きてくださって本当にどうもありがとうございます。
ものすごく長い出産シリーズの続きです。はよ出せよなもう。
昨日の記事にたくさんのコメントありがとうございます。(みんなテニスボールうまいこと使ってたんや)
今回文章下手くそでかなり読みにくい感じでしかも長いんですが
読んで頂けたら嬉しいです。
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今の大変な時期に本を出させてもらったことも
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<前回までのあらすじ>
幼馴染のみよことケンタ。将来結婚しようと約束をしながらも、小学校卒業とともにケンタは転校してしまい
みよこはずっとケンタとの約束を信じて待っていた。
高校生になってみよこの前に現れたケンタは幼い頃とは似ても似つかない軽い性格に。
でも当時みよこがプレゼントしたキーホルダーを大切に持っていて・・・・??
そして小エビの体から大量の液体が。(上の文章なんやねん。りぼんか。)
ジャーーーーーッ!!!
・・・・・・・・破水!!!
ゆり:すみません・・・・破水しました。
看護師さん:ほんと!?ちょっと見てみるから、仰向けになってー。
いやいやいや
簡単に「仰向けになってー」て言うけども。
今動くとか無理やねんけど。
しかもここ何か月も苦しくてできへんかった仰向けやで。
でもせな始まらんし、ちゅうか終わらんし、
(タスケテー)
って思いながら仰向けに。
看護師さん:うーーーん・・・・破水はまだしてないみたいやわ。
・・・・・・・・・
ぇえ!?
破水してないん!?
ほな今出した大量の液体は何ーーーーぃぃぃいいいいーーーーーーんなああーーーー(波到来)
まさかの25にしておもらしーーーーぃぃいいいいいーーーーーーーんなああーーーー(波到来)
この間、痛みを逃すべく色んなことを試しました。
①娘が必死に出てこようとしてる姿を想像する
この子も頑張ってるんや・・・頑張れ・・・・この子が頑張ってる・・・・んやろうけどタスケテー!!!
②痛みを冷静に分析する
落ち着け。痛みから逃げずにとことん向き合ってみんねん。この波と同調してみよう。
胎児がどんどん回転しながら降りてくるときに子宮が収縮しタスケテー!!!
③とにかく呼吸に集中する
フーーー・・・・タスケテー!!
④笑ってみる
(ニヤリ)
(ニヤリ)
(タスケテー)
どれも痛みに支配され全くの無意味に終わった。
ほんまムイミー。(赤い魚の群れの中で目の役をする赤い魚)
でも、嘘みたいやけどこの状況下においてもまだ一応余裕はあって。
「なんかうるさくてごめんな。」「もっと暴れてええよー。」と旦那と会話をしたのを覚えてます。
思考回路はショート寸前やったけど。だって純情どうしよう。
なんかもう若干笑けてきた。
ハハハ・・・・こいつぁいてぇや!(思考回路のショートによる口調の乱れ)
「なんで笑ってるん(笑)」って聞かれて「痛すぎんねん(笑)」と答えた記憶が。
とにかくあらゆる方法で耐えしのいでいたら
ここで
「赤ちゃんの心音がさがってます。」
と。
どうやら、陣痛の時に私が力をいれてるから、赤ちゃんに酸素がいかず苦しんでいると。
うそーん。ごめーん。
看護師さん:しんどいけど、陣痛の時は力を抜いて、声も出さないで。
力を抜く・・・・??
これまで力をいれることでなんとか耐えてきたのに、その力を抜けと。
わかった。抜こう。
でも私死んでもしらんで。
・・・・・・キタキタ・・・・よし・・・力抜く力抜く・・・・ふぅーーーー・・・・・(ダラーン)
・・・・・・・・ぅぅぅぅぅんんああああああーーー!!(入りまくり)
あかーん!!入ってもーてる!!
もっかいもっかい。次は抜くで。
・・・・・きたで陣痛・・・・・・力抜く力抜く・・・・ふーーー・・・ふぅーーー・・・・(ダラーン)
・・・・・・ぅぅぅぅぅんんああああああーーー!!(入りまくり)
無理やわ。
全然あかんわ。
全然あきませんわ。
看護師さん:お腹の中に酸素を送るイメージで。
そういって
ふーー、ふーー、ふーーーー
と呼吸法を教えて頂いた。
いやもう
この状況でそんなイメージできるやつ悟り開いてるとしか思われへん。もう陣痛マスターやないか。
でも言われたからにはとにかくイメージした。
ふーー、ふーー、ふーーーー
お腹に酸素をたくさん送り
お腹はぷわーと膨れ上がり
水色のお空に風船がとんでいった。(想像力豊かーー!!)
