趣味之海~視界良好!~ -2ページ目

安定したおもしろさ スーパーマリオギャラクシー(Wii)

本日発売のスーパーマリオギャラクシー。

Wiiを持っているゲーマーの方々は楽しみにしていたんではないかと思います。

かくいう私も非常に楽しみな一本でした。

とりあえず、エンディングまで進めましたので雑感を。


マリオ64の再来と言ったらいいのでしょうか?

もちろん、マリオ64→サンシャインと積み重ねてきたものがあっての今作なのでしょうが

随所にみれられるマリオアクションの楽しさ。アスレチックの数々に

歴史と洗練されてきた何かを感じました。


物語の進み方もサンシャインより、マリオ64に近い感じ。

ギャラクシー(ステージ)でスターを集め、

集めたスターを使って新しいギャラクシーを開放して先に進む。

もちろん要所、要所にクッパステージが配置され・・という形。


まどろっこしい説明よりも、

「マリオ64とほとんど同じ進め方だよ。」

と言ったほうがわかり易いかもしれない。


遊んでいて、だれないような気配りが非常によくできていて、

イベントの配置がとてもうまい。さすがという印象です。

極力、連続して同じステージをやらせないというか、

過去にクリアしたステージに興味を惹かせるうまさというべきか。

いろんなものをうまく使ってる結果がこれなんでしょう。


その一例はクリア後にも。

エンディングを見終わって、次に電源を入れたときに

あんな言葉で誘われたら、正直やめどころがわかんないです。


「スケールがでかすぎるんじゃないのか?」

「あの小さな星の集合したステージしかないんでしょ?」

という声を多々聞きますが、そんなことはありません。

・・いや、スケールは確かにでかいですが、ステージに関しては問題なし。

マリオ64にも色々なステージがあったように今作もそれは同じ。心配無用です。


ここまでマリオ64を引き合いに出しまくってますが

要はマリオ64が好きな方なら心配するだけ損ですよ。という話です。


今まで3Dアクションのマリオに触れたことが無いという方も

入門用にちょいどいいかもしれません。


難易度はマリオ64、サンシャインと比較すると全体的に若干下がっていますが

丁度よい難易度なのではないでしょうか。

めちゃくちゃリトライしたというステージもなければ

簡単すぎるなぁというステージも無かったように感じます。


まあ、それでも難しいと感じる方は2Pのアシストプレイをお試しあれ。


買おうか悩んでる方、ぜひ買ってみてください。

これから買うという方、Wiiリモコンの電池の予備は用意しておいてください。

そんな言葉が出てきてしまうほど今作は良かったです。

小さな王様と約束の国 ファイナルファンタジー クリスタル・クロニクル続報

Wiiウェア開始(2008年3月)と同時に1500Wiiポイントで提供開始とのこと。

スクエニのホームページにディザーサイトがあるので気になる方はチェックを。

ちなみにファミ通のホームページにスクリーンショットが上がっているので

雰囲気をつかみたい方はコチラへ↓

http://www.famitsu.com/game/news/1211082_1124.html


うむ。これが1500円で遊べるとは、なかなかいい時代になったものだ。


そういや、同じく本日発表されたモンハン3はPS3用として発表していたものだそうで

PS3の発売予定からはモンハン3が消えることになるそうです。


・・・なかなか、やりおるなカプコン。

任天堂カンファレンス2007秋

本日、任天堂の今後の予定などを発表するカンファレンスが行われました。

大きいことから小さいことまで色々発表されましたが

とりあえず、まとめてみました。


【Wii関連】

・モンスターハンター3(トライ)発売決定

・スマッシュブラザーズX 1月24日発売決定&ソニック参戦決定

・WiiFit 12月1日発売決定 バランスボード同梱で値段は8,800円

・Wii用新作ソフトダウンロードサービス「Wiiウェア」が2008年3月より開始

・Wiiウェア用タイトル「ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル 小さな王様と約束の国」発表

・Wiiウェア用タイトル「Wii Joysound」発表。カラオケソフトです。ちなみに提供元はハドソン。

・「ポケモン牧場」(Wiiウェア用ソフト?)発表


今回のサプライズはモンスターハンターのナンバリングが登場すること。

PS3で発売予定になってたのはどうすんだろ?あれはナンバリングじゃなかったのか?


