をはじめ、大口真神社、旧本殿の常磐堅磐社、皇御孫命社、東照社、巨福社、北野社、神明社、二柱社、八柱社など、数々の神を祀るお社があります。

 本殿の狛犬は、1783年の作と記されています。お社の守りを固める狛犬といえば、唐獅子で阿吽の対になっているものが多いですが、こちらは二ホンオオカミだそうです。

 魔除け・盗難除けの神として「おいぬ様」と呼ばれています。

 「おいぬ様」にちなんで、愛犬の健康などを願う人々で賑わっているそうです。

 山頂だけではなく、参道途中などの山内にも、三柱社、稲荷社、疱瘡社などのお社もあります。

 また、境内から離れた富士峰園地に、良縁・長寿・安産の神様が祀られる産安社があります。

 江戸時代からある3本のご神木の安産杉、子授け檜、夫婦杉にはそれぞれの異なる後利益があるそうです。

 残念ながら、本殿、拝殿以外は、どこまで見たか、よく覚えていません。

 隣接する宝物殿には、国宝や重要文化財をはじめ、都指定文化財や市指定文化財など貴重な物品が多数展示されています。

 JR御嶽駅を中心に、多摩川の両岸約4kmにわたり整備されている御岳渓谷遊歩道も、駅からも近く整備されているので、機会があったら行ってみたいと思います。

 

 次に行きたいところを思い描いて幸せ

 

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