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最近、何をしているときも人生なんだなあと感じます。



いや何がって感じですが

カレンダーに書いてある、友達との約束やら飲み会、遠足の予定なんかは

「あー今週末これがある。」

と意識しますが

今これを書いている時間も

朝、娘を起こしてバタバタ用意してる時間も

掃除してる時間も、仕事してる時間も

トイレでぼーっとしている時間も、スプーンを曲げている時間も


鳩をシルクハットに押し込んでいる時間も


オリーブの首飾りをCDに録音している時間も

その予定とまったく同じで、自分の人生の一部なんだなあと。(後半どこのマジシャンの日常や)←そして鳩の仕掛けがひどい


何当たり前のこと言うてはるんですかって感じやけど

これが全部楽しかったら

めっちゃいいやん


と思ったわけです。ふと。


自分が幼稚園のころは

1回洗い物や洗濯のお手伝いをするだけでも楽しい遊びみたいに思ってたし

初めて料理の仕事を頂いた時は

「自分以外の何かのためにレシピを考える」なんて、どれだけ楽しい作業なんだと感動したし

夫と出会ったばっかりのときだったら

一緒にご飯を食べる予定があれば、それ自体がすごい楽しみで

家でご飯を作って夫の帰りを待つなんて

おそらく、ものすごく楽しい一大イベントやったと思うんです。



でも、当然ながらどんなことでもそれが日常になると

別になんのこっちゃない

イベントとイベントの間の「無の時間」ぐらいの比重で自分の中に定着してんねんなあ。


家事や仕事に関しては、無どころかたまに苦の時間やったり。


そんなもん当たり前で

毎回毎回「おお!今日も家族でご飯を食べている!」とか意識するなんて不自然やし


日常になるからこそ普通に生きていけるというか、それこそが本物の幸せであるとも思う。


でも

よく言う話やけど、人生、いつ何があるかわからないじゃないですか。


突然この日常がなくなって初めて気づく大切さというか。


だからってよくきく『明日死ぬと思って生きよ』っていうのは私は無茶やと思うねんけど(そんなん考えたら好きなものばっかり食べ続けて127kgぐらい太るわ)


ずっと続くと思いつつも


たまにはこの日常を「貴重やなあ」と意識して

仕事もプライベートもなく、移動やら待ち時間でも全部の時間をあえて意識して楽しんでみたら


毎日がちょっとルンってなるんじゃないかと思った。ちょルン。


そう思ってふと娘をみたときに

4年前まではそこに存在しなかった小さい女の子がそこにいて、めっちゃ話しかけてくるなにこれ可愛い

ってなって

色んなことにちょっとイライラしていた気分がスッと収まった。

(あと、洗濯物たたむのとかも自分の中でゲーム感覚にしてみたら突然楽しかったり)


でもこういうのって

突然ストンと自分の中で納得できる時っていうのがありますよね。


何を聞いてもなんも感じなかったり


むしろ鬱陶しいものとして「ハイハイ」ってなる時と


とつぜん「あ、ほんまにそうやな。」ってなる時と。


それがどういうサイクルで自分に訪れるのか

何の条件でパチンとはじけるのかわからないので(赤い実か。哲夫か)

だからこう考えましょう、とか、こう考えたほうがいいですよ、とか死んでも言わんし思わんけど


ついさっき突然ストンと納得したんで、書きとめた次第です。




この最後のひと口に関しては、毎回いちいち「幸せ」って感じる。

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