続いて個人的にも非常に楽しみなスマブラX。

ファンの間でこっそり噂されていたソニックが見事に参戦決定。

私的には他社キャラはこれで打ち止めがいいんじゃなかろうかと思う。

残念なのが発売が若干だが延期されること。そんなに大幅な延期ではないのが救いです。

PS3の値下げに、スマブラ抜きの任天堂。年末商戦がどうなるか楽しみになってきました。


WiiFitは期待してますが、バランスボード同梱といっても8,800円という値段がどうでるか。

う~ん、ちょっと先が読めないですね。


そしてWiiウェアの情報がついに解禁。

これでなつかしのゲームをダウンロードするだけでなく新作の体験版なども期待ができます。

驚いたのが、意外と大きなタイトルを持ってきたこと。

パズルゲームなどの簡単なゲームの配信になるのだろうと思っていたのですが

まさか「ファイナルファンタジー クリスタルクロニクル」を持ってくるとは。

ちなみゲームの内容はもちろん新作。ジャンルは「国つくりRPG」ということで

シムシティー系か?非常に楽しみです。
他にもカラオケボックスと同じことが家庭でもできてしまうソフトや

ドクターマリオ(どうなるんだろ?3Dになるのか?)なども配信決定。


そして、「ポケモン牧場」発表です。Wiiウェア用のタイトルなのかな?

これは、自分のダイヤ/パールのソフトから好きなポケモンをWii上の牧場に送り

育成ができるソフトのようです。写真をとって友達に送信したりも可能。

実は結構、楽しみな私。ついに自慢のルンパッパの写真が撮れる日がきたか。


【DS関連】

・Wii経由でDSステーションと同じサービスを家庭でできるように。

・ファイアーエムブレムDSなど新作タイトル多数発表


DS関連は少なめ。

ただ、「DSステーションと同じサービスが家庭で」というのは結構大きなニュース。

何かの追加データをもらいにわざわざ外に行かなくてもよくなる。

これで恥をしのんでヨーカドーに向かう日々ともオサラバか。

キングダムハーツ新作 画面公開

キングダムハーツシリーズの新作の画像が数点公開されました。

現在明かされている点


・新作は複数開発中

・機種も複数で開発中

・その中にリメイクは1本もない


今回公開された画面はPS3やXBOX360などではなさそう。

発売されるころのことを考えるとPS2は考えにくい。

プレイヤーの層とのマッチを考えるとWiiか。

PSPという線も捨てられない。


いずれにせよ、今週末のゲームショウでもうちょっと何かわかるでしょう。

あなたはどう見た? CRISIS CORE FF7(PSP)

先週発売され、予想通りの好調な売り上げを出しているPSP用ソフト「CCFF7」。

私も購入し、先日クリアをしたが、

率直な意見を述べると「プレイヤーのFF7への思い入れ」の差によって

評価が真っ二つに割れそうなゲームだなと感じた。


というのは、やはりストーリー重視のゲームであるという点がでかい。


当然、購入者の大半は過去にFF7をプレイしたことがある人間だろうし

FF7ACやら最近のコンピレーションを通してFF7熱が燃えてきた方々であろうことは想像しやすい。

なので、今作の購入動機も恐らくはゲーム部分への期待値より

FF7の過去の出来事が知りたいというシナリオへの期待値のほうが大きい方々が多かったであろう。

かくいう私も ゲーム部分 < シナリオ部分 といった感じの期待値であった。


・・が、シナリオだけでプレイヤーのモチベーションを引っ張れるほどゲームは甘くない。

少なくとも私は今作ではそう痛感させられました。


今作はFF7の流れを組んでいるだけあって

イベントシーン→ゲームシーンの繰り返しというRPGの文法的な部分は崩していない。

つまり、先の展開を知りたければゲーム部分をクリアしていかなくてはならない。


しかし、今作のゲーム部分は私の中の及第点に至っていない。

どうも戦闘に対する自分の気持ちが盛り上がってこなかった気がする。

それは戦闘システム的な問題よりも、むしろ成長システムに難があったのではないか?


