きてくださってありがとうございます!
今回、個人的な就職活動の思い出の話で、興味ない人は相当面白くない内容で
しかもめっちゃ長いのに変に熱いんで
あの
気をつけてください。(何をどう)
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このブログは、料理とただの話をだいたい交互に書いています。
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何回かこのブログで書いてるんですが
就職活動中って、人生で一番頭を使った気がする。変な方向に。
私の場合は、内定が出やすい時代だったのもあって
危機感もやる気もあまりなく(決まらなくても、仕事を選ばなければどうとでも生きていけるやろと)
説明会にもほとんどいかず、バイトしながらだいぶ適当にやってましたが
色んなことを妙に深く考えてしまった時期でした。
必ず面接で聞かれる志望動機
「なぜこの会社を選んだのですか?」
ただこれだけの質問の答えを出すために、みんなどこまでも深く掘り下げていくねんなあ。
「なんとなくです。なんか楽しそう。オフィスも綺麗。」
って言いたいけど、それじゃあかんみたいで
その「なんとなく」はなんなのかって考えていくことからスタートして。
就活生
「成長できると思ったから・・・」
面接官
なんでそう思ったの?あなたにとっての成長って何?他では成長できないってこと?
「この会社の●●さんに憧れて・・・」
どういうところに憧れたの?なんで?もしその人がいなくなったら辞めるの?
「この会社の社風と企業理念に共感して・・・」
何をどこまでわかってますか?他にもおなじ理念のところは?
「自分の能力を活かせる職場だと思い・・・・」
他ではいかせないの?希望の部署じゃないところに異動になったら辞めるの?
ぇえーーもう
入りたいって言ってんのにどんだけ冷たいねん。
でもどの質問も別に意地悪でもなんでもない、面接官の純粋な疑問で
別に正解なんてないし、考えてなかったら答えられなくてもいいし
とりあえず素直に普通に会話したらいいってことに後のほうになって気づいたわ。
そのうちどこからか
「就活の軸」をまず決めましょう、みたいな話が浮上します。
将来なりたい自分の姿をまず考えて
そこから逆算して、そのために自分が必要な経験はどういうもので
給料とか福利厚生みたいな条件面なのか、仕事内容なのか、社風なのか、やりがいなのか
どこを軸に仕事を選ぶのかをまず明らかにしろ、みたいなやつ。
そんなんちゃんと考えてたら今こんなふうに焦って就活してなくない?って言いたくなるやつ。
今までボーッと生きてきて、先のことなんて考えたこともなかったのに
いきなり将来の立派な自分を想像して
10年後はこうだから、そうなるために5年後はこうなっていたい
だから御社でこんなことがしたいんです、みたいな。(で、2~3年で退職)
でもこの、「なぜこの会社で働きたい?」をつきつめて考えていくと
結局、どこにいっても自分次第で楽しくも成長もできるやろし
どれだけ会社を調べても、そもそも入る前から実際どんなのかなんて実はわかりようがない
っていうのがわかってきて
最終的にたどり着くのは
会社って、ほんまにどこでもいい
っていう結論でした。
ここでしか働けない、働きたくない、なんてことはあるわけがないし
将来どうなりたいにせよ、無駄な経験や職業もなく
どんだけ自分の将来と会社をつなげても、実際働いてない以上、想像でしかなくて。
このへんで「あれ?もう就活なんていらんやん。どこでもいいやん。」ってなってんけど
ただ、自分が考えて、悩んで、ここがいいと納得した会社に入ったら
多少思っていたのと違っても、しんどくても、続けられる
就職活動ってそういうことなんかもしれんなあ・・・
って数か月かかって気づいた。
深く掘り下げて考えて、何かがわかった気がしたのを覚えています。
そしてここで
じゃあ、「なぜこの会社を選んだのですか?」
って聞かれたら
・・・・・・・・・・・・・・・
「なんとなくです。なんか楽しそう。オフィスも綺麗。」
・・・・・・・・・・・・・・
これスタート地点と何も変わってないやないか!!!
っていうループにはまったわ。この無駄な思考に絶望。
いや、この「なんとなく」は、1周まわったうえでの「なんとなく」で
三段階の法則の3なんです。(※三段階の法則 三段階の法則2 ) とか伝わるわけがなかろう。
あと、就職活動中って、いろんな社長さんの熱い思いやら
人生で大切にしてることとか、座右の銘なんかを日々聞き続けてるもんやから
自己啓発セミナーに無料で日々通ってるような感じになって
どんどん、色んなことに感謝の気持ちが芽生えてきたりしてたわ。
(この今歩いてる道路も誰かが作ってくれたもので・・・・とか)←どーでもいい
世の中のすべての仕事は、全部誰かのためになっているってことに気づいて
専業主婦という道も、ものすごく素晴らしいことなんやろうとか
ブッシュ大統領も金正日も産まれた時には小さな赤ちゃんだったんだとか(どこまで派生ー!)
自分も、人を幸せにするために仕事をしよう
どんな小さな仕事でも、とか、仕事に小さいも大きいもなくて
人の喜びを自分の喜びに感じて、どんな仕事でも必死で頑張ろう
とかもう、恥ずかしすぎるやろどこまで自分を買い被ってんねん
って言いたくなるようなことを結構本気で思ってた気がする。
そんな熱い気持ちにくわえ、働く意味とか生きる意味とか色々考えててんけど(哲学者か)
なによりもまず初めの
面接官の目を見て、ゆっくりハキハキとしゃべる
っていう、そのことについて何の対策もとってなかったんで
結局全然あかんかったわ。
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☆今までの料理本です。
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