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今日のブラタモリは「飛騨」

お題は「アゲアゲの飛騨! そのヒミツは?」

 

始まりは高山市の「古い町並み」から

 

高山は年間400万人が訪れる岐阜県を代表する観光地。

 

しかし、平安時代に書かれた「延喜式」には

「飛騨は下の国」と書かれています。

 

それは飛騨は平地が少なく米の収穫量が少ないため。

 

そんな高山に城を建てた人物がいます。

戦国武将の金森長近。

 

江戸時代には1万2千人が住んだ城下町に。

第一次アゲアゲ期です。

 

彼が作った城下町を確認。

タモリさんたちが居た「古い町並み」は町人の町。

坂を登ったところが武士の町。

 

この武士の町、舌状台地と呼ばれる地形の上にあります。

 

実はこの地、米の収穫量だけでは3万8千石ですが

実質は10万石。

 

何が高山を潤していたのか、その秘密を探るために

車で1時間ほど離れた神岡町に。

 

そこの河原の石の中からヘデンベルグ輝石を発見。

 

鉄を含んだ岩で深いところでできて隆起したもの。

この岩があるということは他の鉱物も浅いところにあるということ。

 

江戸時代には銀と鉛が主流。

 

明治になると亜鉛に。

 

この神岡鉱山も昭和後半になると公害問題や

安い外国製品に押されて衰退。

 

神岡町といえば2度のノーベル賞を生んだ

「スーパーカミオカンデ」のあるところ。

 

タモリさんたちは特別に許可をもらって

施設の中へ。

 

坑道を2キロほど車で進み

なぜ「カミオカンデ」がここに作られたかの

秘密に迫ります。

 

坑内の壁になっているのは飛騨片麻岩。

この岩はコンクリートの5倍の硬さ。

 

この硬い岩ができた訳は約2億5千年前に

形成された超大陸パンゲア大陸ができる過程で

大陸同士がぶつかった場所が現在の飛騨。

 

その時の巨大な圧力で圧縮されてできたもの。

 

いよいよメインの装置があるところに。

この部屋の下に高さ42メートル、直径39.3mの

「スーパーカミオカンデ」が。

 

タモリさんたちは機械を付けて

バーチャル映像で。

 

そこには1万個の光電子増倍管が。

 

この装置で宇宙から飛来している素粒子「ニュートリノ」を検出。

「ニュートリノ」は地球を通り抜けてしまいます。

もちろん私たちも。

 

そこでこの硬い岩の中地下1000mにこの装置を作り

他の飛来するものの影響を避け、水5tの中で

1日30個ほどのニュートリノを検出。

 

タモリさん、ニュートリノ検出の意義を

研究者の方に問い

 

宇宙はビックバンから始まり

その時、物質と反物質が生まれたといわれ

この二つは消える時もペア―で消えるといわれています。

 

そうすると何も残らなくなってしまいます。

しかし、現に星や私達は存在します。

 

ニュートリノがその謎を解くカギを握っているのかもしれないのです

と、説明を受け

 

興奮気味に「やっと、アゲアゲになりました」

 

現在、その効率を上げるため2027年のめどに

世界の研究者から注目されている

10倍の規模の「ハイパーカミオカンデ」を制作。

 

未来もアゲアゲに。

 

タモリさん今回の飛騨の感想を聞かれ

「(過去、現在、未来)時代を駆け抜けた感じです」

 

私も「カミオカンデ」や「ニュートリノ」、今まで余りよくわかっていませんでしたが

今日でよくわかりました照れ

 

12日に亡くなられたニュートリノ観察でノーベル賞を取られた

小柴昌俊さんのご冥福をお祈り申し上げます。

 

 

 

 

 

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