今作では戦闘中に画面の隅でスロットが回り続けていて

そのスロットのそろった目によって主人公ザックスのレベルが上がったり

装備している魔法や技のレベルがあがったりする。

恐らく、内部では細かくレベルが上がる条件などを設定していることと思うが

それが画面で見えない以上、レベルが上がるのは運なのかな?と思ってしまう。

つまり自分の努力と関係ないじゃないかという思いになってしまう。


RPGは戦闘に対して「やりたい」とプレイヤーが思わなければ

ゲームとして終わりを意味するぐらい重要な要素。


「あと経験値いくつでレベルが上がるのか」

「それじゃ後どれくらい戦闘すればレベルが上がるな」


「あと何回戦闘すればあのアイテムが買えるかな?」


等の戦闘への動機がなければプレイヤーのモチベーションはあがらない。

結果、戦闘が次のイベントを見るためのただの障害(に見える)ようになってしまい

ゲーム部分が作業の域を脱することができていなかった気がする。


「勝てないぐらい強い敵が現れたらミッションに挑戦して鍛えよう」

とか言われても、ミッションは結局ただの戦闘集となっていて、どうも指が動かなかった。

ミッションはヒマなときにでも細々と遊ぶかぐらいの気持ち。


しかし、これはあくまで私の感じたこと。

私はFF7はいいゲームだし好きなゲームだが、熱狂的になるほど強い思い入れはない。

これが、熱狂的な方々にとっては今作の見方は私と大きく変わると思う。

要はシナリオに関しては文句なくいいできなのだということ。


あのキャラクターのあれにはあんなエピソードがあった。

あれがこうなって後々につながるのか。などなど、FF7が好きな方にはたまらないシナリオとなっていた。

シナリオがいいだけに、「シナリオがいいからこのゲームは神」とか

そういうふざけた評価になってしまわないかちょっと心配ではある。


最後に、いくらシナリオ重視のゲームだからといってイベントスキップができない仕様はいかがなものか?

強いボスと再戦するたびに見せられるイベントシーンは正直ウンザリ。


感想を書くたびにいろんなゲームに物申しているが、

プレイヤーの立場にたった作りがプレイヤーにストレスを感じさせない一番の方法だと思う。

マリオギャラクシー(Wii)発売日決定

今冬の任天堂でスマブラと並び大注目の1本

スーパーマリオギャラクシー(Wii)の発売日が11月1日に決定しました。


今作は名作「スーパーマリオ64」の流れをくんだ3Dアクションゲームです。

マリオサンシャインが、ポンプを使ったやや破天荒なアクションを採用したのに対し

こちらはマリオ64ベースの普通のマリオアクションとなっています。


ただし、舞台が宇宙ということで、フィールドが球体をしていることや

星と星の間に重力の概念が存在するなど、アクション以外での変化を加えているのが特徴です。


昨年のWii体験会で触った感触がすこぶる良かったことや、

宮本専務自身が久々に本格ディレクションを行うことなど、

私が買わない理由が存在しない。非常に楽しみです。

9月発売注目のゲーム

・クライシス・コア FINAL FANTASY VII(PSP) 9月13日発売

FF7本編の過去を描く作品。主役はザックス。

アクション:RPG=7:3ぐらいのゲーム。

キングダムハーツほどの自由度はないが、コテコテのRPGくささもない。

体験レポートが過去ログにあるので、気になる方は読んでほしい。


そろそろ出しすぎな感もでてきたFF7。

コンピレーションの終わりを提示してもいいころあいかもしれない。


・ポケモン 不思議なダンジョン闇の救助隊/時の救助隊(NDS) 9月13日

FFに興味がない方にはコチラがオススメ。

自分自身がポケモンになってしまうのは前作同様。

今作では新たにギルドが登場し、そこに登録するところから物語が始まる。

前作はシナリオなどがなかなかの高評価。

今作も前作同様の高評価を受けることができるか?

