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このブログは、料理とただの話をだいたい交互に書いています。
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私は縫い物が苦手で、というより、ほぼできないに等しくて
恥ずかしながらボタンさえまともにつけられないんですね。
母も姉も得意で、きよこでさえも、なんだかんだ作っていたというのに。
最後に縫い物をしたのは、おそらく高校の授業で作った肌色のベスト。
それは、授業終わった瞬間ゴミ箱にいくような出来でした。
ロックミシンとかいう、縫ったと同時に布が切れていく恐怖のミシンで
気づいた時には、ミシンの針が予定の線よりかなり内側を
ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダーーーーン!!!って暴走しだして
めっちゃ華奢な人用のベストが出来上がった。
ゴミみたいなベスト、というより、ベストみたいなゴミ。
（ちなみに先生の予定では「梅田に着ていけるようなベストを作ろう」でした。絶対に無理やろ）
授業の最後、それ着て写真撮らされた気がする。
ピチーーーンと着こなして写真撮られた気がする。
大体、なんで肌色チョイスしたんやろ。パッと見た感じ裸やん。裸んぼさんやん。
それ以来作ってないし、授業以外で何かを作ったのなんて、小学校以来やと思う。
それを知ってる高校時代からの友達（２児の母）から
「あみちゃん、保育園でなんか作らなあかんもんがあったら手伝うで。」
という優しいメールがきました。
この保育園の入園準備は、私も少し恐れていたんですけど
ラッキーなことに、持ち物を見ると全部市販ですむようなものばっかりで。
私がしなければならないことは
●タオルの端っこに、ひっかけられるような紐をつける
っていう、ただそれだけやったんで
「それだけやから大丈夫！ちなみにこれって、なみ縫い？」
って聞いたら
「大丈夫！すでに紐ついてるタオルいっぱい売ってるから！」
って教えてもらった。
よかったー・・・とホッとしててんけど
実はもう１つあったんです。
それが
タオルにゴム紐が通っている
ご飯食べる時に首にかけるエプロンです。
先生が
タオルの端っこを折り返して、ただまっすぐ縫ってゴム通すだけなんで簡単です
端っこが折り返されてるタオルを買えば、縫わずにゴム通すだけでＯＫです
って言ってたんで、絶対にそのタオルを買おうと思ってたのに
どんだけ探してもそんなタオルが見つからんくて、いよいよ入園２日前に。
そこでついに覚悟を決めました。
縫おう。(ゴクリ）
早速始めようと思ったら、なんとこの家に針と糸がなくて。
ぇえーー針と糸が無い家なんてあるんや！！ってびっくりしたわ。（お前次第）
なので近所の手芸屋さんに買いにいってんけど
針の種類が多すぎて、何買えばいいか全くわからず。
「すみません。タオルを縫うのって、どの針がいいんですかね・・・」
と聞くと、店員さんは「ほんと面倒くさい人来たよ」って感じの表情で
「普通でいいと思いますよ。そんなん。普通でいいでしょう。」
冷たっ。
普通ってなんやねん。針界の普通知らんわ。
落ち込みながら表示を見たら
「普通布用」「厚手用」みたいに書いてあった。（わあ。ありがとうございます。普通でいいんですね）
その日の夜ごはんのあと、机に針と糸を取り出した私を見て夫は
「やるなあ」
とでもいうかと思ったら
「え、手縫い？それ手縫いでやる気？ほんまに？」
なんやねんその反応。ミシンが無いからしょうがないがな。
その後も
「そのまま縫い始めるん？ちゃんと待ち針で留めなどんどんずれてくで。」
「もっと細かく何箇所かに分けて留めなあかんって。」
「それさあ・・・」
と、ちょこちょこ口を挟んできて
私は、ほなもう自分で作れよと言いかけて抑えて言いかけて言った。（言ったんかい）
そして、約１時間かけて完成したのがこれ。
なみぬいの幅、約１ｃｍ。洗濯２～３回でボロボロなるんちゃんこれ。
これが娘への初めての手作りの品です。こんな母さんで申し訳ない。
翌日あみにかぶせてみたら
「イヤ――!!これ外してー！これ嫌いーー！つけないのーーー！嫌いーーー！」
と、びっくりするぐらい嫌がって頭ブンブンふりまわされたわ。
嫌い
ってなんやねん。これに嫌いも好きもないやろ。
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☆今までの料理本です。
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