現在中学2年の息子。

1学期に、高校の見学会があった。

来年度やってくる息子の受験について、
福岡市の高校事情について無知なため、
とりあえず近場の高校3つへ見学に行ってきた。




約30年前に私が通った、地元宮城県にある田舎の公立高校は、
幼稚園、小、中、高校と、エスカレーター式のように、ほぼほぼ顔馴染みばかりのノンビリした学校だった。

その高校の倍率は定員割れで、
入試でなんと、数学が0点で入った生徒もいたという💧
どんなレベルか安易にご想像できるでしょう。
滑り止めで私立を受けた同級生は、知る限りではいない。

そんな地元の高校の現在は、少子化の一途でクラス数が減り、
近隣の公立高校は合併して数が減っている様子。





田舎とは雲泥の差であるこちら福岡市は、人口も多いのでおのずと高校の数も多い。
時代も県も異なるので、私の高校時代とは別物と考えた方がいいのかもしれない。

少子化だし昔より入りやすいのかも?!と勝手な想像してたけど、
どうやらそうでもないらしい。
(ほんと勝手だわ)

福岡県はいまだに、学区によって受験できる高校が限られている。

多くが公立と私立を受験するらしく、公立一校だけ受けるという生徒はほぼいないらしい。
(そんなことも知らなかった私。。汗)





そして、3年間の内申点の重要性。
息子はクラスで目立つタイプではなく、成績がいい訳ではない。

塾へも行ってない息子は来年の受験競争をどう乗りきるか。
受験まではまだ1年半あるが、おそらくあっという間にやってくると思うので今から少しずつ準備をしていこうと思う。
そう思わせたきっかけが高校見学会。

私が無知では息子がかわいそう。
無知は罪。
あとで後悔しないよう、また多少後悔があったとしても息子がじっくり考えた選択ならと、
動くべき事をしたからこそ今ここにいるんだと思えるようにしたい。

学力だけではなく、様々な視点から考えて学校を選択できるよう、
また情報の防備録としておこうと思う。





◼️私立A高校・・・
家から徒歩圏内。
まだ新しい校舎。とにかく設備が素晴らしい!
廊下まで冷暖房完備。
図書館にはほぼ全国の大学の赤本があり、受験対策が手厚い様子。

附属の大学に限らず、全国のさまざまな大学への前年度入学校リストが貼ってあった。
東大、京大、各医学部への進学も多数いたが、マンモス校なのでそれなりなのかな。

ふと、ここで気付く。
こちらはどこかしらの大学への進学するための高校なのか?!
短大や専門学校、就職者はいない?!
一通り進学リストを見たが専門学校の名前はなかった。
息子次第だが、必ずしも大学進学とは考えてない我が家。



◼️公立B高校・・・
電車で数駅。駅からも近い。
私立を見学した直後だからか、校舎や設備がかなり古く感じる。
部活動数が30近くあり、掛け持ちOK。
進学率100%とのこと。
短大、専門学校への進学は、少数だがいた。



◼️公立C高校・・・
電車でも自転車でも近い。
公立にしては築浅で立派な校舎。
各教室の設備も整っている。
グラウンドが広く、体育で男子生徒達がのびのびサッカーをしていた。
広さはB高校の2倍くらいあるんじゃなかろうか。

英語にかなり力をいれており、毎朝英会話セッションがある。
英語があるからか、朝課外がない。






いずれの学校も教頭先生だったり、事務の方だったり、
我が校に誇りを持って諸々説明してくださった。

福岡県の高校は「朝課外」という、福岡独特の朝の自習勉強がある。
他県の人からすると少し特殊に感じるかもしれない。
福岡の高校生達は登校時間がえらい早く、多元の高校生よりも1時間くらい早いんじゃなかろうか。
毎日の事だし、そしてお弁当を作るお母さん達も大変。

学食なども食べたがどこの学校も申し分ない。

修学旅行などは、いずれの学校もコロナ前は海外だったが、コロナ禍となり国内となった様子。
その辺は今後もコロナの状況によると思うが。
ま、修学旅行はどこへ行っても楽しいよね。




無知な親にとって、見学会は学びの機会となり、とてもありがたかった。
もっと他の学校の情報も知りたい、見学してみたいのが本音だが、
受験する学校を選択するにあたり、学力以外の決め手は何なのか??
これは私よりも息子に興味を持たせなければ始まらない。
通うのは私ではなく、息子なのだから。



受講してる進研ゼミのオンラインセミナーも時々参加し始めたので、
まわりに振り回されないで我が家のペースで情報収集に努めていこうと思う。






勉学はそこそこに、バスケ部でマネージャーをしたりバイトもして、とにかく高校生活が楽しくて仕方なかった私
息子も充実したスクールライフを送ってほしい
ただそれだけ









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