注目です。


・ぼくとシムのまち(Wii) 9月27日

シムシティがついにWiiに登場。

といっても中身はコミカルなタッチで描かれた作品。

自分のMiiが使えたらおもしろそうだった。

ドラゴンクエスト9(NDS) 発売延期

大方の予想通り、ドラクエ9の発売が延期となりました。


発売予定は2008年内ということですが

ドラクエ4~6のリメイクが控えていることを考えると

スムーズに行っても発売は来年の秋から冬が妥当じゃないかと思われます。


ドラクエ8は大方できてから世間に公表したため延期はありませんでしたが、

その前のドラクエ7の延期はすさまじかったと記憶してます。

今回の延期は、ドラクエ9のクオリティアップのため仕方のないこととはいえ

発表してしまったために楽しみにしてたユーザーは多い。


ドラクエに限った話ではないですが、延期は

そういう楽しみにしていた方々を裏切ってしまう行為であるということ、

それの謝罪の意味もこめて作り手はもっといいものを作らねばならなくなるということです。

いわば自分で自分のハードルを上げる行為。


わかってることと思いますが、

レベルファイブ、堀井雄二氏にはますます頑張ってほしいです。

ゲームへの考え方

英語翻訳の任天堂 宮本茂専務のインタビュー記事を読んだ。

話の内容は今年のE3で発表や状況報告がされた

マリオギャラクシーや、WiiFit、さらには暴力的なゲームまで展開は広かった。

暴力的なゲームについて宮本専務自らが語ったのはあんまり記憶にない。

気になる方は読んでみてはいかがだろうか?

任天堂宮本茂専務が語るゲームの新しい発想


宮本専務には非常に申し訳ないが、

私が一番おもしろいと感じたのは最後のページにある読者コメント。

日本人である私は日本人の意見、考え方を目にする機会は多いが

国外の方々がどういう考えを抱いているのかを知る機会は少ない。


今回の記事には

日本人と同じように新作に思いを馳せる方や

宮本氏のインタビューを読んで自分の意見を展開する方など

色々な意見が見られた。

けれど、基本的には日本人も海外の方も

ゲームについて思うことは変わらないようだ。


違いといえば、日本よりも深刻な問題となている

暴力的なゲームについての意見が若干多いと感じたぐらいだろうか。

こういうお国柄ともいえる意見の力の入れ具合の違いなどは

今回のような記事でもない限り目にする可能性は低い。


ワールドワイドな意見を閲覧できる場がもっと増えればおもしろいなと感じた。


おまけ

ドラクエを用いて、凄くわかりやすくゲーム市場の移り変わりの説明をしている記事発見。

こちらも気になる方は目を通しておいて損はなし。

ドラクエ9を遊んでもらう為にしていること

八月はこれ一本! FFCC Ring of Fate(NDS)

「八月発売注目のゲーム」という記事をまとめようとしたとき

今月の弾数の少なさに驚いた。

例年の夏はもうちょっと色々出てた気がするが・・。

もちろん、全然でないわけではない。

フォーエバーブルー(Wii)や、ワイルドアームズXF(PSP)、

ドンキーコングジャングルクライマー(NDS)など

注目すべきタイトルも多々見られる。


しかし、今月はどう考えてもこれを押すしかないだろう。


そう「ファイナルファンタジークリスタルクロニクル Ring of Fate(NDS)」だ。

発売予定日は8月23日と来週には発売されるゲームとなる。


今作は以前GCで発売されたFFCCの正統な進化版。

アクションはより多彩に、フィールドはより自由に、シナリオはより重厚になったことが特徴的。

DSということで、グラフィック面ではGC版には勝てないが

ゲームそのものはグンとおもしろくなった印象を受けた。


唯一気になっていた

マルチプレイとシングルプレイがモードでわけられている点も

二つのモードは無関係ではなく、冒険の途中で作成した装備品を

マルチプレイ用のキャラに装備させたりできるなどリンクはしていくようだ。


この装備品の組み合わせで、

自キャラにオリジナリティを持たせることができるようになった要素もいい。

前作ではカラーバリエーションが4種あったぐらいで

自分オリジナルのキャラという感覚は若干薄かった。

全体的に前作の不満点をこれでもかと解消している作りは非常に好印象。

新たな不満点が噴出する可能性もあるが

それを差し引いても現時点で非常に「買い」な1本。


後に控えているWii版FFCCは完全一人用ということなので

みんなでワイワイやりたい人はDS版を買うべし。