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今日の文字は

 

 

 

27日に「ABEMAトーナメント2024」の

ドラフト会議が配信されました。

 

タイトル保持者、23年度A級棋士の11名のリーダーが

ドラフトにより2名のチームメンバーを選びます。

 

〇藤井聡太竜王名人(21)

羽生善治九段(53)、青嶋未来六段(29)

 

羽生九段は稲葉陽八段、中村太地八段との競合になり

藤井竜王名人がクジで引当ました。

 

これでABEMAトーナメント団体戦第1回時(2020)に実現しなかった

ABEMATVの藤田晋社長の構想した「ドーリムチーム」が実現しました。

(この時は藤田社長が羽生リーダーの代わりにクジを引き

永瀬拓矢二冠(当時)に藤井聡太七段(当時)を持っていかれてしまいました

そして、藤井七段がトーナメント途中から藤井二冠となり

永瀬チームの不動のメンバー増田康弘六段(当時)と共に優勝)

 

もう一人のメンバーに注目が集まりましたが、青嶋六段を

選択したことで今年のテーマは「チェス」

 

羽生九段、青嶋六段共にチェス界でも活躍、海外大会にも

出場しています。

 

藤井竜王名人も一時趣味に「詰めチェス」をあげており

「いよいよチェス界に進出か」とファンをざわつかせています。

 

 

〇渡辺明九段(39)

山崎隆之八段(43)、岡部玲央四段(25)

 

渡辺九段は一人目に伊藤匠七段(21)を選択するも

佐々木勇気八段と競合となりクジで外れる。

次に佐々木大地七段を選択するも、またも中村太地八段と

競合になり又もクジで外れる。

 

結果的に渡辺九段、山崎八段に若手の岡部四段が加わった

このチーム、チーム動画や控室映像も楽しみです。

 

 

〇広瀬章人九段(36)

黒沢怜生六段(32)、杉本和陽五段(32)

 

 

〇佐藤天彦九段(35)

斎藤明日斗五段(25)、山本博志五段(27)

 

うち一人は「指名して下さいと強くアピール」されたそうで

さて、どちらでしょう。

 

 

〇豊島将之九段(33)

糸谷哲郎八段(35)、大石直嗣七段(34)

 

これは糸谷八段が主導権を握りそうなチーム

チーム動画、厳しいものにならなければいいのですが(笑)

 

 

〇永瀬拓矢九段(31)

増田康弘七段(現八段)(26)、森内俊之九段(53)

 

不動のメンバー増田七段に加えて地域対抗戦でも

同じチームだった森内九段を。

 

 

〇中村太地八段(35)

佐々木大地七段(28)、渡辺和史六段(29)

 

一人目に過去に選んでもらっている羽生九段を選択するも

藤井竜王名人、稲葉陽八段と競合になりクジで外れ

佐々木大地七段を指名するも、又もや渡辺九段と競合

しかし、今度はクジを引当ました。

 

 

〇稲葉陽八段(35)

藤本渚四段(現五段)(18)、上野裕寿四段(20)

 

一人目に羽生九段選択するもクジで外れて

藤本渚四段を選択。

 

藤本四段と上野四段は井上慶太九段門下の同門で

23年度の新人王戦決勝三番勝負で戦った仲(上野四段優勝)

共に、若手有望株です。

 

 

〇菅井竜也八段(31)

佐藤康光九段(54)、丸山忠久九段(53)

 

二人目で久保利明九段(48)を選択しましたが

佐々木勇気八段と競合になりクジに外れてしまいました。

 

康光九段と丸山九段は共に羽生世代棋士で丸山九段は

23年度銀河戦決勝で藤井竜王名人に勝ち優勝しました。

 

 

〇佐々木勇気八段(29)

伊藤匠七段(21)、久保利明九段(48)

 

一人目の伊藤七段は渡辺九段と、二人目の久保九段は菅井八段と

競合しましたがどちらもクジで引当てました。

 

ドラフト前のインタビューで話していた通り、若手有望格と言うか

先日、藤井叡王に勝った強豪棋士の伊藤七段と振り飛車党の久保九段を獲得。

 

 

〇斎藤慎太郎八段(30)

高見泰地七段(30)、三枚堂達也七段(30)

 

「自分と共通点がある棋士を」の公約通り三人共同い年でした。

 

これで11組33人の出場棋士が決まりました。

次週はもう一組の「エントリーチーム」の3人のメンバーが

決まります。

 

エントリーした棋士が勝ち抜き戦で戦って出場権を獲得します。