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今日の文字は
1日の「ABEMAトーナメント2024」は
予選Dリーグ 第一試合
チーム稲葉
稲葉陽八段(35)、藤本渚五段(18)、上野裕寿四段(20)
チーム佐々木
佐々木勇気八段(29)、伊藤匠七段(21)、久保利明九段(48)
稲葉八段が井上慶太九段門下の二人の弟弟子を連れて登場。
この二人、昨年度の新人王戦決勝を戦った仲でもある若手強豪です。
ルールは持ち時間5分、一手指したら5秒追加のフィッシャールール。
一人につき最大3回まで出場可能。
決着までにメンバー全員が最低1回は出場すること。
先に5勝したチームが勝ちです。
1局目 上野四段 対 伊藤七段
伊藤七段の先手、戦型は「角換わり」
ABEMAトーナメント初出場の上野四段は
伊藤七段の「先手角換わり」を堂々と受け、中盤以降盤面を
良くしてゆき、そのまま154手までで勝ち切り
ABEMAトーナメント初勝利をあげました。
チーム稲葉 1勝目です。
2局目 上野四段 対 佐々木八段
上野四段の先手、戦型は佐々木八段の「一手損角換わり」
チーム稲葉の恒例、「勝ったら連投」に従って上野四段再び登場。
上野四段大奮闘しましたが、最後は佐々木八段がうまく
仕留めました、134手までで佐々木八段の勝利。
チーム佐々木も1勝目です。
チーム名「リーダー頑張ります!」の通りリーダー頑張って
タイに戻しました。
3局目 藤本五段 対 久保九段
久保九段の先手、戦型は久保九段の「三間飛車」
大熱戦の末130手までで藤本五段が勝利しました。
チーム稲葉、2勝目です。
4局目 藤本五段 対 佐々木八段
藤本五段の先手、戦型は藤本五段「矢倉」 佐々木八段「雁木」
藤本五段、チームのルールに従って連投
藤本五段がリードを守り切って89手で勝利しました。
チーム稲葉 3勝目です。
5局目 稲葉八段 対 伊藤七段
伊藤七段の先手、戦型は稲葉八段の「中飛車」
二転三転する難しい将棋を制したのは稲葉八段
212手までで勝利。
チーム稲葉 4勝目です。
6局目 稲葉八段 対 久保九段
稲葉八段の先手、戦型は久保九段の「三間飛車」で「相穴熊」
終盤、将棋AIの評価値が稲葉八段99%まで行きましたが
最後の最後で久保九段の執念の粘りが稲葉八段の「頓死」
(自らの指手によって自玉に詰みがある状態にしていまうこと)を
生み稲葉八段3分を残しながらも無念の敗北。
144手までで久保九段が勝利しました。
チーム佐々木 2勝目です。
7局目 藤本五段 対 伊藤七段
伊藤七段の先手、戦型は「相矢倉」
終わったと思っていた伊藤七段、久保九段が繋いだ望みを
どうしても繋げたい。
藤本五段が積極的に攻めていきましたが、伊藤七段が的確に
対応して103手までで勝利しました。
チーム佐々木 3勝目です。
8局目 上野四段 対 久保九段
上野四段の先手、戦型は久保九段の「三間飛車」に
上野四段は「左美濃」で対抗。
上野四段、久保九段の粘りに苦戦しましたが見事157手までで
勝利し、チーム5勝目をあげ
チーム稲葉を勝利に導きました。
途中、稲葉八段らしからぬ「頓死」事件がありましたが
二人の後輩がしっかりフォローしました。
次局はチーム稲葉、1位通過をかけて「エントリーチーム」と
対戦します。
次週(6月8日)は
予選Aリーグ 第二試合
チーム渡辺 対 チーム中村 です。