きてくださってありがとうございます!


私は「syunkonカフェごはん(1~4)」という料理本を出させて頂いてるんですが

その中に毎回、含み笑いコラムというコーナーをいれています。


タイタニックレシピ、事情聴取レシピ、受動態レシピ、大女優レシピ

現代社会レシピ、お嬢さんを僕に下さいレシピ、迷惑メールレシピなど

レシピとしては読みにくくて仕方のない、完全な遊びのページ

個人的にはこれがメインやと思ってるんですけどね。

(ごくたまに「こういうの必要ないんでやめてくれませんか」って言われてしまうページ)


この間、メールの下書きフォルダの中から

本を作るときに提出してボツになったネタをまた発見しました。


2年ほど前に書いたものやねんけど

自分でもびっくりするほど思考回路がおかしかったわ。

日の目を見ることがこの先一生ないんで、載せさせて下さい。


『問題集レシピ ツナとコーンのピラフ


・次の文章を読み、設問に答えなさい。


むかしむかしあるところに、おじいさんとおばあさんが住んでいました。

おじいさんは山へしばかりに、おばあさんは川へせんたくにいっていました。

ある日、川上から大きな桃が どんぶらこ、どんぶらこ、と流れてきました。

おばあさんは、「あらまあ、なんて大きな桃。おじいさんと食べようかしら。」と、持って帰りました。

おじいさんは夕方まで帰ってこないので、その間に夕食の準備を。

炊飯器にといだお米を2合入れ、いつもより少し少なめに水を張り、みじん切りの玉ねぎ、にんじんをいれました。

ツナ缶は汁ごと加え、冷凍のコーンをいれました。

コンソメをくだいて(問1)入れ、スイッチオン。

と、そこでおじいさんが帰ってきたので、おばあさんは例の桃を持ってきました。

おじいさんが桃を包丁で割ると、中からオギャーオギャーと、元気な男の子が出てきました。

男の子と接していた部分の果肉は生温かったので、そこは少し遠慮してスプーンでかきだし、残りの桃をおじいさんにふるまいました。

おじいさんはひと口食べて手を止め

「大きく育ちすぎる野菜や果物というのは、見た目のインパクトはあるものの、どうしても繊維の質が粗く、甘味も少ない。窒素過多が原因だろうね。どうしても大味になってしまうんだ。(問2)」

おばあさんは残念に思いましたが、気を取り直して炊きあがったごはんにバターを混ぜて全体をさっくり混ぜ合わせ、おじいさんに出しました。

「窒素過多が原因だろうね。」

おじいさんはまた言いました。

気に入ったフレーズなのか、その日、寝床につくまでにあと2回言っていました。


問1 下線部を漢字にしなさい。

問2 波線部に深みを与えなさい。』


なんやねんこれ自由すぎるやろ。

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お知らせです。

有機野菜などの食材宅配ネットスーパーで有名なOisix(おいしっくす)さんと、水と生きることで有名なサントリーさんが


というコラボ企画をやっています。


皮まで安心して使えるOisixさんの果物を使って、フルーツブランデーを作りませんか

そしてそのフルーツブランデーで料理を作りませんか という企画。

その中で

Oisixさんのミニトマト(砂丘育ちのジュレたっぷりミニトマト)を使ったトマトのフルーツブランデーと

そのフルブラを使った料理を紹介させて頂いてます。


・トマトフルブラの甘辛鶏
トマトを漬けたブランデーを使った照り焼き。


フルブラは料理にも使えるんで便利です。

料理酒と同じ使い方なんですが

カレーにいれたりお肉を焼く時にいれたらコクや香りが足されるし

ブランデーを料理に使うという行為そのものが「シェフっぽ!」ってなるから好き。(何その価値)


SP!(シェフっぽ!)


レシピや、コラボ記念特別企画など色々ありますので、よかったら見てみてください。


※すみません。先ほどSP(シェフっぽ)と書きましたが

コメントで「シェフはChefなのでCPすね。」と教えて頂きました。

謹んでお詫び申し上げます。


CP!(シェフっぽ!)
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4月5日、宝島社さんより新刊を発売させて頂きました。

syunkonカフェごはん 4 (e-MOOK)/宝島社
¥802
Amazon.co.jp

☆今までの料理本です。


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