
このところ、ちょこちょこ地震がある福岡。
2016年の熊本地震の時は、福岡市は震度5強が2回と余震が少し続いたが、以降はぱったりと落ち着いている。
2011年から毎日、地震観測サイトを眺めるのが日課となっている。
毎日、日本中のあちらこちらが揺れている。
有感地震は稀な福岡市。
なにせ有感地震のあったあとは、震度2くらいでも後日まで話題にのぼるほどである。
東北や関東に住んでいる人達からしたら、揺れた範囲に入らないであろう(笑)
2005年に福岡西方沖地震があった。
震源地は警固(けご)断層なのだが、どうやら断層の上の方(地図上では海)しか動かなかった?!らしい。
昨夜あった地震も震源地は警固断層のようだ。
まだ動いていない下部の断層が活動し始めたのではないかと不安になってくる。
前震(P波)はなく、直下の急な揺れだった。
ちなみに警固断層を調べると、
福岡市の荒津(博多港)→警固→高宮通り→春日市や大宰府付近まで伸びており、福岡市の中心部を南下する。
高宮通りを境に東西の地盤が全く異なり、揺れ具合もだいぶ違うようだ。
荒津にはオイルセンターがあり、新日本石油、九州石油などのオイルタンクがあるが、
巨大地震が起こればどうなるかは想像に難くない。
東北の太平洋沿岸部で生まれ育った私は、子供の頃から地震は身近だった。
少し大きい地震があったあとは、津波に備えてランドセルを背負ってすぐ裏山に避難させられた。
2011年も東京にいて、毎日の地震(余震)の恐怖とウンザリ感を乗り越えた。
いいかげん怖がっていては子供を守れないと、地震を受け入れ、精神的にかなり強くなる事ができた。
2011年の教訓で、なんだか用心と備えが趣味化している。
我が家では常に水と食料をローリング備蓄し、断水した時のためのトイレ用水道水もペットボトル10本備蓄、寝室にヘルメットも置いてある。
(練習で夕べも地震の後にヘルメットをかぶってみた(笑))
避難リュックの中にマスクが30枚あって、今大いに役立っている。
備蓄のおかげで、今回のコロナ騒動でもマスクやティッシュは今の所まだあり、
食料もいつでも引きこもり上等!(笑)、
冷静に生活することができている。
そして普段から子供には、一人でいる時に地震が起きたら、火事が起きたら、、、などを話題に出している。
水害はほぼほぼ予測できるが、地震は不可能。
災害大国日本に住む以上、不安なら備えは必要。
自分一人ならまだしも、子供がいる今の暮らしでは、常に備えて生活する次第である。
くるかこないかわからない令和の福岡警固断層大地震に備え、
日々ユルくも気を抜かないで観察し、今日も備える次第であります。