こんにちは 碓井です!

 

 

先日からお伝えしている多頭飼育崩壊のお話です。

 

前回までのお話

 

 
 
この現場の残り22匹の猫さんの手術が無事に終わったそうです。
 
 
これでこの現場の未手術の猫さんはあと2匹さんのみ。
痩せすぎて体調悪い2匹ちゃんだけ、体調が整い次第の手術になります。
 
 
 
 
捕獲運搬を頑張って下さったボラさん達、お掃除を頑張って下さった皆さん。
そして手術に大きなご協力をくださった、大阪猫の会さんもありがとうございました!
 
 
22頭なんて数字でいうのは簡単ですが
これだけの頭数の猫さんを運搬するだけでも本当に大変ですチーン
 
 
多頭崩壊現場1つにどれだけ沢山の資金や人手が必要か・・
本当に出来るだけ早く未然に防げる事を願わずにいられないです。




この現場に入っているボラさんにお伺いしましたが
半分くらいに分けて1回目2回目と手術を行った訳ですが
 
手術をしたグループと、未手術のグループを分けて過ごさせていると
手術済のグループは本当に見違えるほど穏やかになっていて喧嘩もなく
 
未手術組は目がギラギラしていて気が立っている状態で
明らかに手術済と未手術では猫さんの精神状態が違っているのを実感したとおっしゃっていました。
 
これを伺って
やはり、家猫さん外猫さんどちらでも手術が大事なんですよ。
それを本当にもっと届けないといけないなと思いました。
 
 
発情期の鳴き声、オス同士の喧嘩、マーキングやスプレー、繁殖などの負のスパイラル。
それは手術で防ぐ以外にないのです。
またメス猫さんの場合は早い手術で乳がんの予防にもなります。
手術をせずにいるメリットは人間にも猫さんにもないと思います。
 
 
 
多頭崩壊の現場において
1番先にしないといけない全頭の手術。


7月19日に1回目の手術で20匹、
8月9日に2回目の手術で22匹、

大阪猫の会さんと、応援して下さった皆さん
そして、現場で頑張って下さったボラさんのおかげで
 
42頭もの猫さんが速やかに手術されて
やっとこれから状態を整えていく段階に入っていきます。
里親さん探しも進めていく事になります。


それと・・1回目の手術の時は
ご飯が足りない状態で痩せている子ばかりだったのですが
 
支援して下さった皆さんのおかげで
2回目の手術に向かった子達は体重も増えていて
運搬も重くなったそうですデレデレ
 
それに体力がついて元気になって捕獲も大変だったそうです。
ボラさんは大変だけど、
猫さんが幸せになっていくのはやっぱり嬉しいですよね~ラブ
 
 
 
 
 
 
「デブではないニャよ・・」
 
ウインク「はい~ 健康になったって事ですね~!」
 
 
 
 
 
 
 




無事に手術を終えて
 




ここからやっとスタートになります。
猫さん達と飼い主さんの新しい生活が始まりそうです。
 

ボラさんは、この環境を守って
猫さん達がちゃんと健康に生きていけるように見守っていかれます。
里親さんも落ち着いた状態でじっくり探していける様にしていきたいと考えています。
 
 
その中で、、
大きな問題が起きています。
 
 
 
飼い主さん、入院中のご主人が自宅に帰るにあたって
 
市や包括や保健所の方から指導が入り
大病を患い退院する患者さんが住める環境ではないと判断されています。
 
そもそもそれがきっかけで発覚というか
ボラさんにヘルプが来たのですが・・。


施設に入るにも資金がいるので家を解体して
土地を売らなければならないと飼い主さんからボラさんに連絡が入りました。

そんな事になったら猫達はどうなるのか?という事を聞くと
保健所からは連れて来て貰えたらすぐに殺処分するのではなく
里親探しを先にしますと言ってくれているとの事。
 
でも・・皆さんは期限内に里親さんが見つからなかったらどうなるか?
知ってますよね。
期限内に42頭もの猫さんの里親さんが見つかるでしょうか・・
また、42頭がいくということは
既に保健所にいて里親さんが見つからなかったら殺処分される猫さん達に
里親さんを見つけるチャンスを減らしてしまう事だとも思います。
 

ボラさんは猫さん達の家を守るため、
急いで包括、病院に掛け合い話をなさいました。
 

市の言い分では、
あまりにも不衛生な環境なので退院してもそこに返せないとのこと。

それだったら環境を整えたらご主人も家に帰れるし
家も取り壊しされないで猫達の家を守れる!
だったらお掃除するしかない!

