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子どもの頃


鶏肉にムネとモモがあるのを知りませんでした。



私はというより、山本家の誰もが。



小学校の頃はきよこ(今92歳の祖母)が晩御飯を作ってたんですが


いつも何も考えずに一番安い肉を買うから


当然98%ムネ肉でした。


それを別に工夫してジューシーにしようとかいう発想はみじんもないし


いつもカスカスにしあげてました。


やたら歯に挟まる。鶏の筋がやたら歯に。



でも、1年に2回ぐらいジューシーやねん。


今思ったらそれはもも肉で作っててんけど


私も姉ももちろんきよこ本人も、そんなことは一切気づかず。


「え!今日のからあげおいしい!」「いつもこんなふうに作って!」って騒いでたわ。お祭り騒ぎ。


でも次やる時はやっぱりカスカスに戻ってるパターン。


ずっと理由がわからんかったわ。揚げすぎなんかとばっかり思ってた。



鶏肉だけじゃなく、豚肉でもなんでもバラとロースと細切れの特徴とか知らずに


全部きよこの調理法ひとつやと思ってた気がする。


きよこが調子いい時は柔らかい、みたいな。


きよこが笑った時は雨がふる、みたいな。(どんなおばあさんや)



きよこは、胸肉をいつも冷凍保存してんねんけど


その調理法がもう


いっさい解凍することなく、そのままフライパンで焼きます。


熱々に熱した油に


完全に霜まみれの鶏肉が投入される状態



当然


バチバチバチバーーーーーー!!!!(語呂悪いわ)


と油がはね


そこらじゅう油まみれになる。(そしてすり足で歩いてその油を家じゅうに広げる)



ひどいときは



ボォッ!!



はねた油がコンロに引火して、コンロから炎があがる。

でもまったく動じへん。


普通に鶏焼いてる。


平常心でアクロバティックに鶏焼いてる。



アクロ婆さん。(オクレ兄さんみたいに言うな)



幼い頃から何回台所のコンロ付近が炎に包まれているのをみたことか。



だから当然まわりは焦げても中は生なんで


それを避けるべく長時間強火でガンガンに焼くゆえ


カスカスに仕上がります。

鮭やサバも同様。


冷凍してるのをそのまんま魚焼き網でカッチカチに焼き上げます。


脂はすべて抜け落ち、カスカスで、サイズも3分の2ぐらいに縮んでる状態。



その鮭も、塩鮭のときもあれば、ただの鮭の時もあって


それも別に表示を見て買ってきてないから、食べてから


「あ、今日は味ある。」「今日は味ない日か・・・」みたいな感じ。


これもきよこのさじ加減やと思ってました。



なんせ、食材を殺す才能において他の追随を許さない。


ひどい時


冷凍の鮭を魚焼き網にいれ



点火。



そして



就寝。




炭化。


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