きてくださってありがとうございます!
先週の土曜日に出演したNHK「ごごナマ!おいしい金曜日」の裏話です。
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4月20日、新刊発売しました。
(中身はこの記事に書いています。見て頂けたら嬉しいです。⇒☆☆☆)
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朝9時、NHK放送局到着。
去年の写真です。(なんで去年の写真載せんねん)
スタジオに入ると、鉄道マニアのアナウンサーの近田さんがいらっしゃって感動しました。(また近田さんがほんとに優しいんです)
今回のテーマは「簡単レンジ飯で夏を乗りきろう!」ということで
耐熱容器1つ、レンジで1発でできる料理
◆キーマカレー
◆ピーマンのツナマヨサラダ
◆パプリカのマリネ
◆器ごとチン!ナスとベーコンのペペロンチーノ
◆豚キムチ豆腐(チンするだけキット)
◆器ごとチン!アクアパッツァ
の6品を紹介、間に家電総合エンジニアの本多宏行さんがレンジの使い方を紹介する流れです。
料理は時短だけじゃなく、すべてに夏バテ防止の要素が入っています。
疲労回復とか、食欲増進とか、疲労回復とか、免疫力アップとか、疲労回復とか
疲労回復とか。(だいたい疲労回復)
これまでの2週間、ディレクターさんと「ペペロンチーノに夏の食材を足しましょう。」「すべての料理にレンジならではのポイントと、夏バテにいい要素を。」などたくさん話し合ったんですが
練りに練って、変更に変更を重ねて1ミリも妥協せず作るからこそ、あの生放送一発本番で番組が面白いものになるんだろうなと思いました。
今回の試みが、生放送でリアルタイムで料理を作るという部分で
普通なら「12分チンしたものがこちらにございます」と出てくるところを、差し替え無し、今作ったものをそのまま食べて頂くことになっていて。
なので失敗できないのもあるし、分刻みで計算されつくした台本になっていました。
スタジオのレンジは2台。
まずキーマカレーをチン。
チンしている間に、レンジのラップのかけかたのポイントを説明し、ピーマンのツナマヨサラダの夏バテ効果を説明(ここで1~2分経過すると仮定)、サラダを作り、2分30秒チン。(キーマカレーができあがるまであと7分と仮定)、レンジ料理のポイントをさらに説明したあと、パプリカのマリネを出してきて説明。マリネを試食して頂き、そのぐらいにサラダができあがると仮定。(キーマカレーができあがるまであと4分30秒と仮定) 盛り付けて席を移動してもらって実食、もし時間があまればメールで届いた「我が家のレンジ飯」を紹介
~チン~(カレー完成)
みたいな流れで書いてあるんですけど
いやいや
そんなうまくいくかいなー!!
平常心でひとりで無言で作るならいけるけど、あの緊張のなか、さらに芸人さんが入って色々楽しく話してくれたり横道がそれたりする時点で間に合う気がしない・・・
と思い「もっと余裕があったほうがいいのでは・・・」となったんですが
生放送の場合、むしろ余白があるのはNGらしくて。
「会話で時間を埋める」みたいな曖昧な箇所があってはならず、台本の段階でギチギチに埋めておいて、放送中に入らないと判断したものをその場で落としていく方式で作っていくそうです。
最初はびっくりしましたが、実際やってみると、だからこそ間延びせず、勢いがあるんだろうなと納得しました。(ただ本番中突然「ここ落とします」って言われても絶対対応できへん自信あるわ)
スタジオで、まずは今日の流れをチェック。
近田さんと私、またスタッフさんが西川きよし師匠役、テンダラーの浜本さん役、三戸なつめちゃん役になり、台詞や立ち位置などをひとつひとつ確認していきます。
その次にリハーサル。
生放送なのでカメラの位置や時間配分を完全に決めないといけないため、本番とまったく同じことを、同じ1時間の尺でカメラを回してチェック。
その後、全員でどこがやりにくかったか、不具合があった部分を話し合い。
たとえば
・ラップをふわっとかけるのを口だけじゃなく、その場で実践したほうがカメラが寄りやすい⇒器とラップを机に準備してやりながら説明する
・耐熱コンテナが透明だから白いテーブルに置いた時に見えにくい⇒トレーの上に準備
・レンジから取り出すとき、器が熱いので気を付けてというのをもっと強く伝えたい⇒口だけじゃなくテロップでも出す。近田さんからも、私からもできれば一言添える。
などなど、この数倍の変更点をみんな台本にブワァかきこみ
そこがうまくいくかどうかは本番一発勝負の世界です。
カメラの動きこんな一瞬で変更するなんてすごすぎへん?突然本番ちゅう私が四方八方に暴れだしたらどうするんやろ。(迷惑すぎるわ)
リハーサルのあとはお昼休憩。
美味しそうなお弁当が楽屋に置いてあったんですが、緊張でほとんど食べられませんでした。(勿体なさ過ぎて持って帰って食べましたがめっちゃ美味しかったです)
その後、メイクさんがメイクを直してくださると聞き、メイク室に入ると
「おはようございまーす」
背後に三戸なつめちゃんが・・・!
あまりの可愛さにびっくりしました。(そして内臓をお忘れです)
その後スタジオに戻ってしばらくすると
「おはようございまーす!」「おはようございまーす!!」
きよし師匠、浜本さん、なつめちゃんがスタジオに登場されました。
続きます。
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