はまっていたことについて

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※とってもどうでもいい話です。

いきなり思い出したんですが

小学生から中学生ぐらいにかけて、羽毛を抜くことにはまってました。

羽毛布団とかダウンの端っこからピッて出てる羽を見つけて抜く

っていうだけやねんけど

これがほんまにやめられへんくて。

見つけたら抜かずにおられへん。

今までの人生で、何かにはまったことってあんまりないのに、これだけは。

たぶん、今まで抜いてきた羽毛を集めたら、小さめの羽毛布団作れると思うわ。

東京ドーム１２０万分の１ぐらいの大きさの。（想像しにくすぎるわ）

きっかけは、小さい羽毛のひざかけでした。

やたら羽が飛び出てたんで、ある日何気なく抜いてみたら、その感覚が気持ち良くて。

あの、スッ・・・って抜けるんじゃない、ちょっと中にとどまってグッ！って抜けるあの感じ

あれが気持ち良くて気持ち良くて。ウフフ・・・ウフフ・・・ってなって（気持ち悪いわ）

たぶん、今飛び出してるやつは全部抜こうと思ったんやと思う。

そしたらあれ、抜けば抜くほど出てくんねんな。

いつの間にか足元に羽毛が溜まっててん。ふぁっさりと。

母に見つかって「これ抜いたらフワフワじゃなくなるからあかんで」って言われてんけどやめられなくて

毎回見つかっては「また抜いてる！！やめなさい！フワフワじゃなくなる！」

ってジャブ程度に怒られててんけど

ある日あまりにも抜くから結構きつめに怒られてん。ボマイエぐらい。（わかりにくいわ）

アンパンチぐらいかな。顔変わりたての。

その時はそら、もうやめようと思ったけど

この快感を知ったうえでやめるなんて至難の業で。

抜いたあかん抜いたあかん・・・って思っても、「じゃあ今日を最後に抜くのやめよう」と、

抜きおさめ的な感覚で抜きに走って、気づけば足元ファッサリ。

これってタバコとか覚せい剤とかパチンコと同じように、脳に何かが作用してると思う。

まあ、そこまで依存性は強くないし、被害も少ないけど。（被害・・・羽毛布団のふわふわ感が若干減る）

怒られてからは、少量抜いて、ばれないように抜いた毛を部屋全体に散らしてました。

でも母に「羽が色んなとこにあんねんけど、また抜いたやろ」って言われたから

それからは、本に挟んだり箱に詰めたりゴミ箱に捨てたりして、こそこそ作業してました。

そして、何年もかけてちょっとずつちょっとずつ穴は大きくなりて（大脱走か）

もはや、穴によっては一気に３～４本ガポッと抜けるように。

その３～４本抜く時がまた気持ち良くて。ほんま快感。快感フレーズ。（堕天使の呪縛）

羽が飛び出てなくても、布団クシャクシャクシャクシャやって飛び出させて抜くっていう状態。

そしてさらに時が経ち、穴はさらに広がり

抜いた羽をまた穴から中に戻すことさえできるようになりました。

キャッチ&リリース。

これでフワフワ感は損なわれまい、と思ってんけど

もはや、穴が広がりすぎて、あの気持ち良かった「グッ」っていう抵抗感がなくなってしまい

満たされない私は、自分のベットにある羽毛布団でもやりだすようになりました。

寝る前にちょっと抜いて、抜いた毛は、ベッドと壁の隙間に落として。

それを何年か続けてふと隙間をのぞいたら、隙間全体が羽で埋まってた。

ニワトリ飼ってはったんですか？ってほどに。

あれは衝撃やったわー。

その後何年かして一切抜かんくなって、そんなこと忘れててんけど

いきなり昨日思い出して。

そして、また抜きたくなってる自分がいます。

これって禁煙してた人がまたふと吸いたくなる感覚みたいな感じなんかな。

あー

抜きたい。

あー

何この話。

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