エルムステークス
1着 ペリエール
2着 ロードクロンヌ
3着 ミッキーヌチバナ
馬場 稍重
馬場は稍重での開催でした。金曜日に降った雨が土曜日にも残った感じの馬場。内外はフラットで見ています。
ペース M
千七だからペースの判定が難しいけど、前半100mを抜いた5F目までのラップが48,0で、後半の4Fが48.5なので0.5秒の前傾ラップとなる。前傾0.5程度であれば坂無しコースでもあるのでミドルラップと言えるかなと。
有利 特になし
有利な項目が思いつかないんですよね。枠もフラット、ペースによる前後の有利も無し、コース形態でも無さそうなので有利は特になしで。
1着 ペリエール
3歳時にはユニコーンステークスを勝った馬でしたが、最近は後ろの位置取りから巻き返せない競馬が続き、着順はやや失速気味でした。しかし、前走の大沼ステークスを勝ったことから、今回はやや人気になっていました。今回の競馬は道中5番手での追走から4コーナーで仕掛けて先行馬を交わし、2馬身半差の勝利。東京ダートマイルを好む馬が好走しやすいコースではあり、稍重のダートコースというのもプラスに働いたかなという気がしますが、着差が付いたレースではあったので普通に強かったですね。
2着 ロードクロンヌ
去年の札幌では未勝利戦のダートを走っていた馬ですが、1年後には重賞で1番人気とはすごいですね。ダートでは条件戦無敗でその後の重賞2戦でも馬券内という戦績で今回を迎えました。ですが今回も2着惜敗。今回は適性の差が大きく出たかなという気がします。なので、勝ち馬に負けたのは致し方なしといったところなのかなと思います。
3着 ミッキーヌチバナ
この馬は10番人気でしたが、ここまで売れない馬ではないかなと。私は、去年のアンタレスステークスを勝った競馬が強かったと思ったし、近走も悲観するほど負けていないという所で評価はしていました。今回は後方からの競馬、少々ズブい面を見せながらも3コーナー内から進出、4コーナーで皐月賞のドゥラメンテ並みの膨らみ方で他馬を妨害することにはなったものの短い直線で追い込んで3着という内容。私は普通に走れば上位に来るとは思っていたので、まあ納得ではありました。
◎ペイシャエスは5着。道中最後方は離されすぎだよ。
CBC賞
1着 インビンシブルパパ
2着 ジューンブレア
3着 シュトラウス
馬場 良 内
雨という話ではなかったのですか?日曜は一日中雨のはずですが、天候は曇り、馬場状態は良。これで馬券が当たるわけが無いですね。このレースのタイムが1:07.4とそこそこですが、この前の2歳未勝利芝千六で1:33.2というのは速すぎるので、馬場としてはかなり速い馬場であったのかなと。枠は内が有利。
ペース S
前半が34.0、後半が33.4ということで0.6秒の後傾ラップ。前半に下り坂、後半に上り坂があることを踏まえればスローペースと言えるでしょう。
有利 超前
展開で超前。逃げ馬に上がり33.4を使われたら後ろの馬は太刀打ちできないですね。
1着 インビンシブルパパ
この馬は条件戦ではダートを使って勝ちあがってきた馬ですが、前走の函館SSから芝に転向。これを4着としてからここを使ってきた馬ですが、今回見事優勝。前走は前半32.5秒の高速ラップでしたが今回は34.0と落ち着いた競馬になって、そこまで競る事もなくハナに立てたというのが勝因でしょうね。展開的にはかなり有利だったと思うので、あまり評価できる競馬ではないですね。
2着 ジューンブレア
臨戦過程としては中山千二で条件戦2連勝の後、前走の函館SSで2着。調子の良さも相まって人気になっていた馬ですが、今回も2着。しかし展開的にしょうがないのかなと。馬郡の中で手綱を抑える場面もありスムーズさを欠きながらの進行でありながら、上がり33.0を使えるというのは強いと思ったし、走り方があまり胴が上下しない走法なので坂は強いだろうなと思いました。
3着 シュトラウス
前走はエプソムカップ13着からの臨戦。過去にはマイルも走っていましたが今回の千二というのは初になります。2歳時から気性に難がありかかり癖がある馬で、前走でもスタートから気合をつける程度の促し加減でかかり気味に先頭に行ってしまうくらいかかる馬だったので、陣営は短いところを使うという決断をしたと思います。今回は割と遅めの流れにもかかわらず道中は後方2頭目に落ち着き、行きたい面はありながらもGOサインを待っている感じが見受けられたので、これはかなりの成長かなと思いました。そこから大外回して上がり32.6を使って3着ですから、初の千二でかなりいいパフォーマンスだったのかなと思いました。
◎カルチャーデイは5着。見当違いの馬場だったけどまずまず良かったかな。
レパードステークス
1着 ドンインザムード
2着 ルヴァンユニベール
3着 ヒルノハンブルグ
馬場 不良 超内 超前
馬場は不良でしたか。中京よりも雨が激しくなりそうではあったので、不良として予想することも選択肢にはあったんですけど、ちょっとチキったか。馬場は内の方が走りやすそうです。水溜まりが無い方が速いと思うので、スタートから水溜まりがあった5枠より外はかなりきつそう。直線で後方から差して来れる馬場ではないし、内にいても前の馬の砂被りならぬ泥被りがあるので超前としました。
ペース M
前半4Fが48.7、後半4Fが49.2で0.5秒の前傾ラップ。この程度だったらミドルペースで良さそう。
有利 超内 超前
有利は馬場のところで書いた通り、超内と超前。結果論だけど血統ではナスルーラ持ちがワンツースリーだったから、ナスルーラってこういう不良馬場は良いのかもしれないね。
1着 ドンインザムード
4月のUAEダービーで3着の実績がある馬だが、前走の条件戦での6着が評価を下げて今回は5番人気。しかし前走は時計のかかる馬場での競馬だったので、スピード寄りの血統であるこの馬が得意なところではなかったのかなと。今回は展開がかなり向いたことはありますが、直線の追い比べでしっかり勝ち切ったのは良かったかなと思います。
2着 ルヴァンユニベール
前走は2勝クラス、前が速い競馬の5番手追走で展開が悪い中での2着でした。今回は2番枠ということで枠での有利はありましたが、道中は最内7番手追走。向こう正面で少し促して3コーナーでは中の4番手、泥をかぶりながらの進出で直線でも伸びて2着ということで、そこまで有利な立ち回りではなかったので、馬場適正が高かったのかなという印象を受けました。
3着 ヒルノハンブルグ
前走はユニコーンステークスで5着、差しが届く馬場で向こう正面で先頭という競馬でした。重賞で展開不利5着と見れば、メンバーが緩くなる今回で巻き返しというのは予想できたのかな。今回もスタートから気合をつけて道中は2番手追走。3コーナーで勝ち馬に被されるものの、コーナーワークで直線先頭。しかし、2頭に交わされ3着という内容でした。特殊馬場+展開有利ではあったので評価は控えめ。
◎ルグランヴァンは14着、○トリポリタニアは12着と酷い結果。馬場予想が合わずで大敗です。