生田緑地は、小田急線の向ヶ丘遊園駅南口より徒歩約13分のところにある神奈川県川崎市多摩区と宮前区にまたがる都市公園です。最寄駅から4つ目の駅にあるので、数年に1度は訪れています。

 多摩丘陵の一角に位置する市内最大の公園で、春には桜、初夏にはハナショウブ、秋には紅葉と四季折々の自然に触れることができます。

 生田緑地の中にある標高84mの枡形山広場の桜の木の下で、お弁当を食べたこともあります。

 枡形山展望台には、入場無料で、ビル4階くらいの高さまでエレベータで上がることができ、天気が良ければ、都心まで見渡すことができます。

 緑地内には、「岡本太郎美術館」や「伝統工芸館」をはじめ、プラネタリウムが人気の「かわさき宙と緑の科学館」などの文化施設も併設されています。

 科学館前の広場には乗り込んだりすることはできませんが、本物の蒸気機関車D51が展示されています。

 プラネタリウムは、一度だけ観たことがあり、なんとなく懐かしさが感じられました。

 

 また、緑地内中央には、江戸時代の東日本の代表的な文化財建造物25件の古民家を移築した野外博物館の川崎市立日本民家園があります。2020年3月21日に初めて入りましたが、こちらも気持ちよく散歩しながら見学できました

 

 少し離れた場所には、生田緑地ばら苑があります。

 ここは、開苑当時「東洋一のばら苑」と謳われた向ヶ丘遊園のバラが、閉園に伴って散逸することを惜しんだ市民の手によって開苑されたとのことです。

 春と秋の2度の開花時期のみ開苑される期間限定のばら苑で、533種、約4700株のバラが春と秋に開花します。

 何度か行きましたが、無料で見学できます。ボランティアの手で手入れされていることを考え、少しだけ募金箱に数百円入れています。

 

 また、旧向ヶ丘遊園の入り口付近に十数年前にできた「藤子・F・不二雄ミュージアム」もあります。

 長年、川崎市多摩区に住んでいた藤子・F・不二雄氏の作品世界やメッセージを、原画などを通じて、幅広い世代に伝えていく文化施設として誕生しました。

 

 向ヶ丘遊園は、1927年の現在の小田急小田原線の開通と同時に開業し、2002年まで営業していました。

 向ヶ丘遊園駅より向ヶ丘遊園正面入口までモノレールも走っていました。

 モノレールに乗ったことはありませんでしたが、向ヶ丘遊園には、閉園の年に、一度だけ遊びに行きました。

 昭和な遊園地だったことを覚えています。

 

 私たちの家には子供がおらず、いつも夫婦二人ですが、公園や遊園地に行くと、当然ながら家族連れが多く、子供たちがはしゃいでいる姿など「幸せ家族」を見ていると、特にうらやましいとは思いませんが、こちらまで微笑ましく、幸せな気分になります。

 

 ほっこり幸せ家族を見てこちらも幸せ

 

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