三溪園は、神奈川県横浜市中区本牧三之谷にあり、バスで、元町・中華街駅から約15分で三渓園入口へ、バス停から徒歩約5分で行けます。

 実業家の原三溪によって造成された横浜の東南部・本牧に広がる広大な庭園です。

 園内には京都や鎌倉などから移築された歴史的に価値の高い建造物が巧みに配置されていて、現在は重要文化財10棟・横浜市指定有形文化財3棟があります。

 原三溪は、明治・大正・昭和の前半期にかけて、生糸貿易で財を成した実業家です。

 三溪園についても、「この明媚な自然の風景は創造主のものであって、私有物ではない」と明言し、1906年から広く一般に公開したそうです。

 一般向けに公開されていたエリアの外苑施設としては、市指定有形文化財の鶴翔閣、林洞庵、横笛庵、重要文化財の旧燈明寺三重塔と旧燈明寺本堂、重要文化財の旧東慶寺仏殿、重要文化財の旧矢箆原家住宅があります。

 原家が私邸として使用していたエリアの内苑施設としては、重要文化財の臨春閣、市指定有形文化財の白雲邸、重要文化財の旧天瑞寺寿塔覆堂、重要文化財の月華殿、金毛窟、重要文化財の天授院、重要文化財の聴秋閣、重要文化財の春草廬、蓮華院、市指定有形文化財の御門があります。

 その他、三溪記念館では、三溪園や原三溪に関する資料・美術品などを収蔵・管理し、約1ヵ月半ごとに展示替えを行いながら紹介しています。

 季節ごとに咲き誇る梅、桜、藤、蓮、紅葉などの花々や鮮やかな新緑がこれらの歴史的建造物をいっそう際立たせ、古建築と自然が調和した姿を楽しむことができます。

 2007年には、そうした古建築と周囲の自然環境が一体となった庭園の空間全域が文化財として国の名勝に指定されました。

 2019年5月3日に行きましたが、それ程混雑はしておらず、落ち着いて散策できました。

 園内でもひときわ大きな建物である、横浜市指定有形文化財の鶴翔閣では、1日1組だけの貸し切りでの婚礼を執り行うことができるということで、園内の各所で、婚礼衣装を着たお二人の写真撮影をしており、とても幸せそうでしたね。

 三渓園の魅力は、やはり、自然の中の様々な古建築ですね。

 特に、大池越しの京都燈明寺から移された室町時代の建築である三重塔は、三渓園を代表する景観です。

 

 落ちついた雰囲気の三渓園でしたが、来る前に立ち寄った中華街は、5月の連休中だったこともあり、すごい人でした。

 適当な中華屋さんで、ランチを食べたいと思っていましたが、主な中華店はどこも行列でしたので、持ち帰り用の肉まんとドリンクを買って、ビル陰で食べました。

 やはり、予約しておくべきでしたね。甘く見てました。

 三渓園は、前から行きたいと思っていたのですが、公共交通機関を使って行くには不便なところにあるので、なかなか行く機会がなかったのですが、思い切って横浜中華街に行くのとセットで行きました。

 中華街では目的が叶わずに残念でしたが、三渓園は、思い切ってわざわざ行って良かったです。

 

 思い切って自分から行動して幸せ

 

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