山下公園は、神奈川県横浜市中区山下町にあり、JR京浜東北・根岸線、横浜市営地下鉄ブルーラインの関内駅から徒歩約20分、みなとみらい線の元町・中華街駅から徒歩約3分で行くことができます。

 1930年に関東大震災のがれきを埋め立てて造られた公園です。

 「赤い靴はいてた女の子像」をはじめ、園内には像や記念碑も多く、海やベイブリッジを一望できるため、観光地として人気です。

 またバラの名所としても知られており、毎年春と秋には花壇にたくさんのバラが咲き誇ります。

 

 公園の脇には、日本郵船氷川丸が停泊しています。

 氷川丸は、1930年に太平洋横断シアトル航路へ就航した当時を代表する高速貨客船です。

 喜劇王チャップリンも乗船したことで有名です。第二次大戦中は海軍の病院船として活躍したそうです。

 2008年にリニューアルオープン、2016年に重要文化財に指定されました。

 戦前に活躍した当時の資料を元に復原されたアールデコ様式の一等食堂・一等社交室などの客室エリア、ほぼ建造時のままの操舵室・機関室などの乗組員エリアなどを見学しました。

 プロムナードデッキからは、横浜港の風景を見ることができます。

 実際の大きな客船には乗船したことがなかったので、古い客船ですが楽しめました。

 

 また、公園の内側には、横浜マリンタワーがあります。

 横浜開港100周年の記念事業として、私の生まれた1961年に建設された横浜のシンボルです。

 当時は日本で最も高い灯台として、長く横浜の港を見守ってきました。

 私と同じ年月を過ごしてきたわけですね。高さ106m、2層の展望フロア、360度の大パノラマから見える景色は素晴らしかったです。

 2009年にリニューアルオープンした館内には、2階まで吹き抜けのホールに山下清画伯の壁画や横浜マリンタワーが灯台だった頃に使用されていた灯具が展示されています。

 2022年に再度改修工事を行いリニューアルオープンしました。

 

 山下公園に来たら、お隣の「港の見える丘公園」にも、立ち寄りたいところです。

 港の見える丘公園は、1859年の横浜港開港当時の外国人居留地で、丘の上にイギリス軍、下にフランス軍が駐屯していた場所を整備したもので、その名の通り横浜港を見下ろすことができる小高い丘の上の公園です。

 みなとみらいの景色や、横浜港の工場や横浜ベイブリッジといったところを見ることができます。

 絶好のビュースポットであるとともに、横浜でも有数のバラの名所でもあります。

 「イングリッシュローズガーデン」は、バラ植栽を主とした英国風の庭がテーマで、イギリス館に隣接した無料のバラ園です。

 別なところに、「横浜イングリッシュガーデン」という有料のバラ園がありますが、そことは別物です。

 ちなみに、私はバラをプレゼントしたことはありませんが、赤いバラの花ことばは「あなたを愛しています」だそうです。

 

 お花のプレゼントを受け取ったら幸せ

 

私のもう一つのブログ「2024年4月5日の生活記録」