来ていただいて、ありがとうございます。

 

今日の文字は

 

 

 

今日、「NHK杯テレビ将棋トーナメント 2回戦 第一局

谷川浩司十七世名人(62) 対 小山玲央四段(31)」の

放送がありました。

 

小山四段はこの対局に勝ち、フリークラスから

2025年度の順位戦B級2組の参加が決定しました。

 

本来、プロ棋士は奨励会の三段リーグを勝ち抜き

四段に昇級すれば順位戦C級2組に参加します。

 

しかし、小山四段は奨励会を2度落ち

アマチュア棋戦で活躍し「プロ棋士編入試験」を経て

プロになりました。

 

その場合はフリークラスからの出発でプロになってから

ある一定の基準(直近30局以内の成績が6割5分以上)を

達成して初めてC級2組の参加資格を得ます。

 

奨励会に入会せず、プロ棋士になったの

順位戦参加資格を得たのも戦後初の棋士となりました。

 

小山四段は岩手県釜石市出身の初めての棋士です。

2011年の東日本大震災の時に津波で家を流され

 

やはり、阪神淡路大震災で被災した谷川浩司十七世名人が

東北に来てくださり高校生の時に指導対局をしていただいたことがあり

 

今日の放送された対局はそれ以来の対局。

 

プロ棋士になって数日後に釜石市で叡王戦があり

いきなり大盤解説の棋士に。

 

地元での期待も大きく、ファンの思いを背に

大きく羽ばたいでいってもらいたいです。