てんとう虫会 -ヴォーヌ・ロマネ飲み比べ-
てんとう虫会に参加してきました。今回のテーマは「ヴォーヌ・ロマネのみ比べ」。
ということで、赤はヴォーヌ・ロマネ縛りのラインナップになりました(1本例外あり)。
泡と白も、大変魅力的なワインが揃いました。
今回の参加メンバーは、ゲストのカヌレさん 、Noirさん、I貝さん、JO Eさ ん 、
自分の5名。まずはシャンパーニュで乾杯です。
ドゥ・スーザ キュヴェ3A アイ・アヴィーズ・アンボネイ。フレッシュなんだけど
しっかりコクが感じられる上質なシャンパーニュ。凡百のRMとは一線を画する
味わいです。ちなみに、アイ=ヴァレ・ド・ラ・マルヌ、アヴィーズ=コート・デ・ブラン、
アンボネイ=モンターニュ・ド・ランス地区のグランクリュです。
「アスパラのムース」下にはコンソメゼリーが隠れています。美味しい(^^)
フランソワ・ミクルスキーのムルソー・ジュヴヴリエール1999。ミクルスキーの
旧ラベルはじめて飲みました。色調は黄金色。ほんの少し古酒のニュアンスが
入っていましたけど、気にならないレベル。たおやかで丸みを帯びた味わい深い
ジュヌヴリエールでした。いいワインです。
「サーモンのカルパッチョ」。今回のワインのラインナップだと、あわせるのは
3Aですね!コクのあるシュワシュワと相性ぴったり。
「海老マヨサラダ」。こちらはジュヌヴリエールとあわせました。う~ん、
幸せマリアージュ。
ダニエル・リオンのヴォーヌ・ロマネ1erレ・ボーモン2006。好きな味です。
華やかさや色気はありませんが、出汁系旨みが効いています。北田社長が推す
(特に2006)のもわかります(^^)。うちのセラーにもダニエル・リオンのクロ・ヴジョ
06とニュイサン76があるのであけるのが楽しみです。
フランソワ・ラマルシュのヴォーヌ・ロマネ1erレ・マルコンソール2006。
トーン高めの赤系果実。出だしはちょっと硬かったけど、だんだん開いてきました。
今飲んでも美味しいけど、ポテンシャルが十分残っているのでもう少し待って
飲んでもよさそう。ラマルシュ、今注目している造り手の一つです。
ルモワスネのヴォーヌ・ロマネ1erレ・スショ1997。綺麗な熟成を遂げたピノ・
ノワール。赤系果実、紅茶、梅、腐葉土、樽の香り。スショにしてはちょっと
小ぶりのようにも感じられましたけど、ヴォーヌ・ロマネの華やかさ、高貴さは
健在でした。飲み頃。ルモワスネの当主ラベルは存在感があっていいですね。
「ラザニア」最近のレジーナさんの定番。ブル赤にピッタリ(^O^)
マルタン・ノブレのエシェゾー1991。他に比べて少し酸が強めでしたけど、
ブルゴーニュ好きなら問題ないレベル。きりっとした旨みが感じられ、美味しいが
故についついグラスを重ねてしまいます。マルタン・ノブレ、いい造り手です。
エチケットも渋くて好きです(^^)
これだけモレです。リッシー・エ・オーギュスト・リニエのクロ・ド・ラ・ロッシュ2004。
マルタン・ノブレとは対象的で酸控えめ。ややジャミーで果実味リッチ系。リニエは
何を飲んでも(良い意味で)ジャミーですね。オリヴィエ・ジュアン然り、ユドロ・バイエ
然り、最近はモダンな造りが多いですね。