神代植物公園は、東京都調布市にある都内唯一の植物公園で、京王線調布駅から深大寺行きバスで、「神代植物公園前」下車ですが、深大寺に隣接しているので、終点の深大寺まで乗って、2017年10月9日に、深大寺をお参りしてから行きました。

 東京の街路樹などを育てる苗圃であった場所が整備され、私の生まれた1961年に開園したので、親近感を覚えます。

 梅や桜の名所として有名ですが、ばら園やつつじ園では280品種・12000株ものつつじ、日本では珍しい熱帯の植物を含む約1300品種の植物が鑑賞できる大温室など、一年を通して様々な花木を楽しめます。

 特に、春と秋に5000本を超えるバラの祭典「バラフェスタ」は、見ごたえがあります。

 

 深大寺を挟んで、深大寺の裏山から湧き出た水がたまって湿地帯になったところに、水生植物園があります。

 池や水路には、水辺の植物が自然に生えているほか、はなしょうぶ園などもあります。小さく地味な植物園ですが、武蔵野の原風景が感じられます。

 あと、気がつきませんでしたが。深大寺城跡もあるようです。

 

 深大寺は、奈良時代、満功上人によって創建された由緒ある歴史の古い寺で、東京では浅草寺に次ぐ古い歴史を持っています。

 

 門前には多くのそば屋があり、「深大寺そば」を食べることができます。

 私も、門前の手打そば屋さんで、おそばを食べました。

 

 参道入り口にある鬼太郎茶屋も、「ゲゲゲの鬼太郎」の世界が味わえる場所として楽しめました。

 調布市が水木しげる先生の第2の故郷だったことから、「水木ワールド」が再現されたお店です。

 先生の第1の故郷は鳥取県で、水木しげる記念館があります。

 水木しげるロードは境港駅から水木しげる記念館まで約800m続く妖怪の道で、両側では177体の妖怪ブロンズ像があるそうです。

 こうした漫画家先生ゆかりの記念館は、神奈川県川崎市の藤子・F・不二雄ミュージアムや、東京都世田谷区にあるサザエさんの作者の長谷川町子美術館などがあります。

 最近では、アニメの舞台となったところをまわる聖地巡礼も盛んだそうです。

 2022年の夏に東京都千代田区にある神田明神に行った際も、1300年近くの歴史をもつ由緒正しい神社ですが、アニメとコラボレーションした絵馬やお守り、グッズが売っているので驚きました。

 その理由は、人気アニメ「ラブライブ!」の舞台として神田明神が使われたため、「ラブライバー」と呼ばれるファンの方が多く聖地巡礼として訪れたためだそうです。

 以前、テレビで見ましたが、茨城県の大洗町は、アニメ「ガールズ&パンツァー」で大洗町の様々な場所が舞台として登場するため、ファンが現地を訪れるようになったことから、舞台となった地元商店街の各店先にキャラクターパネルを設置したり、ガルパンとのコラボ商品を企画・販売するなど、作品の世界観と地域が一体となったアニメツーリズムが形成されてい様子が紹介されていました。

 

 好きな世界に浸ることで幸せ

 

私のもう一つのブログ「2024年4月16日の生活記録」