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今日の文字は

 

 

 

西山朋佳女流三冠(29)が「棋士編入試験」挑戦の条件を満たし

「棋士編入試験」を受けることになりました。

 

女流棋士は男性棋士とは別の規定で「女流棋士」になります。

しかし、初めから女性は「女流棋士」にしかなれないわけでは

ありません。

 

男性と同じように奨励会に入り、三段まで昇段し

三段リーグを勝ち抜けば「棋士」になれます。

 

西山さんは奨励会に入会し、2015年12月より

三段となり2016年前期より三段リーグに参加。

(奇しくも2016年前期の最終戦で藤井聡太さんは西山さんに

勝利し、三段リーグ一期抜けをはたす)

 

西山さんも2019年後期の三段リーグで14勝4敗で一位となるが

他にも谷合廣紀さん、服部慎一郎さんが14勝4敗で前期の成績により

谷合、服部が四段へ、西山さんは次点となる。

 

その後、思ったような成績が残せず

2021年4月1日、奨励会の年齢制限26歳を前にして

奨励会を退会。

 

三段リーグにいる時から女流棋士として活躍。

現在、三冠(白玲、女王、女流王将)

タイトル獲得通算16期。

 

女流タイトルホルダーには公式棋戦に出場の機会があり

そこで10勝以上し、その時の勝率が「0.650以上」の

条件を満たせば「棋士編入試験」の資格を得ます。

 

2022年に福間香奈(旧姓里見)女流五冠が「棋士編入試験」に

挑戦するも、叶わずその難しさを世間に知らしめる結果となった。

 

試験は棋士番号が新しい順の5人の棋士と対局して

3勝すれば合格。

 

対局棋士は

棋士番号342 高橋佑二郎四段(24)、341 山川泰熈四段(25)

340 上野裕寿四段(21)、339 宮嶋健太四段(24)

338 柵木幹太四段(26)

 

ぜひぜひ、新しい道を切り開いていただきたいと思います。