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今日の文字は

 

(Kichijoji)

 

23日の「ブラタモリ」は東京・吉祥寺。

テーマは「なぜ人は吉祥寺に住みたくなるのか?」。

 

今日は住みたい街№1に何度もなっている吉祥寺の成り立ちから

人気の街になった要素を探っていきます。

 

「吉祥寺」という名前の由来ですが、「吉祥寺」というお寺は存在するのですが

「吉祥寺」にはありません。

 

現在、東京都文京区本駒込三丁目にあります。

 

「吉祥寺」が「吉祥寺」という名前になったのは、江戸時代の「明暦の大火」で

吉祥寺の門前町が燃えてしまいました。

 

江戸幕府がこの門前町の人々を移住させたのが、現在の「吉祥寺」。

幕府は以前の地に大名屋敷を建てたいため、幕府の土地を代替え地に。

 

移住した人々は、「吉祥寺」を慕ってこの村の名を「吉祥寺」と。

 

タモリさんたちは、まずJR吉祥寺駅から300mの「井之頭公園」に。

 

正式名称「井之頭恩賜公園」。

ここにある井之頭池は豊かな湧水があり、神田川はここを

源としています。

 

また、神田上水はここから水を引き江戸の町の水瓶となって

いたそうです。

 

井之頭池には橋がかかり中の島にある「井之頭弁財天」は江戸時代から

信仰の対象として人々が集まり賑わっていたそうです。

 

近年は水質が悪化したため、2014年1月から2年ごとに水を抜き

水質改善に努め、透明度を取り戻したそうです。

 

タモリさんが最初から気になっていた道が斜めに走っている。

それは、吉祥寺駅から見て

 

この道の拠点は江戸へと続く五日市街道。

 

五日市街道沿いに短冊状に広がる道は、江戸時代に移住者たちに

与えた土地、一軒あた間口36m長さ1,140m。

 

街道沿いに住所を建て大半の土地は耕作用。

 

タモリさんたちは歩いてその長さを実感。

 

明治32年に今のJR中央線の前身甲武鉄道の駅ができて

交通の便利がよくなる。

 

駅は本来、五日市街道との接点にできるはずでしたが

近隣住民が反対。

 

そのため、寺社の領地であった今の場所に。

 

その後、関東大震災の被災者の人達も移住。

 

大きな公園、駅の周りには商業施設が集まっており

また、昔ながらの細い通りには商店街も残っていて

独自の雰囲気をもつ街に。

 

井之頭公園があったので、現在の場所に駅ができたのでは

なかったという意外な事実も知ることができた回でした。

 

 

 

 

 

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