福岡ネタ、まだ続きます。

お暇な方は、お付き合い下さい。




10年も住めば、九州の言葉もたいていは理解できるようになるというもの。

習うより、慣れろ。

2才だった息子は、福岡へ住んで1ヶ月後には博多弁が出た。
さすが、子供の吸収力は、スポンジ並み。
たしか初めて息子が言った博多弁は、自宅廊下にて
「転びよったぁ(笑)」
だったかな。
なんだかちょっと感動したのを覚えてる。



方言で、意味不明だったのは、
上司が言った、
「かべはっちょる」

???

何かの名前かと思ったら、 
壁を這ってる(トカゲが)
という意味でしたww

他に、大牟田(おおむた)あたりの人が使う
「ぎゃん」
very、ヤバイ、とかの意味だけど、
「ぎゃん!」
とだけ言い放つ人がいて驚きww。

お、おもしろい。。




こちらでは、保育士さんも学校の先生も博多弁や出身地の話し方が多い。
方言だと一気に親しみが湧くから不思議。

福岡県内でも北九州や大牟田あたりになるとけっこう違いが出てきて、
同じ九州でも他県では更に違いがある。

ちなみに、福岡県人に、九州をひとくくりにする表現はいけないらしいですよ。
福岡市と、北九州市を一緒にする表現もNGです。
東北をひとくくりにするのと同じで、例えば仙台人が青森とまとめられても、と考えればわかります。
青森の人にしてみても、仙台と同じくくりと思われても困りますね。
私も、東北出身なんですと言えば、必ず、
仙台ですか?と言われます。
気にしないけど。
というか、こちらでは、仙台くらいしか知らなれてないのかも?!ww




そして、福岡には、
会話の中でチクリといやみ?を言う風習?があるようだし(京都のよう?!)、
博多にわかという、会話の中で二つの言葉をかけたり、オチを言って話をまとめる文化ある。

お笑いの文化が無い東北で生まれ育ったので、
そういう文化にふれると、やはり西日本の方が明るくて陽気な気性の人が多いんだなと感じる。

東北の真面目一徹な実家で、
お笑いの雰囲気といえば、父の寒いダジャレくらいだったからww、
私自身がお笑いの面白さや、笑いに助けられるとか知ったのは社会人になってからなのでありました。




◼️いまだによくわからない博多弁

「今からくるけん」
自分が行くのに、くるけん、と言う。

「~があってる」
~がある。行われている。
「合ってる」、ではない。

「せからしい」「しゃーしい」
の区別がよくわからない。
ウザイ、などの意味。
私は使わないが、時々聞くけどニュアンスがよくわからない。
あまり聞かないためわからないままなのかも?!



ご年配の方々はまあまあコテコテな博多弁だけど、
自分と同世代以降はそこまでじゃないので、会話に困ることはほぼありません。

こちらに慣れると、関東の人の喋り方が気取ってるように感じるの、わかります(笑)

地方の言葉、面白いですね。
10年もの間、言葉や文化の違いを楽しんでいる自分がいます。。



忘れつつある事もあるようで、
過去の自分はもっといろいろと感じてるようでした。