テルマエルーツ、ザキ、白衣の3人 | マンガ編集者のエディターズ・ハイな日々+をゆる~くお伝え!

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出版業界という愚者の楽園で"なう"を囁いてみる?

本日は、
小社より発売された本の中から
私が個人的に読んで特に面白かったコミックスをご紹介いたします。

まずはこちら!

書店員の選ぶマンガ大賞2010
手塚治虫文化賞
マンガ読みが選ぶマンガ大賞2010

の3冠に輝いた作品「テルマエロマエ」(エンターブレイン刊)の著者、
ヤマザキマリが、自身の数奇で劇的な人生を描く
エッセイコミック『イタリア家族 風林火山』(ぶんか社)です!
イタリア家族 風林火山 (ぶんか社コミックス)/ヤマザキ マリ

¥820
Amazon.co.jp

本書は講談社の「モーレツ!イタリア家族」の後を受け、
小社女性向け投稿雑誌「別冊本当にあった笑える話」にて
掲載された作品を集めた新作コミックスです。

イタリア人の旦那さんとその両親、息子、小姑、などなど
爆発的個性豊かな人々が一つ屋根の下で暮らす生活を描いたもので
「わはは、それって、本当!?」と爆笑しちゃうエピソード満載の
実体験マンガとなっています!

話題の「テルマエ・ロマエ」のくすくす笑っちゃうおかしみは、
ここからきてるんだな、と楽しめる一冊です!



2冊目はこちら!
「ザキちゃん」著:登丸ダイスケ(ぶんか社刊)
ザキちゃん (ぶんか社コミックス)/著者不明

¥800
Amazon.co.jp

自身のお嫁さん「ザキちゃん(愛称)」の
キモすぎる行動生態を紹介する挑戦的意欲作!
といううたい文句で押していますが、
キモい行動というよりは、超アクティブな行動力が、
一般的な範疇より逸脱しているために変に見えるという
ある種の越境者の雄姿を描いた作品だと思ったりいたします!
まさにその行動力はすさまじくオニ外交的(笑)!
でも、
その外交的な面がとても優しさに包まれているので
読んでいて不快な感じはみじんもなく、
むしろ深い愛が感じられて、ほんわかします。

絵柄で敬遠される方もいるかと思いますが、
そこはグッと目を瞑り、読んでみていただけると
作者の奥さん&娘さんに対する深い愛が感じられる作品です!


最後はもちろんこれ!
自分で作ったコミックスを紹介するのはどうかとも思いましたが、
やはり客観的に読んでも面白かったので改めてご紹介。
たかの宗美の
大人気病院コメディー「白衣な彼女5」。
白衣な彼女 5 (ぶんか社コミックス)/たかの 宗美

¥680
Amazon.co.jp

こちらは、
なんども紹介していますのでここではさらっと紹介。
巨乳ナース華山桜子が巻き起こす病院革命ギャグです(笑)!
内容はこちらの4コマのように思わず「あはは!」
と笑える病院ギャグが盛りだくさん。
$主任がゆく!スペシャル

かなりお薦めの3作品ですので
ぜひぜひ、
読んでみていただけますと幸いです!