きてくださって本当にありがとうございます。
出産の一部始終の続きです。
まだ個室から移動してない状態なんて、この先また長くなりそうなんですが
昨日コメントで「はしょらないで」と言っていただいたので、ありがたくまたダラダラと書きます。
(「はしょって」って思ったとしてもそんなん書かれへんっちゅーねんな)
何より、コメント欄にさらに面白いエピソードがいっぱいあるんで読んでいただけたらと思います。
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今の大変な時期に本を出させてもらったことも
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幼い頃からはまざきまいと、何回も何回も一緒に想像し、恐怖でたまらなかった出産。
痛いことがあるごとに「陣痛はこれより痛いとか無理じゃない?」という会話をしてました。
なのでこの楽しさを伝えようと。
そして、耐えられるタイプの痛みと耐えられないタイプの痛みがあるっていう話もしていて。
痛みの大きさではなく、種類やねん。
「まず種類としてはどんな感じなん?」
「なんやろ・・・確かに痛い。死ぬほど痛い生理痛と腰痛。けど思ったより全然。」
「うわーうち腰痛無理やわ。」
「いや、でも耐えられるタイプのほうの痛みやねん。
確かに内部の痛みではあんねんけど外傷的な痛さに近いから・・・」
という内容の電話をしてました。(何この痛みについての会話)
そこで昼ごはんが運ばれてきた。
朝から何も食べてないし空腹やったけど
天津飯をちょっと食べたら陣痛、また何口か食べたら陣痛。
痛い・・・・おいしい・・・・あー痛い痛いあかん・・・・おいしい。(いそがしいわ)
あーー・・・・イタタタ・・・・あーーーー卵がトロッとして痛い・・・・無理!痛い!あーーー!もう!
この天津飯超いたうまなんですけどーーー!!(聞いたことない)
さすがに 天津飯 < 陣痛 で、食事はあえなく断念。
天津飯 < 陣痛
< カレーライス。(好みの問題か)
そして陣痛は5分間隔に。
私はこの痛みのまま間隔がどんどん短くなり、最終痛みが続いてしんどくなるだけやと思ってたんで
「これならいける!」と思っててんけど
甘かった。
甘すぎ。
甘栗やわ。(甘さ控え目ーー!)
いや、ほんま、
ミルキー舐めながらネクター白桃飲むぐらい。勘弁してください。喉が焼けます。
間隔もやけど、痛みそのものがどんどんヒートアップしてきた。
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・
って。
55555555555551
って。(何気に豚まん)
まずは、立てなくなって
次に座れなくなり
踊れなくなった。(これもっと早い段階やろ)
なんせ基本姿勢が寝っころがる状態で
痛みがきたら、髪の毛やら枕をつかんで力をいれてたような。
んぐふぉぉ・・・!!って。
なんかつかんだりして気を散らしたほうがマシな気がして。
ムギューー♪って。(くまさんのぬいぐるみか)
もう陣痛の間の、痛みがないときでさえ腰まわりが重くなってきた。
楽譜で表すと(なんで)、ピアノからどんどんクレシェンドしていってメッゾフォルテを超え、フォルテに。
まあ最終はフォルテッシモやったけど。
いやフォルテッシモっていうか、もう、ヴォルデモート。(ハリーポッター関係ない)
でもこの時点ではまだ5分間隔で痛くない時があるんで
まだまだ全然余裕はありました。余裕の橋田くん。(誰やねん。よっちゃんどこいってん)
そのへんでしーちゃんから電話が。
しーちゃん:ごめんなこんな時に電話して!どうなん?大丈夫??
ゆり:大丈夫やでー!!今ごはん食べてたわー^^・・・・(陣痛始まる)・・・・・・・・・・
・・・・(無言)・・・・・・・
しーちゃん:え、え?!大丈夫!?ごめん!切るわ!頑張れーーーー!!!
・・・・・・・・・・・・
そんな感じで過ごしていたら、母が到着。
「あんたまだ余裕やなー。」と。
「なんかいけそうやねんけど。意外に痛くないもんやな。」って言ったけども
「甘いわ。そう言ってられんのも今のうちやでー!
障子の格子が見えなくなるぐらい痛くなるから。頑張れー^^」と。
そしてまた看護師さんが様子を見にきてくれて
またNSTをしたような。
「陣痛が5分間隔になったらナースコールで呼んでくださいねー」と言われ
もう結構前から5分な気がするんですが・・・
って思ったけど、最初に「まだまだ」って言われていたんでその言葉を信じて黙っていた。
(なんで正確な5分間隔よりも曖昧な「まだまだ」を優先すんねん)
トイレにいっておいたほうがいいと言われ、うそーん無理無理・・・と思いつつも立ち上がって出ていき
来客用(和式)と患者用(洋式)があるのを知らず、来客用に入ってしまい
和式トイレにまたがって放尿している途中で陣痛に襲われたりな。お尻丸出しで耐えたわ。ぶりーん。
そして15時ごろ
なんと、女バスのかじがきてくれたという連絡が。
実はこの病院は家族以外の面会はあかんかってんけど
私がちゃんと伝えてなかったせいで、仕事終わって駆けつけてくれたみたいで
特別にちょっとだけ入れてもらえることに。
かじ:ゆり・・・・・
ゆり:かじーーーーー!!!!
かじ:きちゃったーーーごめんなーー(泣)
かじはすでに泣いていて。
かじの顔を見た瞬間、安心感なのかなんなのか
ボロボロ泣いてしまった自分がいて
今まで別に何とも思ってないと思ってたのに、たぶん平気じゃなかったことに気づいた。
二人でしばし号泣。
あの忙しいかじが駆けつけてくれたことが嬉しくて
女バスがついてくれてることに安心して
また頑張ろうと思えた。
かじ、ありがとう。
少しだけしゃべって
「うちがいたら気使って強がるやろうからもう帰るな。頑張って。」と泣きながら出ていきました。
そのあと旦那も戻ってきました。
ぶりーん。(なんで丸出しやねん)
またまた長くなりましたが続きます。
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