そういう事もあり、ボラさん達が一生懸命お掃除なさいました。
 
なのですが・・・ 
長年猫の糞尿で朽ちた畳やマーキングだらけの壁では限界があり・・。


もうこれは廃棄とリフォームはしないとどうしても無理な所まで来ているそうです。

それを知った、内装のお仕事をされているボランティアさんが
リフォームする際の見積もりを出して下さいました。


廃材を少しご寄付くださったりお費用を抑えても、20万円はかかるそうです。
(格安ですよね>< 材料費と職人さんの給料だけかなと思います)


このお費用を何とか捻出する為に
今はこの現場に入ってるボラさん達が頑張っておられます。
 



「ここにいて大丈夫かニャ~」
 
おねがい「大丈夫になるように みんなで協力するよ!」
 
 
 
 
 
 
私の個人的な意見をお話したいのですが
 
ここまでになった、こんな状況になった
その事を周りが尻拭いする事、
私は本当には腑に落ちないところがあるのです。
 
この飼い主さんを可哀想だと思うかと言われたら
批判を承知で言いますが、全然可哀想とは思わないです。
 
 
 
でもですよ、
猫さんには本当に何も罪がなくて、猫さんは本当に可哀想です。
 
猫さん達が手術されて優しい顔つきになっているのをみて
また、清潔な環境で寛いでいるのを見て
 
本当に本当に良かったなと思いますし
どの段階であっても助けを求めた人には
こうして協力していく心は必要なんだなと感じてます。
 
 
猫さん達が地獄の様な状況から救われて心から良かったと思いますし
それをして下さったボラさん達には感謝しかないです。

やっと環境が整って
やっとこれから生活が出来る状態になれたのに
 
また人間の都合でお家がなくなって
保健所にいくなんて・・


人間の引き起こした問題で
猫さんの命が振り回されてしまうのはやっぱり許せないです。
 

多頭崩壊においては
色々な事をすごく考えるので、外猫さんの事のように
はっきりスッパリと自分の意見をまとめられなくて
 
納得はいかないけど猫さんは助けたい。
というのが私の気持ちではあります。
 
 
とにかく、この場所で猫さん達が生きていきながら
素晴らしい里親さんを探す方向に進めてあげたい。
 
 
 
そして長いですがもう1点
一般的な多くの多頭崩壊の場合は
強制退去の時に発覚が多いので
 
ある意味、元の飼い主さんは何も責任取らず
ボラさんが慌てて猫さん全頭の行き場を確保して・・となる事もよくあります。
 
でも、今回は
その場所で猫さんを引き続ききちんと見ていきながら
ゆっくり里親さんを探せる状況であること
 
猫さんの手術や掃除の為に
どれだけの人が尽力したかが飼い主さんにはわかったはずで
 
これから手術済とはいえ44頭の猫さんのお世話はしていくわけで
(ボラさんのサポートはありますが)
 
その中で本当に考えていかれる事もあるでしょうし
猫さんの適切な飼育も理解して
これからはきっと猫さんを大切にしてくださるはず。
 
この様な期待も込めて。
 
また、そのために尽力して下さっているボラさんの力にもなりたい。
ただただそれを考えて
 
私も引き続きブログを通じて応援していきたいと思ってます。




↓ボラさんからのメッセージです。

~~~~~
リフォームの件について
厚かましいお願いなのは承知しております。
しかし、今後も猫達を見守って下さり
温かいご支援ご寄付をお寄せ頂ければと切に願っております。
~~~~~
 
 
もしお気持ち寄せて下さる人がおられたら
是非応援してあげてください。
 

寄付金送金先
池田泉州銀行 藤井寺支店 普通 3068738 トクヒ)レイワサクラネコマザーヘレン 

お問い合わせ 支援物資送り先 お掃除お手伝いなど
電話 072-951-5424  平日 10時半から21時 対応

583-0027 大阪府藤井寺市岡2-8-37 Aコーン内 NPO法人 令和さくら猫マザーヘレン

必要としているものは・・

★猫の砂(固まるタイプ、おから、紙砂 )
★ペットシーツ(ワイド)
★爪とぎ、フード、チュールなど

 
 
 
 

 

 

最後まで読んで下さってありがとうございました!

 

今日が皆さんにとって猫さんにとって

そして私にとっても素敵な1日になりますように♪

 

何とかここの現場の猫さん達が幸せな日々に迎えますように。

 

 

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