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今日の文字は

 

 

 

 

 

 

 

今日の藤井聡太七段の対局は

「王位戦七番勝負 第一局一日目」

 

只今、並行して戦っている棋聖戦は一日制なので

藤井七段にとって二日制はこの王位戦が初めてです。

 

コロナの影響で棋聖戦が将棋会館の開催となったため

 

全国を廻るタイトル戦も初めてです。

 

王位戦の第一局は愛知県と決まっているため

愛知県豊橋市での対局となりました。

 

実は藤井七段は2016年7月に愛知県犬山市で行われた

王位戦第一局を師匠の杉本昌隆八段の配慮で感想戦を

対局場の片隅で見学しています。

 

その時の王位は羽生善治王位、挑戦者は木村一基当時八段。

 

初めて身近に接したタイトル戦に

「いつか自分もこんなところで対局してみたい」という思いを

東海テレビが制作した「藤井聡太14才」というドキュメンタリーの中で語っています。

 

奇しくも、その時の挑戦者の木村一基さんが現在の王位であり

藤井七段の挑戦を受けてたちます。

 

そして、もう一つ貴重な写真が6月30日付の中日新聞に載りました。

 

「モバイル前夜祭」で以前犬山市で行われた王位戦の控室に

伺った、と語っていましたが

 

その時控室で一緒に検討したのが、立会人であった師匠石田和男九段に

ついてきた佐々木勇気当時五段。

 

二人が盤を挟んで検討している写真です。

 

 

今日の対局会場は愛知県豊橋市の「ホテルアークリッシュ豊橋」

結婚式場のチャペルのイスを片付け畳を十畳敷き対局場に。

 

藤井七段は夏らしい涼やかな着物で颯爽と登場。

 

9時より持ち時間各8時間で藤井七段の先手で開始。

 

最初に駒を並べる時、思わず駒を掴み損なう場面もあり

やはり藤井七段でも緊張するのかと微笑ましかったですが

 

対局が始まればいつも通り

 

早い展開で盤面が進み、15時30分ごろには

AIの評価値が61%(藤井七段)39%(木村王位)となり

一日目で終わってしまう勢いに。

 

しかし流石にそんなことにはならず、そこからどちらも

時間を使ってしっくりと。

 

18時木村王位が封じ手を書きました。

 

今日の藤井七段は全てが初づくしで対局以外は

少しぎこちなかったですが

 

立会人の谷川浩司九段に見守られながら

一日目を終えました。

 

 

 

 

 

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控室で