大嫌いな日 | 夜一の黒猫乱舞

夜一の黒猫乱舞

還暦を迎えたけど心は永遠の18歳
2018年暮れ突然 脳脊髄液減少症(疑い)を発症。残存症状に悩まされつつも今は元気。更に脊柱管狭窄症、六十肩で左肩がぶっ壊れそうなヲタBBA


姑は米穀店の長女に生まれ育ったことを自慢にしていて

自分のことを「お姫様」と言い

家では何一つせず、他人にしてもらうのが当たり前

家の中はゴミ屋敷、冷蔵庫や戸棚は閉まらないほど物で溢れ

見かねた妹や友達が煮炊きし、家の掃除もしてくれていた(らしい)

とても50代とは思えない

当然だがお勤めした経験ありません



私が嫁いできたら

「まま炊き(家政婦)来るのを待ってた」と

私に平然と言い

嫁いだその日から一切の家事をしない

ほうきを持って玄関を掃くことすらしない



そんな姑、当然母の日は

「してもらうのが当たり前」らしく

近くに住む娘は何かしら贈り物を持ってくる

私ら“嫁チーム”もプレゼントを贈ってた


そして、もらった姑は誰もいなくなってから

物を見て「不平不満 値踏み」するのだ

「こいなの(こんな物を)よこして」

「今年は(贈り物持って)来ねぇのかや?」


贈った長女、嫁さんそして長男二男は 

実母がこんな事を言ってるとは夢にも思ってないだろう



私は悟った

母の日など 不要だと



子供が多いと、誕生日や記念日に

何をもらうか楽しみにするだろう

そして、贈り物をくれる人くれない人を自ずと比較してしまう

子どもやお嫁さんを比べることになるのが嫌だ

大嫌いな姑と同じになりたくない


そう言う気持ちが原因で

”母の日アレルギー“になってしまった


若嫁を卒業する頃

姑にプレゼントを贈るのは止めた




子どもたちが大きくなり家族を持ったいま

私は「母の日」は何もしないでと言ってある



口にもしたくない例のあの日は

いつもと変わらず穏やかに過ごしてる