


「一番好きな事を仕事にするのは幸せなことor辛いこと?」
勝手にブログネタ風ですが、
飲み会のときに聞かれ、気になりましたので書いてみました~。
実は、
私は大学卒業してすぐに入った出版社では、
編集ではなく広告になりました。
しかし、どうしても編集者になりたくて、
申し訳ない事に1カ月で退社してしまいました…。
それから、1カ月、
面接までいけた出版社にかたっぱしから電話を掛けました。
そのなかのひとつに
運が良い事にアルバイトでやとっていただけたのです。
ただ、そこもマンガの部署ではなく、書籍の部署でした。
しかし、
雇っていただいたときに、
私が前の会社を1カ月で止めている経歴を見た編集長から、
君は目移りがしやすい性格だから1年間まず、社会人としての基本を覚えなさい。
でないと一生、きちんとした仕事ができなくなるよ。
編集者の前に社会人として一人前にならなきゃいけないからね。
と言われました。
思えばこの一言が、私の人生を変えてくれた言葉なのかも知れません。
そうだ、まずは基本的な仕事が
できるようにならなくてはいつまでたっても、
つまらないから、辛いから、自分のやりたい仕事じゃないから、
と逃げ出すにきまってる(特に前例のある私はまたやるにきまってます)!
そこで本当にいろいろなことを学ばせていただき、
1年どころか3年間お世話になり、最後の方ではひとりで
書籍を作れるまでに成長させてもらいました。
感謝してもしきれないほどの恩をいただいたと今でも思っています。
作った書籍も売り上げをあげてくれて、給料も上がり、
正直に順風満帆状態ではあったと思います。
でも、
書籍を作って認められれば、認められるほど、
やはりマンガの編集がしたいという思いが強くなってゆくのでした。
意を決して、編集長に相談したら、
そうかやはりあきらめきれなかったか、としばらく考えてから、
分かった。
と一言いってくださいました。
多くを言わないその言葉に感謝と涙がでそうになったことを覚えています。
そして、退社し、
今現在、ありがたいことに
念願だったマンガの編集者をやらさせております。
私は、
運が良かったこともありますが、
なんとしても自分の好きな事を仕事にするためにあきらめず求め続けました。
そのことをいろいろなかたが見てくださって、
また努力も多少した甲斐あってか、
今の仕事に就けたのだと思います。
ですので、
私にとっては、
好きなこと仕事にするのは幸せなことだと思っています。
辛い事も好きな事だから、耐えられます。
もし、皆様の中で、
好きな事を仕事にするのが辛いかもとおっしゃる方が居たら、
ぜひ、そんなこと考えずに追い求めて飛び込んでみてください。
私の経験からは、好きな事を仕事にすることは
辛いけど楽しい!
ですから!
あ、
決して私、Mではありませんので~~~~(笑)。