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このブログは、料理と、ただの個人的な話を交互に書いてます。

今回はそのただの個人的な話です。


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含み笑いのカフェごはん『syunkon』

この間、あるお店で


母の日が近いから、子どもの描いたお母さんの絵が色々かざってあって

ぼーっと見てて思い出した他愛無い話です。



小学校1年の頃、てんのうじ動物園に遠足に行って


帰ってから、動物園の絵を描かされてんやん。(描かされたって気持ちではなかったやろ)




全く関係ないけど


私はこの日に着ていかされた赤いカーディガンが嫌で嫌で嫌で


1日気が重かったのを覚えてるわ。


写真とか見たら全然カワイイ服やねんけど、なんかこの時は嫌やってん。



こういう変なこだわりって結構子どもの頃多かったような。


座布団に描いてあるウサギが着てるチョッキが気に入らんから


この座布団嫌・・・」って言って


理解してもらわれへんくて怒られたり。(ほんまワガママな子どもめ)



***



私は確か像を描きました。(*を便利な記号みたいに使うな)


像を描いてる子が一番多かったと思う。無難に。



小学校の頃、自分で言うのは嫌らしいけど、どちらかというと絵がうまいほうやってん。


いや、うまいって言っても


芸術性とか将来性はまったくない、「ちゃんと像やったら像に見えるように描ける」っていう


おもんない感じのうまさな。


(前も書いたけど、小学校の頃きよこに「あんたの絵は、うまいけど死んどるなあ」って言われたぐらい。



デッサンは得意やけど想像上の世界を描けって言われたらとたんに筆がすすまんタイプ。



その時、別の男の子も像を描いててんけど


その子の像は、何か聞かれへんかったらわからんような物体やってん。



先生はその子の絵を見て


「●●くんこれ何描いたの?」


と聞き


「ぞう。」


とちゃんと答えたのにもかかわらず


私の絵と、もう1人「像に見える像」を描いてる子の絵を持っていって



「そんなのは像って言わないの。これ見てみなさい。


こんなふうに、鼻が長くて、耳が大きくて、灰色なのが像だからね。



と言い、描き直させたかどうかは忘れたけど、なんせそんなことをしててん。



これ、時代もあるんかもやけど


今やったら大問題やんなあー



子どもの自尊心と自由な発想をどんだけ奪ってんねん。



その子にとったら長い鼻よりでかい耳より印象的な部分があったんやと思うし


色だって違うように見えることなんてどんだけでもあんのに。


きっと芸術家の人が見たら「Oh!」って言ったと思うわ。(外人限定か)



って話を


何年か前、ごいち(※過去記事参照 )としたときに



それ、そんなあかんことかな。


って言われてまたも驚いた。



「えー!あかんやろ!!」って言ったら


だって下手やったんやろ?」と。



明らかに自分なんかより何倍も芸術的感性で生きてるやつやのになんで!?


ってびっくりしてんけど



彼の考えとしては


もし、そのときに先生が何も言わなかったら


彼も別に自分の絵になにも感じず、他の人と違うことも気づかず、


思い出にも残らず終わってるんちゃうかと。


うちもなんも覚えてないんちゃうかと。


たぶん言われたことで、傷ついたかもしれんけど


その「先生に下手って言われて傷ついた」っていう経験から、何かしら考えが芽生えたかもしれん。



今は「個性を大事に」っていうのが主流で


どんな絵を描いてもそれはそれでOKみたいに


全部褒められなあかんみたいになってるけど


そもそも学校っていうのは、集団生活を学んだり、考えを統制をする場でもあって


世の中の基準みたいなもの、像やったら鼻が長くて耳がおっきいとか、そういうものを教える場でもある。



だからまず基準みたいなもんを敷いておいて


そこから育つのが個性だから


なんでも「個性だからいい」で片付けるのは逆に才能の芽をつんでるかもしれない



みたいな話をしてくれて


なるほどなあと思った。



そりゃ、それによってもうその子が一生の心の傷を負うやとか


自由に絵を描けなくなったとか取り返しのつかない何かがもしかしたらあったかもしれんし


個性の尊重はもちろん大事。


ただ


「わかってもらえない」っていう悔しい経験も


人生で別にあってもいいよなあとはよく思う。



子どもの気持ちになって、目線に立って考えるのも大切やけど


別に人間やねんから


大人の気持ちのまま子どもに接して


「大人って何もわかってない」って思われるのも、それはそれでありやんなあと。


って何回も書いたようなことをまた書くけども。


なんせ色んな人にもまれて傷ついたり喜んだりして生きていけばいいさと。



何この当たり前な結論。



ちなみにそんな彼は


足が置かれへんぐらいめっちゃ細かい目のジャングルジム


かなんかを大学になってまでこしらえて


実用性ゼロで不評やったって言ってたわ。



そらな。


別に自由な発想を求める学科では全くないからな。

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