なんせ陣痛がきたら「ふーふーふー」を繰り返しててんけど、どう頑張ってもMAX時には力が入ってしまい
旦那と看護師さんには心音のモニターが見えてるから
「赤ちゃんが苦しいよーって言ってるわ。力抜いてー力抜いてーー。」と。
わかってんねん。わかってんねん。
でもな、人間には反射っていう能力が備わってんねん。
下腹部にこの痛みがきたら必然的に力が入るシステムになってんねん。
脇こしょばされてんのに手上にあげたまま一切動くなっていうようなもんやで。
そんな技今日初めて陣痛経験した私にできるわけなかろうが。初心者やぞ。
ふーーーー、ふーーーー、ふーーーー。(口で言うてるだけ)
「赤ちゃん苦しいよー。力抜いてー。」
だってもうそこにおんねんもん。でっかい物体がおんねんもん。だせそうやねんもん。
あーーほんま出したい。きばりたい。きばらせて。
出たいんちゃうの?出したあげたらいいんちゃうの?なんであかんの?なんでチコタン死んだん?(2回目)
なんせ、これが経験者の言う「めっちゃでっかいうんこを我慢する感じ」ってやつやとわかった。
でも絶対赤ちゃんが死んでしまったらあかんと
とにかくひたすら呼吸法を繰り返し、ひたすら赤ちゃんに酸素を送るイメージをして
ひたすら心音を下げ続けた。(下手くそか)
赤ちゃんごめんー!頑張れーー!!(お前が頑張れ)
看護師さん:また下がってるわー。
もしかしてへその緒が巻き付いたりしてるかもしれないから、ちょっと右を下にしてみて。
右を下に。
ということは
今左が下やから
今この状況で寝返りを打てと。
あーーーーもう
(タスケテー!!)
死にもの狂いで寝返りを打つも、結局へその緒まったく関係なかった。(なんやねん)
とにかく「ふーふーふー」を繰り返していたら
しばらくして
またものすごい波が襲ってきて
体から前より大量の液体が。
ジャーーーーーーー!!!
あまりの痛さに生まれて初めてのナースコールを押してしまい
「破水しました!!!」と涙ながらに叫んでしまった。恥ずかしい。
看護師さん:ちょっと見てみるね。
・・・・・・・・・・・・・
あー・・・・
まだ破水じゃなさそう。
(ドゥーーーーン・・・)
看護師さん:でも・・・・上のほうで破水してるかもしれへんわ。
どういうことやねん。
上のほうで破水て。上のほうで破水したらなんかいいことあるん。
ほんでこの液体は破水とは関係ないんや。なんなん一体。一体全体。
このあたりから陣痛の波がくるごとに
ジャーー
ジャーー
めーーーーん
って体からなんか出てきて
うちはさっきから何を出してるんやと思いながら耐えたわ。(でもちょっと気持ちいい)
そこで男の先生があらわれ
血がいっぱい出てるから点滴を打つとのこと。
血でよかった。
尿を大量に出してるからアンモニア投与するね、
とか言われたら恥ずかしくて明日から学校いかれへんわ。(学校て何)
先生:出産用の点滴やから結構太めのをさすよ。痛いと思うけど。
山本:あ、どんだけでも刺してください全然大丈夫です。
ほんまもう何十針でも刺してくれ。そんな痛みなんてどうでもよろしいわ。
(ブスリ)
ほんまに全然痛くないねんけど
先生:点滴してるから右手動かさないでね。
・・・・・・・・・
なるほど・・・・
今この絶対イキんでしまう下腹部の痛みに対してまったく右手を動かさずに
力を抜きながら酸素を赤ちゃんに送り続けるイメージで呼吸を続ければいいと。
そういうことか。
よーし!
せーーの!
あほーーーーーーーーーーーーーー!!!!
そんな同時進行100パー無理やろ。いっこく堂じゃあるまいし。
そこからとにかく汗だくでふーふーふーを繰り返していたら
看護師さんがいきなり
「もう、いきみたかったらいきんでいいよ。」
と一言。
・・・・・・・え?
いきみたかったらって何?何のあきらめ?
心音は??赤ちゃんは?チコタンは?
そら喉から手がでるほどいきみたいけど(使い方おかしい)
さっきまでと状況まったく変わってへんのにどういうことやねん。
いきなりのいきみの禁止解除にとまどっていきもうかどうか考えてしまってたところに
先生が登場。
「全開やね。」
と。
続きます。やっと分娩室ーーーー!!!長くて申し訳ないです。
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