きてくださってありがとうございます!
------------------------------------
新刊もうすぐ発売します。
syunkonカフェごはん 6 (e-MOOK) Amazon |
syunkonカフェごはん 6 [ 山本ゆり ]
|
------------------------------------
3月29日、サントリーさんのご案内で、「天然水のビール工場 東京・武蔵野ブルワリー」の工場見学に、てんきち母ちゃんことかな姐さんと一緒に行って参りました。
壁にババーンと文字が書いてあり、ワクワク感が高まります。
『The PREMIUM MALT'S SUNTORY』
ザ・プレミウム・・・マルツ・・・スントリー・・・・か。(帰れ)
2017年3月14日、ザ・プレミアムモルツが5年ぶりにリニューアルしたんですが
それに伴い、3月14日にすべての工場をリニューアルしたそうです。リニューアルほやほや。
この工場で、ザ・プレミアムモルツとはどんなビールであり、どれだけ原料や製法にこだわりぬいたものなのか
醸造家の夢、熱い思いを吸収して参りました。(たっぷりのアルコールとともに)
最初にこの工場の技師長、久保田さんにお話を聞きました。
久保田さんはめっちゃビールが好きで、中学生の時ぐらいから醸造家になりたいと思い始めたそうです。そんな人いまだかつて出会ったことない。「醸造家」って職業自体、私が知ったのいつごろやろ・・・たぶんやけど、2017年3月29日やわ。
久保田さんいわく、プレミアムモルツは、醸造家の夢なんだそうです。
醸造家の「世界最高峰のビールを作りたい」という思い、挑戦の結晶であり
それを形にするために何十年も試行錯誤を繰り替えしているビール。
ビールのどこに魅力を感じるかって人それぞれで
苦いのが好き、飲みやすいのが好き、味は正直どうでもいい、キンキンに冷えてさえいればいいなど色々だと思いますが
プレモルの醸造家が目指す理想の味は、とにかく「うまいっ」と感動するビール。
飲み終わったら、また飲みたくなる。1杯飲んだら2杯、3杯と手が伸びる、クセになる味。
この「飲み終わったらまた飲みたくなる」っていうのをビールの本場、ドイツでは「ヴァイタートリンケン」っていうらしいねんけど(日本語の「もったいない」みたいに、他の国ではない言葉って面白いですよね)、それが醸造家の目指す理想の味なんだそうです。
こだわりは、香り、コク、香り。
グラスに注いだ時にたちこめる香り、口に含んだ時のコク、そして飲んだあとにまたファッと鼻に通る香り
飲んだあともまだうまい
そんなビールだそうです。今のくだりほんまに何のサイトも資料も見ずに記憶だけで書いてるから全然違ったらごめんやで。(大問題やわ) でもそのぐらい印象的な言葉でした。
とにかく本当にビールが好きで好きでたまらないというのが伝わって、商品を愛しているのが伝わって、より一層好きになってしまう。
サントリーの方々。
プレモル独特の香りとコクを出すためにこだわっているのが、原料と製造方法で。
まずビールの90%をしめる原料、水。
サントリーさんのすべての工場は、天然の地下水がとれる場所にしか建てられていないらしいです。
流通や効率から考えると都心に近いほうが便利だけれども、そこは天然の雑味のないうまい地下水がとれる場所というのに絶対的なこだわりを持っているそうです。(その地下水がなくならないよう社員で植林もしているし、ゴミを減らすなど、もはやビールの話から環境の話にまでどんどん広がっていくので自粛します。なんしか「~水と生きる サントリー~」のスローガン通り、水と生きてはる。)
そして麦芽とホップ。
「ダイアモンド麦芽」っていう、うまみ成分がたっぷりなくせに固くて全然味がでてこーへん手がかかるやつを、わざわざ「ダブルデコクション製法」というとんでもなく面倒くさい製法を使って抽出してるっていう。
詳しくは長くなるので書きませんが、今度から面倒くさい人がいたら「おまえはダブルデコクション製法か」と言おうと思ってる。
ホップはチェコの一部でしかとれない欧州産アロマホップを使用。
そのホップを数回に分けて加える「アロマリッチホッピング製法」により、香りを最大限に引き出しているそうです。この「ダブルデコクション製法」と「アロマリッチホッピング製法」は必ずテストに出るんで赤線ひいといてくださいね。(詳しくは⇒ザ・プレミアム・モルツのサイト)
ほんで
こうなって
こうなって
こんなんなって
こんなんなってます。すごいこだわりですね。
そういえばプレモルにはどの広告を見ても、ビールでよく言われる「のどごし」って言葉が一回もでてこーへんなと思ってたんですけど、プレモルは味わうビールなので、あえて言わないそうです。
正直私はビールは飲めたら何でもいいというタイプ。第3のビールでも全然いい。
味わうと苦いから、むしろ味よりのどごし重視、炭酸とアルコールを摂取するための液体だったんですけど(醸造家泣くわ)
これらをすべて聞いてから入れて頂いたプレモルが、めちゃくちゃ美味しくて。
苦みが少ないので、味わいながらゴクゴク飲めてしまう。こんなにビールを味わって、おいしいと思いながら飲んだの初めて。(かな姐さんも私も自主的に喉を極限まで乾かして飲んだからまた格別)
プレモルが好きな人って、ずっと変わらずプレモルが好きっていう印象があったんですが、その理由がわかった1日でした。
帰りの新幹線の車内販売にて。(まだ飲む。1人2本)
かな姐さんのことが好き過ぎて、帰りの新幹線は隣の席を取ってひたすらしゃべっていました。(そんな楽しげな様子や写真は姐さんのブログで⇒サントリー武蔵野ブルワリーへ行ってきましたというお話です)
はい
めちゃくちゃ長くなってしまってすみません。
しかもこの工場見学って別に一切ブログに書かんでいいらしいんですけど、ただ書きたくて書いてしまいました。
読んで下さってありがとうございました。
(※もうあのクラッチバッグに断念して付属の紐つけました)
------------------------------------
ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。
------------------------------------
syunkonカフェ雑記 ~クリームシチュウはごはんにあうか否かなど~ (扶桑社ムック) 1,080円 Amazon |
-----------------------------------------------------------
syunkonカフェごはん レンジで絶品レシピ (e-MOOK)/宝島社
- ¥540
- Amazon.co.jp
-------------------------------------------------------------
いい加減なブログですが、気軽にコメントして頂けたら嬉しいです。
コメントは承認制ですが、無人の野菜売り場のような、個人個人の秩序で、ずっといい雰囲気を保って頂いてるので、読んで嫌な気持ちになるものじゃなければ完全公開です。
他の方のコメントに対する御返事など、自由にして頂ければ嬉しいです。
質問はコメント欄内でほとんど答えますので、気長にゆるりとお待ち頂けたらありがたいです。