実篤公園は、東京都調布市にあり、京王線つつじヶ丘駅から徒歩約10分で行けます。
2024年4月29日に行きましたが、住宅街の中にあり、少し分かりにくかったので、スマホの地図アプリを見ながら行きました。
実篤公園は、「友情」などの白樺派の小説で知られる武者小路実篤が、晩年の20年間を過ごした邸宅や遺品、愛憎品などが、没後調布市に寄贈され、1978年に開園されました。
園内にある旧実篤邸は、国の登録有形文化財となっています。
旧実篤邸は、土日祝日には、内部公開日でしたので、11時に一番乗りで見せて頂きました。
浴室や地下室は見ることができませんでしたが、実篤が愛用した机と椅子や、愛用品の数々が展示されていました。
武蔵野の自然の中で、午前中は原稿、午後は書画を書かれていたそうです。
夫婦二人の落ち着いた生活が想像できる文人らしい家だと感じました。
実篤公園となっている庭には、小さな上の池のところに小さなあずまやがあり、緑の中で池を見つめながら、一息できました。
地下通路を通って、ちょっと大きな下の池には、鯉も泳いでおり、こちらにも少し大きなあずまやがあり、一休みできます。
奥には、実篤の銅像があり、木道の脇にショウブが少しだけ咲いていました。
奥に進むと、光藻(ヒカリモ)が光を反射する事で黄金色に光り始めていたそうですが、気がつきませんでした。
武者小路実篤記念館は、実篤公園の隣接地に、1978年に開園しました。
実篤の書画、原稿や書簡、著書、愛蔵の美術品や交友のあった人々の作品や資料などが収蔵され紹介されていました。
映像も流れており、こじんまりとした展示室で、比較的短時間で楽しむことができました。
公式ホームページも充実しているので、後から施設の雰囲気を見直ししたり、資料検索することもできます。
連休前半の最終日でしたが、公園も記念館も見学者は少なく、落ち着いて過ごすことができました。
つつじヶ丘駅は、初めての駅でした。実篤公園のある側と反対側が、商店街などもあるにぎやかな街でした。
ラーメン屋さんが何軒かあることだけは、事前に調べて行ったのですが、どこに入るかは決めていかなかったので、街歩きをしながら、適当なお店を探してみました。
結局、つけ麺を食べたかったので、つけ麺ののぼりの立っていた札幌味噌麺の優というお店で濃厚味噌つけ麺を食べました。
濃厚味噌のつけ汁は初めてで、美味しかったです。
まだまだ、近郊にも今回行ったところのような、ちょっとした見所がありますね、
今では、インターネットで色々な情報を探すことができますので、わざわざガイドブックなどを買わなくても、適当な所を見つけられるようになりました。
今回も「東京」「神奈川」「庭園」をキーワードに検索して、実篤公園・武者小路実篤記念館を見つけて、行ってきました。
時間だけはたっぷりありますので、引き続き、他にも行って見たいと思います。
新たな見所を見つけて行って見て幸せ
私のもう一つのブログ「2024年4月29日の生活記録」